2021/05/01 21:10

こんにちは!

クラウドファンディンング終了まであと4日となりました。
112名の方から962,500円のご支援をいただいています。シェア・ご支援いただいている皆さん、ありがとうございます。セカンドゴール150万円に向けて、あと4日間です。よろしくお願いします!

今日は、敷島自治区定住促進部 副部長の鈴木啓佑さんさんからの応援メッセージを紹介します。


<応援メッセージ>

地域に炭焼きの生業をつくることは、失われた人と自然との関わりのバランスを取り戻す、課題解決策の一つになると考えています。
ぜひ、杉野さんには立派な炭窯を完成させて、私たちの山の木々で炭を焼いて欲しい。
 
私たち「押井の里(押井営農組合)」は、豊田市旭地区の押井町と言うところで「押井の里源流米ミネアサヒCSAプロジェクト」など、持続可能な農村のモデルを作ろうと取り組んでいます。
 
しかしながら、山や森林に対する取り組みは、杉檜の人工林に対して森林ボランティアのみなさんに頼る以外に、今はほとんどできていません。本来の里山は、人の営みがあってこその里山です。
いつしか、人のいなくなった以前の里山には、猪や鹿が住み着くようになりました。
そして、獣達の住む世界と私たちの暮らす世界が、隣り合わせになってしまった。
収穫間際の田んぼの稲を全面食べられるなど、獣害と獣害対策とで、毎年多大な時間と労力とお金を費やしています。なにより、本気で心が折れます。
「こんなに苦労したって、どうせ猪と鹿の餌になるくらいなら、もうこんな田んぼ作りたくない。」
そう思ってしまうこともよくあります。人の営みの中に山との関わりがなくなったことが、こんなにも私たちに影響があろうとは誰も想像ができませんでした。
獣達の住む世界と私たちの暮らす世界との間には、緩衝地帯となる本来の里山が必要なんです。なので、里山を私たち人の営みの中に取り戻すことは、持続可能は農村のあり方になくてはならない要素だと言えます。
炭焼きが生業として成りたち、炭焼き職人が増えていくことは、山に生きる担い手を増やす。
炭焼き職人は、日本全国の農村における獣害問題と、持続可能な農村のあり方になくてはならない存在になるはずです。
杉野さんの挑戦にとても期待をしています。私たちの利用されなくなった里山の木々はだいぶ太くなってしまっているので、薪割り機は必需品です。
切実に、山に生きる男をもっと増やしたい。



みなさんもぜひ応援をよろしくお願いいたします。クラウドファンディングは5月5日までです。セカンドゴールに向け、シェア、ご支援よろしくお願いします。プロジェクトページはこちらから
→多様性のある森を目指して。伝統文化としての炭やきを残したい!(https://camp-fire.jp/projects/view/390072)