小話第33話
「どうぶつぅ」
をお送りします。
「どうぶつぅ」とは、動物ぅです。
小さい「ぅ」を入れると、ちょっと子供が甘えているような感じがしますね。
わたしは、小さい頃から動物が好きです。青森県八戸市の保育園にいた時に、父親に連れて行ってもらった動物園で孔雀を見て、羽の色、鳥の大きさに見惚れて大好きになりました。孔雀は鳥類なのは置いておいて。
1984年の動物園は、今よりも管理体制が甘く、金網から指をつっこんで、孔雀を触っては、はしゃいでいました。
ある日、お目当ての孔雀が卵を産んでいます。
「孔雀の卵だあ、大きい〜触ってみたい〜、」と金網越しに思っていたら、近くに針金が落ちていることに気が付きました。
「針金でワッカを作ったら卵を引き寄せられる〜」
と、何を思ったか、卵を引き寄せます。
「わーい、孔雀の卵で、卵焼きだあ〜」と思ったところで、記憶が途切れてます。
自宅で、母親が「はい!孔雀の卵の卵焼きだよ!」と出してくれました。
この話から、「孔雀の卵を盗み、こともあろうか、卵焼きにして食べた。」
と読者のみなさまは思うかもしれません。
でも、実際にわたしが食べた卵焼きは、ウズラの卵でした。冷蔵庫にウズラの卵と調理場にはウズラの卵の殻がありました。
わたしが取ってしまった、孔雀の卵は、父親がこっそり動物園に返してきたのかもしれません。
動物に触るのも好きで、相手(?)の同意を得ずに、触ってしまうので、よく噛みつかれました。
「トカゲかわい〜」
頭ナデナデ、と手を出すと、ガブリと噛みつかれたこともあります。
でも、安心してください。
人に、いきなり手を出すことはありませんから。人間の場合、言葉があるので、「かわいい!見せて!」お話ができるので、私も人間で良かった、とホッとしています。
老後は、犬を飼ってみたいな!
(*^^*)今日もありがとうございました!
See You Tomorrow!