先々週末は、長野県松本市郊外の住宅地で羊飼いをしている、山本さよ子さんを訪ねました。
家族4人、羊4頭。
山本さんちの羊たちは、ご近所さんの人気者です。
朝のゴミ出しをしながら、みなさん羊たちに声をかけていきます。
4月から12月は、近所の空き地や果樹園・森に放牧し、草地管理にも一役かってます。
町の中で羊を飼うにあたり、とても理想的な町の人たちとの関わり合い方だなと感じました。
本出 ますみ
■100年後に残す「羊の本」を作りたい!プロジェクト終了まで残り13日です!■
▽ 「羊の本」編集中の一言 ▽
「羊の本」のサポーターになっていただきました皆様へ心より御礼申し上げます。
“100年後に残す”などと大風呂敷を広げてしまった分、ハードルが高くなり、言葉の一つ一つについても「ほんとうにこれでいいのか」と、資料を並べて頭を捻っています。皆様に楽しんでもらえるよう、資料として信頼されるように努力いたします。
さて今調べていることは、祇園祭の鉾の飾りの毛織物、大正昭和の日本のめん羊史と岩手のホームスパン、大正昭和のモスリンのことなどです。「日本での羊・羊毛の歴史はほんの100年、まだまだ馴染の浅い繊維」と言われることもありますが、そんなことはないと私は思っています。「日本人は今も昔も羊毛が好き」ということが、色々な資料の中にも見えてきました。
やっぱり羊の世界は、どこを突っ込んでも広く、深く、面白いものだと改めて感動しています。ずっと私の得意分野だった羊の世界の、ほんのちょっと隣に、こんなに知らないことや面白いことがごろごろしているのか…と驚いています。(本出ますみ)
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たくさんのご支援をいただき、ありがとうございます。
「羊の本(仮題)」の編集作業は少しずつですが、着実に進んでいます。
大まかな全体像が見えて来たので、足りないピースをはめている段階。
まだまだゴールは遠いのですが、頑張ってまいります!(ひとえ)