2021年3月27日企画
テーマ「終末期までの意思決定支援」に
多数ご参加いただきありがとうございました。
認知症に限らず
今までできていたことが
できなくなってきたとき、
本人の思い、家族の思い
そして関わる人たちそれぞれの立場での思い
揺れ動く中で
サポートする人はどういう風に
どんな気持ちや態度で向かい合えば
同じようなリズムになっていくのでしょうか?
ゲストスピーカーの皆さまの言葉の中から
少しですが抜粋してご紹介します。
「本人中心と言いながら、
自分の価値観や枠組みの中に
当てはめていないだろうか」
「専門職も、専門職としてではなく、
同じ人として関われば、関わりが変わってくる」
「お互いがぶつかり合い、出来てくる
いろんな形をしっかりと見ること」
「疑いをなくすのが安全、
疑いを受け入れるのが信頼」
「日常環境の地続きにある
認め合い、励み合い」
「専門職とか家族という分類をついついしてしまうんですけども
専門的技術や知識が、必要なときにパッと出せるかどうかだけ。
それを見極めつつ、ちゃんと寄り添うべき。
その人にとって本当にありがたい人・存在で
いられるのかということをいつも考えています。」
「私たちが帆を立てるわけではない。
一緒に乗組員としているわけだけども
ダメなときも、良いときも
必要なときに必要なものを出していく。
色んな価値観を持っていても
考え方にとらわれないで、脱ぎ着ができればいい。
その人の船にいつでも乗れますよという柔軟性が必要。」
「替えがないんですよ。この時しかないんですよ。
そこをやっぱり大事にしていきたいです。
『次のケースではもうちょっと考えれたらな』なんて
そんなんじゃないんですよ。
その人は一度きりなので。
そこを逃さないでいきたいなという風に思っています。」
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山川みやえ先生のチームの皆さまに
心からの敬意を表し感謝を申し上げます。