はじめに・ご挨拶
「安全で安心、そして一度食べたら忘れられないような美味しさの霧島サーモンを追求し全国へ届けたい」
みなさま、初めまして!
私は、鹿児島県霧島市の森の中で“完全無投薬”のご当地サーモン「霧島サーモン」の生産を行っている田代と申します。養殖業を営んでいた父親から知識やノウハウを学び、現在は「ベクトル株式会社」として独立し、美味しい霧島サーモンを仲間達と共に生産しています。霧島サーモンの生産を通じて自然環境の保全、人の健康や美につながるような食材の提供に取り組んでいます。
完全無投薬のご当地サーモン「霧島サーモン」を
生産することになったきっかけ
元々は、父の代からアユを生産する養殖業を営んでいました。アユは病気に弱く収量が安定しないため、業績は常に不安定な状態でした。また、アユの生産には監督庁指導の下、抗生物質等薬剤入りの餌を与えて育てる必要があり、自然環境への負担や人の健康への影響も不安でした。(薬剤を投与した後は、必ず休薬期間が設けられております)
そんな折、状況を一変させる出来事が起こります。ある時、市場の関係者から「ニジマス」を育ててもらえないかの依頼があり、試験的に、投薬をせず抗生物質を一切排除した飼育に取り組むことになりました。これまでの経験を活かし、父と私の二人三脚で試行錯誤を重ね、手探りの状態ではありましたが、ニジマスの“無投薬”飼育に成功することが出来ました。この霧島の地の水温帯、水質、環境が、魚の生態に合っていたんだと思います。
そして、2011年、このニジマスの無投薬生育の成功がきっかけとなり、今後大きく消費の増加が見込まれるトラウトサーモンの飼育にチャレンジすることとになりました。一般的には、淡水魚の養殖は細菌やウイルスが入り込む可能性があるため投薬が欠かせないという常識があります。その一般的な常識を覆して、霧島地方の澄んだ空気と一年を通じて豊富に供給される霧島山からの自然水の使用(水温や水質)、成長に伴って餌の内容や与える頻度などを細かく調整し、試行錯誤を繰り返しながら、これまでの常識を覆す “完全無投薬”のスペシャルサーモン「霧島サーモン」の安定生産が可能となりました。
▶︎「霧島サーモン」のこだわり①「育成環境」
霧島サーモンは、周囲を森林に囲まれたひっそりとした場所(霧島市牧園町中津川)で、大小18もの生け簀(いけす)を使って約8万尾の霧島サーモンを生産しています。生け簀は一基で150~200平方メートルの水量を保ち、水深は約80cmあります。健康な霧島サーモンを作るためには、人の暮らしと同じで、魚が密になりすぎないように生け簀内の緩やかな密度を保ち、魚にストレスを与えない生育環境を徹底しています。
▶︎「霧島サーモン」のこだわり②「水」
養殖場のすぐ近くには、霧島山から湧き出るミネラルを豊富に含んだ自然水の水源地があり、生育に必要な水は全て、そこから流れ出る湧水を使っています。湧水の水温は夏場21℃、冬は16℃に保たれ、霧島サーモンの生育に非常に適した水と言えます。
▶︎「霧島サーモン」のこだわり③「餌」
餌は、魚にとっての「腹八分目」を目指すとともに、霧島産の麹菌や霧島茶も加えたオリジナル配合の餌を与えています。また、エビ・カニ由来の成分である天然色素「アスタキサンチン」を配合し、美しい濃い身の色を実現しています。
▶︎「霧島サーモン」のこだわり④「味」
引き締まった上質な身と脂のバランスが絶妙で、「一度食べたらやみ付きになる」というご感想を多数頂戴しております。生で料理しても、加熱して料理しても美味しくいただけると料理人の方々から高評価を受け、高い鮮度と引き締まった身はレストラン業界にも広く注目されています。
輸入品よりも引き締まった身と上品な脂が特長で、脂を抑えてさっぱりとした口当たりを楽しめることから、生食用として寿司や刺身、マリネやカルパッチョ また、スモークや揚げ物、煮物といったさまざまなレシピでご活用いただいております。
▶︎「霧島サーモン」こだわり⑤「健康効果」
霧島山から湧き出るミネラルを豊富に含んだ自然水の生け簀で養殖された霧島サーモンには、オメガ3脂肪酸が多く含まれており、生活習慣病の予防に大きな効果をもたらすことで知られています。また、ビタミンB群がバランスよく含まれており、その中でもビタミンB1とB12が豊富であることから、その健康効果の高さも人気の理由となっています。
▶︎「霧島サーモン」こだわり⑥「環境配慮」
霧島サーモンの生産に使用する水は全て、霧島山から湧き出るミネラルを豊富に含んだ自然水(湧水)で、24時間かけ流しにより常に新鮮な水で保たれています。薬品を一切使用していないため、養殖場の排水に含まれる魚の排泄物が環境を汚染する心配がないのが特徴です。
▶︎全日本・食学会 生産者賞『bean47』生産者賞を受賞
2019年度、日本の食と食文化の発展のために寄与する優れた活動として「bean47」に選定されました。(生産者大賞1名、生産者賞8名)これからも、いただいた賞に恥じないよう、持続可能な食の実現、社会貢献等、食の新たな可能性や発展を目指してまいります。
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PR TIMES「『bean47』2019年度 全日本・食学会 生産者賞 受賞者決定」
【bean47認定制度とは】
一般社団法人 全日本・食学会(理事長:村田 吉弘、所在地:東京都港区)が「食と食文化の分野における新たな活動・技術・人材」の発掘・支援を目的として、優れた生産者、料理人、流通関係者、食に関する機械技術者、食関連の研究者等に対して「bean47」として表彰する制度。
▶︎霧島ブランド「ゲンセン霧島」認定
2019年、霧島サーモンは霧島市の地域ブランド「ゲンセン霧島」に認定されました。同制度は、霧島ならではといった「地域性」や「市場性」、「安全性」、「将来性」などを評価する制度で、評価には7段階のランクがあり、霧島サーモンは上から2つ目の「6つ星」に認定されています(7段階評価。7つ星〜1つ星まで)
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霧島ガストロノミーWEBサイト(外部リンクに飛びます)
▶︎プロジェクトで実現したいこと
霧島の森の中で約3年弱の月日をかけて、稚魚から成魚になるまで愛情込めて飼育する霧島サーモン。
これまでは、主に市場やホテル、レストラン等のいわゆる ”業界向け” に販売していましたが、この度のコロナ禍を機に、「おうち時間」を自宅で過ごす ”全国の人たちに” より安全で安心、そして一度食べたら忘れられないような美味しさの霧島サーモンを “新たな形” で届けたい!と考えました。
そこで今回、ご家庭の「おうち時間」でも調理しやすいようフィレー状態にした商品や西京漬などの加工商品の開発し、今回のプロジェクトで先行販売します!
コロナ禍をおうちで過ごすお客様に “直接” 美味しい霧島サーモンをお届けしたい!
これからも美味しいサーモンを作り続けていきたい!
そのような思いでこのプロジェクトを起案しています。
▶︎リターン品のご紹介
▶︎資金の使い道・スケジュール
・今後の新商品の開発費用(機材購入費用)
・新たな霧島サーモン生産のシステム構築費用
・環境整備費等
最後に
霧島サーモンを通じ、これまで数多くの方々との絆が生まれました。
そして、これから出会う方々との新たな絆も生まれると思います。
全ての絆に感謝して、より良い魚を育て皆さまにお届けしたいと思います。
ベクトル株式会社
代表取締役 田代孝幸
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るパーベキュープランク(杉板)の使い方・・・動画UP
2021/03/22 08:30パーベキュープランク(杉板)で「霧島サーモン」の杉板焼きを動画で紹介致します。YouTubeでUPしてます。 是非ご家庭でお楽しみ下さい。https://www.youtube.com/watch?v=kqraKZE7aOs&t=116s もっと見る
更科堀井9代目・堀井良教さんよりメッセージ頂きました!
2021/03/16 00:172010年に創設された「全日本・食学会」。同会が、2019年度に立ち上げた顕彰制度が「bean47」です。「bean47」は「未来の日本のために良いことをしている人々を顕彰する制度」であり、今回メッセージをいただいたのは、「bean47」の委員長を務めるのが堀井良教さんです。堀井さんからは「霧島サーモンは完全無投薬であり、この安心安全なサーモンを提供することは日本の未来にとって『良いこと』だ」と顕彰に至った理由をお聞きしました。また、味についても「さっぱりしていて、臭みが全くなく、旨みが強くて本当に美味しい」と有難いお言葉も頂きました。全日本・食学会が掲げる「世界・日本・地域にとって良いこと」を、私たちも微力ながら、霧島サーモンを通じて貢献していければと考えています。▼関連リンク 総本家 更科堀井 全日本・食学会 顕彰制度「bean47」 もっと見る
「ゲンセン霧島」審査委員長の本田勝之助さんから応援メッセージを頂きました!
2021/03/08 22:21これぞ、未来の霧島!ローカルブランドで高く評価されるには、地域性(霧島ならでは)においても高く評価されなければなりません。霧島でサーモンという歴史がある訳ではないが、これぞ、未来の霧島!!となる素晴らしいサーモンとして評価されました。自然との共生、健康への配慮。コロナ禍を経験し生活者は一層、産地のサスティナブルさを重視するようになりました。当たり前の投薬をせずに育つ秘訣は霧島のミネラル豊富な湧水というGEO資源にあります。これからの地産地消とは産地の特徴を分析し、持続可能でかつ最良となるものを探し、かつ耕作放棄地の再利用という地域課題を解決できる生産と新たに定義づけられるかもしれない。そんな未来に対し画期的なサーモンです。色や食感や味は…これまでのサーモンの概念をも覆し新たなレシピの創造欲を掻き立ててくれる逸品です。▼本田勝之助さんのプロフィール大正時代から続く会津の青果問屋の四代目。伝統産業や農業・食、観光、Iot活用による地域多領域の振興、都市ブランド戦略など自らプレイヤーとして実践しつつプロデューサーとして多くの地域支援を行っている。全国の原発立地地域約20地域、67地域以上の日本遺産認定地域の統括プロデューサー(WAO)として事業推進している。霧島ガストロノミーブランド審査委員長。▼関連リンク本田屋本店〜地域のイイモノを世界へ〜霧島ガストロノミーWEBサイト もっと見る
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