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差別を受けて貧困生活を強いられているネパールの人たちを支援したい!

最も貧しい国の一つネパールで、「触れてはいけない人達」として差別を受け、狭く汚染されたエリアでの極貧生活を強いられている「ドゥーム」と呼ばれる人達。まともな仕事もなく、ほとんど現金収入を得られず極貧生活から抜け出せない彼らが現金収入を得るための手段として電動三輪タクシーを寄贈したいです。

現在の支援総額

40,000

10%

目標金額は400,000円

支援者数

8

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/08/08に募集を開始し、 2017/10/25に募集を終了しました

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差別を受けて貧困生活を強いられているネパールの人たちを支援したい!

現在の支援総額

40,000

10%達成

終了

目標金額400,000

支援者数8

このプロジェクトは、2017/08/08に募集を開始し、 2017/10/25に募集を終了しました

最も貧しい国の一つネパールで、「触れてはいけない人達」として差別を受け、狭く汚染されたエリアでの極貧生活を強いられている「ドゥーム」と呼ばれる人達。まともな仕事もなく、ほとんど現金収入を得られず極貧生活から抜け出せない彼らが現金収入を得るための手段として電動三輪タクシーを寄贈したいです。

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○はじめにご挨拶

 僕は日本に住むごく普通のサラリーマンで、12年前、あるネパール人と知り合い、彼から、「ドゥーム」についていろいろと話を聞き、「ドゥームの人達を救いたい!」という彼の熱い思いに共感し、今回のプロジェクトを開始することとなりました。

 世界で最も貧しい国の一つと言われる「ネパール」。国内第2の都市であるビラートナガル(Biratnagar)の中心部の、ごく限られたエリアに「ドゥーム」と呼ばれる人達が暮らしています。彼らは、カースト制という階級制度により、その最も下の序列に位置づけられ、不可触民(アンタッチャブル)として、手を触れることを避けられ、ひどい差別を受けてきました。現在ネパールではカースト制は廃止されていますが、いまだに差別を受け、そのせいで不自由な生活を強いられ続けています。彼らが住んでいるエリアは、他の住民と隔離されたような状態で、限られた狭いスペースでの生活を強いられています。水や土壌は汚染されており、衛生状態は非常に悪く、健康に影響を及ぼしています。


 
 《雨が降ると居住エリアに雨水と一緒に流れ込んでくる路上の大量のゴミ》

 
 《雨の度に流れ込んでくる水で地面はぐちゃぐちゃになり衛生状態は最悪》

○このプロジェクトで実現したいこと

 ドゥームの人達は、地域の人達から長年ひどい差別を受け、まともな仕事に就くことができないため、ほとんど現金収入を得られず、貧しい状況から抜け出せなくなっています。定期的にある程度の現金収入を得られるようになれば、少しずつでも生活を良い方向に変えていくことができ、将来に希望を持つことができるようになります。

 7月中旬、実際に現地に行き、彼らの現状を自分の目で見て、彼らと話し合いを持ち、彼らの声を聴いてきました。もし「Eリクシャー」という電動三輪タクシーがあれば、みんなで交代で走らせて、タクシーの仕事ができ、現金収入を得ることができるのに、彼らは言っていました。

 その彼らの夢を叶えるため、彼らにEリクシャー(電動三輪タクシー、電動トゥクトゥク)をプレゼントしたいと考えています。
 
 《Birratnagarの市民の足であるEリクシャー》

○プロジェクトをやろうと思った理由

 ネパール人の友人は、12年前、ドゥームの人達の現状を世界の人達に知ってもらおうと、ドキュメンタリー映画を作りました。残念ながら、その後、彼自身が困難な状況に陥り、この12年間、ドゥームの人達の支援をすることはできませんでした。しかしやっと彼自身が困難な状況を乗り越え、ドゥームの人達の支援に取り組める状況になり、友人が12年間持ち続けたドゥーム支援に対する熱い思いに共感し、僕も友人と一緒にドゥームの人達の支援をしたいと思いました。
 
 ドキュメンタリー映画「The DOOM(ドゥーム)」
 Directed Anish Koirala

○これまでの活動

 ・12年前、友人がドゥームに関するドキュメンタリー映画を制作。

 ・今年7月中旬、実際に現地に行き、彼らの生活を見てきました。
  
また、彼らとひざを突き合わせて、
  
どうなれば彼らの生活が良い方向に向かうのか、
  話し合いを
行ってきました。
  
  《現地を訪問し話し合いを行ったときの様子》

  
  《人間の家のすぐ隣に豚小屋がある不衛生な居住エリア》

  
  《雨の度に町中から汚れた水が流れ込み地面に水たまりができる》

▼資金の使い道

 彼らは、代々、し尿処理の仕事を手作業で行っていましたが、ある時、バキュームカーが登場し、彼らの仕事は完全に奪われてしまいました。彼らは、もう一度、し尿処理の仕事をするために、バキュームカーが欲しいと言いましたが、バキュームカーは1台で何百万円もします。それだけのお金は、我々にもどうすることもできないので、代替案としてどんなことが考えられるかを聞いたところ、三輪タクシーの仕事ならやっていけるという話でした。三輪タクシーの値段は1台数十万円ほどで、このくらいならなんとか集められる金額だと思い、三輪タクシーを彼らに1台寄贈しようと考えました。(彼らの希望は3台でしたが、そこまでのお金を集めることは困難で時間もかかるので、まずは1台寄贈し、その状況をみて、改めて検討しようと思っています。)

▼リターンについて

   3,000円 サンクスレターをEメールでお送り
   

   5,000円 上記+ビデオメッセージをEメールでお送り
   

  10,000円 上記+ハンドメイド竹細工
   

  30,000円 上記+三輪タクシーに名前を記載

 300,000円 上記+三輪タクシーの車両命名権

▼最後に

 今回の支援は、ほんの始まりにすぎません。彼らの人数からすると、たった1台の三輪タクシーでは、彼らの生活を大きく変えられるような収入は得られないと考えています。

 しかし、まず1歩先に踏み出してみなければ、事態は全く進展しないのも事実です。

 今回のご支援を受け、彼らが将来の夢を抱けるようになり、少しずつではありますが前向きに生活を改善していこうという意欲につながればいいと願っています。

 最後になりますが、今回ドゥームの支援を始めるということで、思い切って現地を訪ねました。行くまでは、貧困に苦しんでいる人たちの生活に土足で踏み込むような申し訳ない気持ちと、そんな僕に対してドゥームの人達はどんな反応を示すのか、「俺たちは見せ物じゃないんだ!」と怒られて追い返されたりはしないかなど、とても不安でした。しかし、日本から来た全く知らない僕を、快く迎え入れてくれ、彼らの生活の現状を丁寧に説明してくれました。なんとかこの状況から抜け出したい、そんな気持ちがとても伝わってきて、「これは何とかしなければ!」と感じてきました。また、大変困難な状況にありながらも、子供たちの明るい笑顔がとても印象的でした。いつの日か、この子たちが当たり前のように学校に通えるようになり、必要な教育を受けられて、将来、同じような境遇の人たちを救うような立派な大人に育ってくれたら本当にうれしく思います。僕にどれだけのことができるかはわかりませんが、無理をせず、できる範囲で精いっぱい彼らを末永く支援していきしたいと思います。

 どうかみなさまの温かいご支援をお願いいたします。


 
 《支援を検討することを約束しみんなで頑張ることを誓った》


 
 《厳しい状況でも笑顔で見送りしてくれたのが印象的だった》

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  • 初プロジェクトの失敗と新たなプロジェクトへ繋がる動きThe failure of the first project, and the movement to new project 「ネパールの人たちに”夢”を与えるようなことをしたい!」と思い、ネパール人の友人達とNGO「Dream for Nepal」を立ち上げたのは、2017年のことでした。当NGOの代表を務める Anish Koirala 氏の結婚式に出席するために初めてネパールを訪れた際、彼の故郷であるネパールの地方都市ビラートナガール(Biratnagar)で差別を受けて貧困に苦しんでいる DOOM(ドゥーム)と呼ばれる人々のコミュニティを訪問し、彼らの生活の現状を見て、彼らの話を聞き、彼らの大変厳しい状況にショックを受けたのがきっかけでした。 "I want to do something for Nepali to give a dream for them.", so I established this NGO "Dream for Nepal" with some Nepali friends in 2017. It was right after I visited Nepal for participating to the wedding party of our chairman, Mr. Anish Koirala. While I was in Nepal, instead of sightseeing, I visited an underprivileged community called "DOOM" in a local city, Biratnagar where is the hometown of our chairman. The DOOM people are hated by neighbors as an untouchable people. When I visited the DOOM, they showed their living area and I talked with them about their lives and situation. It was too terrible to understand for me and I was totally shocked by the underprivileged situation of the DOOM people.That's why I established this organization to do something for underprivileged people in Nepal. 私たちは、最初の活動として、DOOMの人々に、生活の糧を得る手段として、電動三輪タクシー E-Rickshaw(E-リクシャー)を送るというプロジェクトを企画し、そのために必要な資金をクラウドファンディングで調達しようと、当サイトにプロジェクトを開設しました。しかしながら、思うように資金調達できず失敗に終わり、プロジェクトは完全に頓挫してしまいました。その後、クラウドファンディングではなく、DOOMの人たちができる何かを作り、それをインターネットで販売して資金を調達するという方法も考えましたが、現地でDOOMの人たちとやり取りをしてくれる現地スタッフが調達できず、実現には至りませんでした。そのまま 2018、2019年と時は流れ、「何かをしたい」という思いはあれど、何もできていないまま2年間という月日が過ぎ、DOOMの人たちに「申し訳ない」という気持ちだけが心の中に残り続けました。 Our first project was to support the DOOM community.  We wanted to give them an E-Rickshaw, an electric three wheel motorcycle taxi so that the DOOM people can earn money to make their life better. And we tried to raise our fund by crowdfunding on CAMPFIRE. But unfortunately we couldn't achieve the project and we failed to raise fund. We sought another way to earn money for this project. For example, selling some products which are made by the DOOM people on the internet. But we didn't have any staff who live near the DOOM and back and forth with them. So we couldn't make true this alternative plan. And two years passed with doing nothing despite we want to do something for the DOOM, and only the feeling of "We are sorry for the DOOM people" remained in our heart. その間も、ネパール人の友人たちとは、インターネットを介して連絡を取り合い、繋がりを続けておりました。そんな状況が続いていた 2019年11月、当団体の代表の甥にあたる友人から、「仕事の国際会議でフィリピンに行くことになった」との連絡がありました。「それなら」と思い、思い切って友人に「ついでに日本に来てみたら?」と誘いました。 These two years, I kept communicating with Nepali members on the internet. November in 2019, one of our member, Mr. Ankush Upreti who is the nephew of our chairman Mr. Anish Koirala, gave me a message that he got a chance to going Philippines on the international conference of "Teach for All". When I heard it, I invited him to come to Japan. そんな経緯で、友人の Ankush(アンクッシュ)氏は日本を数日間訪問する方向で話が進んでいったのですが・・・・ So, my friend Mr. Ankush Upreti decided to visit Japan, but ... (つづく) to be continued... もっと見る

  • 残り30日を切ってしまいました。なかなか思うように資金が集まらないので、この度、広報を強化いたしました。 当プロジェクトのfacebookページを開設し、新たに強力な広報部長にご就任いただきました。 これまで直球勝負で広報を行ってまいりましたが、なかなか成果が上がらなかったので、この辺で変化球も織り交ぜながら広報していこうと考え、「まろ部長」にご就任いただいたところです。この作戦がうまくいけばいいのですが・・・当NGOのfacebookページ https://www.facebook.com/dream4nepal/ 当NGOの広報部長のご紹介記事 https://www.facebook.com/dream4nepal/posts/134334823974802   もっと見る

  •  今日は Doom の子供たちの就学率などについて説明したいと思います。 Today, I introduce about the the percentage of school attendance of the Doom community.  Doomの人達は、ネパール第4の地方都市、ビラートナガル(Biratnagar)の中心部のわずか 0.5ha (半径約40m、約70四方)の大変狭いエリアに住んでいます。 The Doom people are living in very small area of the center of the fourth biggest city, Biratnagar in Nepal. The area is nearly 0.5 ha(5,000 square meters, radius 40m, 70m square area).  Doom の人達が住む場所(Google Map) The place where the Doom living(Google Map)  この狭いエリアに、約980人、250世帯が住んでいます。1世帯あたりにすると、約20平方メートル(約4.5m四方、約6坪、約10畳)になります。そこに約4人が生活していることになります。 Nearly 980 people, 250 families are living in this small areta. This means each family is living in nearly 20 square meters(4.5m square area). In this small area, nearly 4 people are living.    18歳以下の子供は約17%(160人)。そのうち学校に通えているのは約7%(10人ちょっと)。 学校に通えない子供たちは、遊んでいるか、日々の生活のために働いてわずかなお金を稼いでいるようです。 Under 18 years old kids are 17% of their population, it's nearly 160 kids. Only 7% of kids(nearly 10 kids) can commute to school regularly. The other kids are just playing in their small living area, or the kids are working and earn small money for their darly basis needs.    もし彼らの親達みんなが定期的な収入を得られるようになれば、全ての子供たちが学校に通えるようになります。そのためにも、今回のプロジェクトはその第一歩としてなんとか成功させたいと考えています。 If their all parents earn money regularly, all kids can commute to school regularly! For that, we need to success this project as a first step!   もっと見る

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