第3回は8月上旬から10月中旬の報告です。オリンピックを始めとする社会的なイベントが多かった時期の抑うつ度調査になります。また、9月の調査から新たに「個人的不公平感」「社会的不公平感」を計測しており、この点にもご注目ください。--------〈報告書より引用〉さらには、個人的不平感や社会的不公平感が高い人ほど、自己防衛や公衆協力のための行動を取らない傾向がありました。「コロナ対策として合理的であると推奨されている行動」を取らない・取れない人が、不公平感を高めがちなのか。それとも、不公平感が高くなると、「コロナ対策として合理的であると推奨されている行動」に非協力的になるのか。因果関係を特定することはできないものの、「コロナ対応のためのリソース提供」と「公平感の提供」のいずれもが、個人と公共の両面からも重要であるとは言えそうです。https://chikilab.theletter.jp/posts/e9439650-393c-11ec-ab7e-873c417be0b7
第2回7月分析結果はこちらからダウンロードできます。ぜひご一読くださいませ。https://www.sra-chiki-lab.com/app/download/11746340821/7%E6%9C%88%E7%B5%90%E6%9E%9C_20210816%E6%9C%80%E7%B5%82.pdf?t=1629257402
8月19日(木)荻上チキ が津田大介さんの 「ポリタスTV」 に出演し、社会抑うつ度調査についてお話しました。アーカイブはこちらからご覧いただけます。https://www.youtube.com/watch?v=lK-5GD9DIfk&t=1s[ポリタスTV テーマ]調査・広報で社会を変える|人々のストレスを観測することで自殺問題やメンタルケアへの対策・提言を行う「社会抑うつ度調査」について ゲスト:荻上チキ1. 調査・広報で社会を変える2. 人々のストレスを観測することで自殺問題やメンタルケアへの対策・提言を行う「社会抑うつ度調査」
日本国内で生活する人々の、「人生満足度」「社会抑うつ度」などを、定期的に観測し続ける社会抑うつ度調査。第2段の7月分調査のレポートを公開しました。全海との比較もできるようになり、継続の意味も感じられるレポートとなりました。今回はワクチン接種についての項目もあります。ご自身に当てはまったり、思い当たる節がたくさんあるのではないでしょうか。ぜひご一読くださいませ。-----[レポートより引用]ワクチンを「今後も摂取したくない」と答える人は、どういう人でしょうか。分析では、以下のような特徴が見いだせました。• 年齢が若いほどワクチンを接種したくない人が多かった。• 出身学校が大学・大学院の人、主観的社会経済的地位が高い人ほど、ワクチンを接種したくない人が少なかった。• 性格特性でみると、協調性の高い人ほどワクチンを接種したくない人が少なく、勤勉性・開放性(新しいことが好きで発想力がある性格特性)が高い人ほど多かった。−−−−−[第2回「社会抑うつ度調査」報告]https://chikilab.theletter.jp/posts/f2fa5a30-ffbf-11eb-97fc-ef0a243b0df5?fbclid=IwAR3-AcRaj8RzhVOqKi6-6BFESFcK3dND81a0ibVrR5kIJD9YAnO26WeSXM0調査報告は月に1度the letterというサービスを使ってお送り致します。リンクから見ていただくこともできますし、ご登録いただくと、登録メールアドレスにレポートが送られる仕組みになっているので、ご活用ください。
日本社会の、「人生満足度」「社会抑うつ度」などを定期的に観測し続ける「社会抑うつ度調査」 の報告書第一弾が完成しました!6月に実施したアンケート調査とその分析結果をまとめております。コロナとメンタルの関係、コロナ対策の実相も見えてきました。調査結果はこちらからご覧いただけます。報告資料は研究成果のページにまとめてあります。 今後も、「社会抑うつ度調査」は毎月継続していきます。行政の対策を吟味したり、日常の健康面を可視化していくため、有意義な調査にしていきたいと思います。ぜひ、応援の程、よろしくお願いします。●「社会抑うつ度調査」クラウドファンディング<自殺予防や災害時のメンタルケアの備えのために―「社会抑うつ度調査」をスタート>●チキラボのマンスリー会員も募集していますチキラボの活動支援のため寄付をする