震災から10年の石巻でつくる「幸福」を願う写真展と写真集をつくりたい

震災から10年。苦しみを減らしたり、悲しみを無かったことにはできないけれど、きっと喜びを増やすことはできる。あれから石巻に居着いてしまった写真家とご近所さんとがチームになって写真展を開き、1年後に写真集をつくります。

現在の支援総額

3,515,000

117%

目標金額は3,000,000円

支援者数

322

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/03/05に募集を開始し、 322人の支援により 3,515,000円の資金を集め、 2021/04/30に募集を終了しました

震災から10年の石巻でつくる「幸福」を願う写真展と写真集をつくりたい

現在の支援総額

3,515,000

117%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数322

このプロジェクトは、2021/03/05に募集を開始し、 322人の支援により 3,515,000円の資金を集め、 2021/04/30に募集を終了しました

震災から10年。苦しみを減らしたり、悲しみを無かったことにはできないけれど、きっと喜びを増やすことはできる。あれから石巻に居着いてしまった写真家とご近所さんとがチームになって写真展を開き、1年後に写真集をつくります。

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※この記事は note で更新中の内容を転載したものです写真展から1ヶ月が経ちました開花がめちゃくちゃ早かった東北の桜もあっという間に散ってしまい『10年の幸福写真』の写真展から1ヶ月が過ぎてしまいました。「写真展終わって何してるの?」ってこないだ聞かれたんですが、普通に撮影のお仕事をしたり、打ち合わせしたり、近所のご当地スーパー「あいのや」さんに買い物行って夕飯をつくったり、お客さんが来たら美味しいコーヒー入れたり、友達の漁師のところに浜にメカブ買いに行ったりと通常営業は再開しております。写真展期間中は久々に昼も夜も無いような数週間だったのでドッと疲れが出るかと思ったけれど案外、丈夫にできてるみたいで元気♪前日のロケハンで試し撮りの図通常営業の合間をぬって、出張「平井写真館」の打ち合わせや撮影がはじまってます。1年後に写真集になる。その為の重要な記念撮影です。まだ誰も見たことがない写真集に載る予定の写真たちが少しづつ姿をあらわしはじめました。(※本番の写真はまずは本人に無事ちゃんと渡せてからまた公開しようと思っていますので今回はありません)まずは親しい間柄のメンバーからの撮影依頼で、ドドドっと3件の撮影を終えました。ひとつ目は、「この街で10年」というお題だったので石巻が一望できる山に登っての撮影。黄砂のおかげでなんだか素晴らしい夕景の中での撮影になりました。石巻郊外を望む2つ目は3月末、時間が無いけど無いなりに事前準備万端にしてエイヤッ!って望む撮影。別れの時期ですからね。思い出深い場所と人。惜しみつつも新たな門出。暖かく見守るギャラリーの方々3つ目は、自然のタイミングとその場のヒラメキを逃してたまるかっ!という撮影。桜の開花に合わせてめっちゃ大急ぎで準備しつつ、なんとか雨が降る前日に撮了。桜満開、ギリギリ晴れてきた photo / takeshibuyaふぅ!!相当熱量込めて撮影させて貰うことができています。いつもは流れるように、呼吸するように、何気ない瞬間にシャッターを押すのが得意です。そんな僕的には、記念写真って結構苦手な部類だったんですよねぇ。実は。止まってるし。三脚使ったりするし(※三脚が使えない写真家なのです)しかも記念撮影ってちゃんと「記念」にならないとダメだと思うんですよね。5年後も10年後もその時の幸福感が蘇ってくるような。風の匂いや太陽の感覚まで蘇るような。だから写る人にとっての「記念になる」ってどういうことなんだろう?ってめちゃくちゃ頭を使って考えて事前準備しとかないとダメ。それと同時に、その場で巻き起こる身体的動きとか、感情や心の起伏もとらえてやらなくちゃいけない。きっとそういうことなんだと僕は思って撮影に挑んでるんだけど、いやこれほんとめっちゃムズいです。写真集の裏側はこんな感じでも、昔ステキな感覚を持っている先輩の女性から「けいすけの写真って止まってるのに動いてるよね。」って言われてすごく嬉しかったのを思い出しました。そのお陰で、自分が思うほどダメじゃない。いい線はいってるのかも?とも思ってはいます。土門拳は「仏像は走っている」って言ったけれど、きっと記念撮影って総合写真なんだなと。無理くり言葉にしてみると、みたいなことが大切なのかなと。まだ体に染み込んでないから慣れないけれど「止まってるけど動いてる」を意識しながら出張平井写真館で、ぜひあなたの記念写真を撮らせてください。どんな写真残そうか?って一緒にワクワクしながら作戦会議しましょう!まずは下記の申込みフォームから!!● #出張平井写真館 の申し込みフォームはこちら↓https://forms.gle/saPPygDuaN31MHH29こないだの地震で落ちちゃった外壁と愛車 photo / takeshibuya


みなさんこんばんは。東北の桜も葉桜になり、実行委員の海苔漁師メンバーもボチボチ漁期を終えそうなタイミングを見計らって「事務的なことも想いの部分もみんな顔を合わせて共有しておきたいね!」ということで幸福写真展のあと初の実行委員会ミーティングを開きました。この1ヶ月は、3.11のザワザワと写真展を終えて、身も心も少し落ち着きたいなぁという時期ではあったけれど、その間も出張『平井写真館』の撮影が3件、ホームページの更新(写真展バージョンから写真集バージョンへ)、写真集の編集会議のキックオフなどなど、オンラインとメッセージのやりとりばかりでバタバタと過ぎてしまっていました。こういうときに会って話ができるタイミングってめっちゃ貴重♪ 「これからどんな感じで何をするんだっけ?」みたいなことを、整理して見える化。顔を合わせて話ができるとストンと入ってくる気がします。コロナ禍になってリアルの場がより一層、大切な時間になったんじゃないかな?もちろんこうやって色分けしたとしても、担当っぽく書いてあるところも確定ではなく、どちらにしてもチームを行ったり来たりしながら補い合って混ざり合って進んでいくんですけどね♪同じ絵をイメージして一緒に描くために、分からないことを相談しながらクリアにして、気持ちを乗せて写真集の動きへシフトしていこう!って感じです♪写真集のイメージをふくらませるために、いろんな写真集や本や図鑑を持ち込んで実際に手にとってペラペラめくったり「こういう感じがいいね〜」とか「この本のつくりがおもしろい!」とか「袋とじあったらおもしろくない?」など自由にアイディアを出し合う時間は大いに盛り上がりました。だんだん調子が出て来て、これのパクリで「ズラとおっちゃん」やりたい!「海苔とおっさん」をやりたい!なんて話も飛び出したけれど....。(笑)そんな感じで、まだ見ぬ写真集に想いを馳せながら石巻の夜は更けていきました。引き続き一歩一歩進んでいきます!


2週間のボランティアでやってきたつもりが、石巻生活もあっという間に10年になってしまった、実行委員のゆきなです。いまでは漁師や魚屋と一緒にフィッシャーマン・ジャパンという漁業団体を立ち上げて、すっかり水産業の世界にハマってます。もちろん、フィッシャーマン・ジャパンの写真や動画の撮影はほとんどがけーすけさんのもの。船上でシャッターを切り、漁師の姿を写真に残すカメラマンでけーすけさんの右に出るものはいない!って思ってます。photo/高橋由季けーすけさんとはボランティアの頃に同じ団体で一緒に活動したのが出会いのはじまり。石巻にきてからできた兄ちゃん、姉ちゃんたちの中のひとりで、生意気な小娘だった頃から可愛がってもらっています。一緒に漁師さんの船に乗ったり、船に乗ったり、船に乗ったり、工場見学したり、商品撮影したり。どれも仕事っぽいけど、全力で楽しんでいるから素敵な写真と笑える思い出ばかり。撮影の合間に私にもカメラを向けてくれているおかげで、気づけば石巻にいる間のたくさんの瞬間を残してもらってます。けーすけさん、ありがとう。「10年の幸福写真」の写真展会場に飾られた3,400枚の写真は、記憶にあるものも、見覚えのあるものもたくさんあるだろうなと思ってはいたけれど、まさか自分の名前がついたアルバムがあるとは思ってなかったよね。恥ずかしいなーと思いつつも、軌跡を残してもらえていることはとっても嬉しかったな。もうすぐ写真展を開催して1ヶ月。自分たちでつくっていく写真展だからこそ、こうじゃなくちゃいけない!って決まっていることはなかったし、実行委員のああしたい!こうしたい!という思いが詰め込まれ、必然的に幸福が生まれる仕掛けの多い空間になったんだと思う。なんだかじーちゃんばーちゃんの家に親戚や知人が入れ替わり立ち替わりやってきて、それぞれが思いのままに、いい意味で好き勝手過ごしているような時間だったな。この10年間、けーすけさんとはこれまでに経験のないことも、「とりあえずやってみよ!やってみて考えよーよ」って一緒に挑戦というか、遊び心満載で楽しみながらやってきたから、実行委員会に関わらせてもらうのも「けーすけさん、なんか楽しそうなことやってるね。混ぜてよ〜!」って感じだった。ボランティア時代の仲間も、仲良くさせてもらっている海苔漁師も牡蠣漁師も実行委員メンバーに巻き込まれちゃってるから、これ絶対おもしろいはず!ってどこかで確信してたんだと思う。繁忙期真っ只中なのにも関わらず、漁師たちが想いを綴ってるので読んでほしい!けーすけさんが写真を撮る瞬間に何度も立ち会わせてもらってるし、写真に対する思いを色々聞かせてもらってきた。ひとりでも多くの人に思いを届けるためにけーすけさんの写真の力を存分に貸してもらってきたから、私にできることがあってこれまでの感謝の気持ちをほんのちょっとでもお返しできたらいいなとも思っているよ。私自身がけーすけさんの写真にパワーをもらったり、この瞬間を残してもらえてよかったなって思える1枚が数えきれないくらいたくさんあるしね。未だ写真展の興奮は覚めやらないのだけれど、震災から10回目の3月と、年度末年度始めの合間を潜り抜けたり、節目のタイミングはちゃんと掴みながら、平井写真館の撮影も写真集の準備も始まってます。すでに3回の撮影を終えた写真を見て、どんな写真集になるのか、どんな写真集できるのかって、ワクワクしかないし、やりたいことが多過ぎて時間がもっとたくさんあればいいのに!って日々もがいてますので、写真集にも乞うご期待です〜〜〜!※2011年6月25日 ゆきな@渡波支所前


実行委員のきみです♪石巻もだいぶ暖かくなってきました。春サイコー♡先日、満開になった桜の木の下で出張平井写真館の撮影をしてきました〜!集合時間より少し前に到着。簡単に打ち合わせをしながら朝ごはんを食べる。太陽さん顔出してくれるかな〜?今回のモデルさんは、実行委員長のりょうこさんをリーダーとする地元のお母さんたちと私を含めたイシノマキモノのメンバーです。普段、寄付して頂いた着物を使って活動しているので、着物も一緒に写したいよね〜♪モデルさんたちが集まってきました。ドキドキ♡イシノマキモノのメンバーはみんなお茶目で本当に楽しい!寝っ転がってみたり、着物を羽織って踊ってみせみせたり。周りのみんなはそれをみて笑う、この賑やかな雰囲気がたまらなく好き♡個人的には、撮影アシスタントとモデルさんを同時にやるのが初めてだったのでかなーり混乱しました!頭の中がパニックで全然楽しむことができなかった私は、完全にモデルさんモードに切り替えました。笑今後の目標は打ち合わせや服装&小物のアイデア出し、その場の雰囲気作りなどアシスタントとしてもっと頑張りたいな〜!(希望)まだまだ撮影は続きます!思いっきり楽しんでいくよ〜!photo by takeshibuya■イシノマキモノのみんなの様子はこちらからFacebookページ https://www.facebook.com/ishinomakimono■出張【平井写真館】撮影申込はこちらから写真集に載ることができる、あなたにとって特別な記念撮影になれたらいいな。 https://forms.gle/saPPygDuaN31MHH29


すんあい(親愛)なる平井慶祐さんへ桜咲く季節になり、すっかりワカメも固くなってきた今日この頃。お元気にされているでしょうか?思い返すとあなたと最初にあったのは忘れもしない、確か7年前の4月位?浜でいっしょにビーチクリーンをしようと「石巻海さくら」のメンバーとして来たあなたと出会いましたね。※2014年 石巻海さくらのビーチクリーンの後の集合写真当時のあなたの印象は、正直今だから言いますけど、うさんくさい髭男爵カメラマンでした。(笑)が!しかし!!その後、今まで誰も乗ったことないシラス(小女子漁)の船に乗って写真をとってみよう!!とか、たこ飯屋でap bank fesに出店したり商品開発をしたり、漁師を始めたばかりの私と、やった事ない試みに色々いっしょに挑戦してくれていました。気づけば今では僕、いやヤマブン水産には欠かせない髭カメラマンです!本当にあなたには色々教えてもらいました。特に自分自身が写真家という職業の人にあったことがなかったのでたくさん刺激を受けました。国内外で撮ったあなたの写真を見ると、平井慶祐の人となりを知っていくほどいつもシャッターの向こう側にあるエピソードに興味が惹かれています。震災後十年の3月に写真展をやりたいので、協力してほしいと渡波の海苔漁師 相澤さんから声をかけてもらいました。違う浜の私に声をかけてもらったことがとても嬉しかったです。今回の幸福の写真展という名前を聞いた時も、シャッターをきることと自分自身で決める幸福と共通する素晴らしいタイトルだと思い、よっしゃ是非いっしょに成功させたい!と思っていたのですが、牡蠣にワカメにと海の仕事が最盛期だったので中々協力できずにすいませんでした!(泣)※根っからのおだづもっこ(お調子者)ですが、写真展はいつものあなたらしい温かい雰囲気の素晴らしいものになり、相変わらずあなたの周りにはいつも素敵なメンバーがいるなぁと思いました。いつの間にかに手紙風で書くはずが魂胆と少しずれてきたようですが、クラファンのリターンである牡蠣と写真集セットはお任せください!しっかり育てて来年の発送時期には自慢の新鮮な牡蠣を送らせていただきます!そして最後に僕のようにあなたの写真やこのプロジェクトに惹かれる人が一人でも増えますようにと願いこの手紙を締めさせていただきます。ありがとうございました。m(__)mじゅん


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