写真展から1ヶ月が経ちました
開花がめちゃくちゃ早かった東北の桜もあっという間に散ってしまい『10年の幸福写真』の写真展から1ヶ月が過ぎてしまいました。
「写真展終わって何してるの?」ってこないだ聞かれたんですが、普通に撮影のお仕事をしたり、打ち合わせしたり、近所のご当地スーパー「あいのや」さんに買い物行って夕飯をつくったり、お客さんが来たら美味しいコーヒー入れたり、友達の漁師のところに浜にメカブ買いに行ったりと通常営業は再開しております。
写真展期間中は久々に昼も夜も無いような数週間だったのでドッと疲れが出るかと思ったけれど案外、丈夫にできてるみたいで元気♪
通常営業の合間をぬって、出張「平井写真館」の打ち合わせや撮影がはじまってます。1年後に写真集になる。その為の重要な記念撮影です。
まだ誰も見たことがない写真集に載る予定の写真たちが少しづつ姿をあらわしはじめました。(※本番の写真はまずは本人に無事ちゃんと渡せてからまた公開しようと思っていますので今回はありません)
まずは親しい間柄のメンバーからの撮影依頼で、ドドドっと3件の撮影を終えました。
ひとつ目は、「この街で10年」というお題だったので石巻が一望できる山に登っての撮影。黄砂のおかげでなんだか素晴らしい夕景の中での撮影になりました。
2つ目は3月末、時間が無いけど無いなりに事前準備万端にしてエイヤッ!って望む撮影。別れの時期ですからね。思い出深い場所と人。惜しみつつも新たな門出。
3つ目は、自然のタイミングとその場のヒラメキを逃してたまるかっ!という撮影。桜の開花に合わせてめっちゃ大急ぎで準備しつつ、なんとか雨が降る前日に撮了。
ふぅ!!相当熱量込めて撮影させて貰うことができています。
いつもは流れるように、呼吸するように、何気ない瞬間にシャッターを押すのが得意です。そんな僕的には、記念写真って結構苦手な部類だったんですよねぇ。実は。
止まってるし。
三脚使ったりするし
(※三脚が使えない写真家なのです)
しかも記念撮影ってちゃんと「記念」にならないとダメだと思うんですよね。5年後も10年後もその時の幸福感が蘇ってくるような。風の匂いや太陽の感覚まで蘇るような。
だから
写る人にとっての「記念になる」ってどういうことなんだろう?ってめちゃくちゃ頭を使って考えて事前準備しとかないとダメ。
それと同時に、その場で巻き起こる身体的動きとか、感情や心の起伏もとらえてやらなくちゃいけない。きっとそういうことなんだと僕は思って撮影に挑んでるんだけど、いやこれほんと
めっちゃムズいです。
でも、昔ステキな感覚を持っている先輩の女性から「けいすけの写真って止まってるのに動いてるよね。」って言われてすごく嬉しかったのを思い出しました。
そのお陰で、自分が思うほどダメじゃない。いい線はいってるのかも?とも思ってはいます。
土門拳は「仏像は走っている」って言ったけれど、きっと記念撮影って総合写真なんだなと。
無理くり言葉にしてみると、
みたいなことが大切なのかなと。
まだ体に染み込んでないから慣れないけれど「止まってるけど動いてる」を意識しながら出張平井写真館で、ぜひあなたの記念写真を撮らせてください。
どんな写真残そうか?
って一緒にワクワクしながら作戦会議しましょう!
まずは下記の申込みフォームから!!
● #出張平井写真館 の申し込みフォームはこちら↓
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