▼はじめにご挨拶
はじめまして、屋 将太(おく しょうた)と申します。
鹿児島県の奄美群島は2017年に国立指定公園となり、2018年には世界自然遺産登録を目指している島です。
また、これまで奄美大島は行きづらい離島でしたが、LCC(格安の飛行機)が開通して東京や大阪から簡単に行ける島になったことで、奄美大島は今度どんどん注目を集めていくことが予想されます。
私は、そんな奄美群島の中の一つである徳之島の出身で大学から島外に出ていますが、近々奄美に戻ることを視野に入れて奄美を盛り上げていける活動がしたいと考えています。
これからの奄美大島を盛り上げると考えた場合、奄美に多くの新規観光客を集める方向性はもちろん、奄美に何度も訪れるコアなリピーター(半分島民みたいな人)や移住を考える方を増やすことが重要だと私は思います。
さらに言えば、私は奄美市の「フリーランスがもっとも働きやすい島計画」に強く魅力を感じており、奄美にユニークな人材を誘致する動きを活発化させたいと思っています。
私の現在の目標は、奄美大島に全国からクリエーターやフリーランスが集まり、島民と交流してもらいながら生き方や働き方を広げていく場を作ること。
そのために、まず最初に私が大切だと考えたのは、まず奄美に来てもらうことはもちろん、親兄弟や同期のように「仲のいい友達を作ってもらうこと」です。
「仲のいい友達」さえいれば、奄美が「あの人がいる島」という身近な場所に変化します。
今回のイベントは、奄美を「あの人がいる島」にするための第一歩。
今後開催していく講師を招いてのイベントやワークショップは、島民に刺激を提供して可能性を広げるとともに、実は、講師の方に奄美を体験したり、人間的な繋がりを作ってもらうキッカケを作るためでもあるのです。
▼私の簡単な自己紹介
改めて、簡単な自己紹介をさせていただきます。
屋 将太(おく しょうた)と申します。
私は奄美群島の中の一つ徳之島の出身で、琉球大学に進学後、学費を稼ぐために休学してビジネスを始めました。
現在は、企業や団体のWEB運用や広告運用のサポートを主にしています。
また、ユニークな趣味や特技を持つ人とWebメディア運営やKindle出版、ミニ講座、イベント開催などを行ったり。
海外を旅しながら、各国の工房やクリエイターから商品を仕入れて国内に卸売してみたり。
自分が好きなことを収入に繋げるスタイルを実践しています。
▼なぜ、奄美でイベントをやるのか?
私は元々が島生まれのド田舎者なので、これまで外の世界にばかり興味を持っていました。
何もなく退屈な場所を飛び出して、外の世界に行けば人生が面白くなる!と思っていたのです。この外向きな考え方は、確かに私の人生を大きく変化させるきっかけになりました。
しかし、外に出て多種多様な生き方・働き方をしている人と出会い交流していくうちに、何の変哲もない地域に自分自身で遊びや仕事を作って楽しむ、という私とは真逆のスタイルを満喫している人たちに出会ったのです。
その出会いをきっかけに、私の奄美・田舎に対する捉え方が大きく変わりました。
面白さを島外で探し求めるのではなく、奄美で人生が楽しくなっちゃうような活動を自分で始めればいいんだ!と思ったわけです。
その活動への第一歩が、探検家で草船(葦船)職人の石川仁さんを招いての葦船ワークショップになります。
▼葦船ってどんな船?
葦船とは、ヒトの歴史においては最古の船とされ、葦(パピルス・リード)を縄で束ねただけの原始的な船です。
世界各地の神話や伝説の中にも登場し、日本では、イザナギノミコトとイザナミノミコトとの間に生まれた最初の神様である蛭子命が、葦舟に乗せられて海に流されたと「古事記」に記されています。
秋田市の日吉八幡神社や鹿島神社などでは、葦船が神輿となっており、神事としての葦船の姿が日本各地に今もあります。
出典:石川仁オフィシャルサイトから抜粋 http://www.jinishikawa.com/
▼講師の「石川仁」ってどんな人?
(社)ONE OCEAN 代表理事,探検家,海族(葦船(あしぶね) 職人、葦船航海士)
▼講師「石川 仁」のプロフィール
20歳より世界を旅する。ラクダと共にサハラ砂漠単独2700km、南米ジャングルを丸木舟で川下り800kmなどの冒険を経て、最古の船とされる葦船と出会う。
国連の公式プロジェクトに参加し、葦船で太平洋、大西洋をのべ13,000km航海。高知県から伊豆諸島まで葦船で日本初の外洋航海など葦船作りの第一人者。
日本全国で葦船作りワークショップを開催して、これまでに計195艇の葦船(草舟)を製作。大型の葦船による太平洋航海計画に向けて一歩ずつ歩み続けている。
▼なぜ葦船ワークショップなのか?
奄美で葦船ワークショップをやる理由は、主に2つあります。
▼一つ目の理由
一つ目は、奄美の自然遺産登録に向けて、自然環境を活かしたイベントがやりたいと考えたからです。
奄美と言えば、「東洋のガラパゴス」と称される手つかずの大自然が特徴です。その奄美と、ヒトの歴史上で最も古い古代船と考えられている葦船はとても相性が良いと思います。
「手つかずの大自然が残っている奄美大島で、古代の葦船を手作りして乗船する。」
実際に葦船で世界の海を航海している石川仁さんを講師に招き、奄美の植物で奄美群島を駆け回る葦船を作ることは、子供達はもちろん大人にとっても貴重な体験になるはずです。
▼二つ目の理由
二つ目の理由は、「島人」と「島外の人」の壁を船作りという共同作業を通して取り払いたい!、と思ったこと。
昔から奄美は交易を要とし、「船」を通じて外の世界と活発に交流を持ってきました。
奄美にとって、「島人」と「島外の人」をつなげてきたのは「船」です。
その交流の歴史を、船作りという「島人」と「島外の人」の共同作業イベントを通して、さらに発展させていきたい!
さらに言えば、奄美群島の「島」と「島」を繋げてきたのもやはり「船」。
奄美大島以外の群島住民を巻き込んで、奄美全体の交流を活発化するキッカケにもなります。
製作した葦船で奄美群島を渡るイベントを開催できれば、新しい交流イベントに発展するのでないか?と夢を膨らませています。
船作りという共同作業イベントを通して、人気アニメのワンピースのような最高の友達ができる場を作りたい。
それが葦船ワークショップを開催する理由です。
▼奄美の新聞でも取り上げて頂きました!
すでに当日の参加募集は開始しており、奄美の新聞でも取り上げて頂きました!
ワークショップ当日も取材が入る予定です。
facebookのイベントページはコチラ。
https://www.facebook.com/events/292966597773840/?ti=cl
▼2日間のタイムスケジュール
1日目(10/14): 船作りワークショップ
9:00~12:00 ワークショップ午前の部
12;00~13:00 昼食(各自で持参)
13:00~16:30 ワークショップ午後の部
16:30~17:00 片付け、終了
18:00~21:30 ビーチBBQ
22:00 解散,海族塾キャンプ
2日目(10/15):草船体験イベント
9:00~10:00 船の仕上げ
10:00~12:00 海へ移動、乗船準備
12:00~13:00 昼食(各自で持参)
13:00~15:30 乗船
15:30~16:00 搬出、片付け
17:00 解散
▼作った葦船はどうなるのか?その後の動きは?
植物で作った葦船は、乗船して楽しむだけではなく、競争イベントや実際に島を渡るチャレンジイベントへの展開、室内はもちろん、室外で植木鉢に活用して展示物として活用、最後には畑や山で土に還すことができます。
ユニークな企画なので、メディアで配信すれば大きな反響を得られることも期待できます。
葦船ワークショップを恒例イベントにすることで、奄美の名物イベント(観光材料)にできるかもしれません。
今回は浮かべて乗船するだけですが、今後は島から島へ、奄美群島を葦船で渡るというチャレンジ企画まで発展させたいと思っています。
葦船作りは、「もてなす側」と「もてなされる側」のいる提供型イベントではなく、ワークショップという「共同作業イベント」です。
「共同作業イベント」だからこそ生まれる、人と人との繋がりが重要なテーマになります。
奄美の人にとっては島外に「ご縁のある人」を持つことができ、島外の人からすれば奄美に「ご縁のある人」を持つことができます。
こうして生まれた繋がりは、奄美移住を希望する人を増やすキッカケになり、奄美に住む人の楽しみを増やすキッカケにもなるはずです。
だからこそ、今回の葦船ワークショップを実現させ次回につなげていきたいと思っています。
▼なぜ、クラウドファンディングをするの?
今回、奄美でワークショップを開催するにあたり、計算したところ30万円ほどのお金が必要なことがわかりました。
しかし、ワークショップは安価(子ども無料)に設定して、イベントの参加者、特に子供達が気軽に参加できるようにしたいと思っています。
そこでクラウドファンディングの仕組みを使い、島内外から出資者を集うことが最善だと考えました。
島内外から出資者を集うことで、当日は参加できないけども開催を支援してくれる方から開催日の援助を集めることができます。
また、クラウドファンディングは資金調達のみならず、多くの方に奄美を知ってもらったり、奄美を盛り上げたいという仲間を集めたりする上でも、とても効果的な仕組みです。
なぜなら、このページがシェアされれば多くの方に奄美のことを知ってもらえ、出資していただけた方とはやりとりができて、さらに金額に応じて奄美を感じていただけるお礼を届けることができる仕組みだからです。
そこで今回は、奄美で参加してくれる方の負担を減らしつつ、奄美のことを多く方に発信して、さらに一緒に盛り上げていく仲間を集めるために、クラウドファンディングの仕組みを活用することにしました。
▼資金の使い道
講師へのワークショップ謝礼:10万円
講師の交通費、宿泊費、食費、葦船の材料費など:約10万円
事前準備や宣伝活動費:約10万円
目標金額30万円は、ギリギリ赤字になるかならないかの経費状況です。
少しでも多くご支援頂けますと幸いです。
▼出資者へのリターンを用意しました
今回、クラウドファンディングでご出資頂いた方へ、僕のできるお礼を精一杯させていただきます!
少しでも多くのご協力お願いします
この機会に、奄美群島が多くの方に認知されるとともに、島内外の多くの方と出会うことができたら幸いです。
出資額:3,000円コース
応援の気持ちだけで支援する:無制限
①感謝のメッセージ+開催レポート
②Facebook非公開グループにご招待(コミュニティー名)
ハンドメイド雑貨で支援する:3名
①感謝のメッセージ+開催レポート
②Facebook非公開グループにご招待(コミュニティー名)
③島の貝殻で作られたハンドメイド雑貨:貝殻の可愛い亀3匹セット
※自然素材のため、模様や形状は多少異なる場合がございます。
※在庫に限りがあるため、色は選択できません。
奄美大島の染め物で支援する:10名
①感謝のメッセージ+開催レポート
②Facebook非公開グループにご招待(コミュニティー名)
③私が「二点」染めます!泥染めと藍染めのコラボ手ぬぐいで支援する!
1300年の伝統を持つ奄美大島の泥染めは、赤系、茶系、黒系と染め方一つで色合いが変わる、色合いの豊かな染め物です。
そんな「泥染め」と奄美の天然藍を使った「藍染め」をコラボさせた染め物は、とてもオシャレで様々なシーンで使い倒せること間違いなし!
※写真は私が個人的に染めたイメージ素材です。
※素材となる手ぬぐいはサイズを聞いた上で、こちらで用意します。(無料。ブランドなどは選べません。)
※一点ずつ手染めで行うため、模様や色合いは多少異なります。
奄美大島の夜光貝アクセサリーで支援する:10名
①感謝のメッセージ+開催レポート
②Facebook非公開グループにご招待(コミュニティー名)
③自分で磨こう!夜光貝アクセサリーで支援する!
夜光貝は、奄美などの南西諸島でだけ取れる貴重な貝です。削ったり磨いたりすることで綺麗な光沢を放つオシャレなオブジェやアクセサリーになります。
※写真はイメージです。一枚目の状態からヤスリで磨くと綺麗な光沢を放ちます。
※形状などの希望を聞いた上でこちらで用意します。
※自然素材の一点物のため、同じ形・同じ色合いのものは用意できません。
出資額:10,000円コース
応援の気持ちだけで太っ腹に支援する:無制限
①感謝のメッセージ+開催レポート
②Facebook非公開グループにご招待(コミュニティー名)
奄美大島の染め物で支援する:15名
①感謝のメッセージ+開催レポート
②Facebook非公開グループにご招待(コミュニティー名)
③私が「一点」染めます!泥染めと藍染めコラボシャツやコラボパンツで支援する!
普通の白パン、白シャツが、写真のようなオンリーワンのオシャレなアイテムに大変身!
赤系、茶系、黒系と染め方一つで色合いが変わる、色合いの豊かな「泥染め」と奄美の天然藍を使った「藍染め」をコラボさせたオシャレなパンツorシャツをプレゼントします!
※写真は私が個人的に染めたイメージ素材です。
※素材となるシャツやパンツはサイズを聞いた上で、こちらで用意します。(無料。ブランドなどは選べません。)
※一点ずつ手染めで行うため、模様や色合いは多少異なります。
オシャレなウインドーチャイムで支援する:10名
①感謝のメッセージ+開催レポート
②Facebook非公開グループにご招待(コミュニティー名)
③島の貝殻で作られた、涼しく奏でるオシャレな貝殻のウインドーチャイム(80cm)で支援する!
※色は多少異なる場合がございます。
※在庫状況により、希望の色が選べない可能性があります。ご了承下さい。
ハンドメイド雑貨で支援する:3名
①感謝のメッセージ+開催レポート
②Facebook非公開グループにご招待(コミュニティー名)
③島の貝殻で作られたハンドメイド雑貨:貝殻ニワトリのコッコちゃんで支援する!
奄美のクラフトビールで支援する:10名
①感謝のメッセージ+開催レポート
②Facebook非公開グループにご招待(コミュニティー名)
③奄美はなはなエールのクラフトビール3種類×2本セットで支援する!
出資額:15,000円コース
奄美大島の染め物で支援する:15名
①感謝のメッセージ+開催レポート
②Facebook非公開グループにご招待(コミュニティー名)
③私が「二点」染めます!泥染めと藍染めコラボシャツやコラボパンツで支援する!
普通の白パン、白シャツが、写真のようなオンリーワンのオシャレなアイテムに大変身!
赤系、茶系、黒系と染め方一つで色合いが変わる、色合いの豊かな「泥染め」と奄美の天然藍を使った「藍染め」をコラボさせたオシャレなパンツorシャツをプレゼントします!
※写真は私が個人的に染めたイメージ素材です。
※素材となるシャツやパンツはサイズを聞いた上で、こちらで用意します。(無料。ブランドなどは選べません。)
※一点ずつ手染めで行うため、模様や色合いは多少異なります。
奄美大島の夜光貝アクセサリーで支援する:5名
①感謝のメッセージ+開催レポート
②Facebook非公開グループにご招待(コミュニティー名)
③夜光貝のアクセサリーを一点選んでプレゼント!
まるでプロの職人が絵を描いたみたい!
自然のものとは思えない、美しい模様の輝きを放つ夜光貝のアクセサリーを一点プレゼント!
※写真はイメージです。
※形状などの希望を聞いた上でこちらで用意します。
※自然素材の一点物のため、同じ形・同じ色合いのものは用意できません。
出資額:40,000円コース
奄美移住をリアルに考える『Slow Lifeツアー』(1名様)で支援する:5名
①感謝のメッセージ+開催レポート
②Facebook非公開グループにご招待(コミュニティー名)
③二泊三日で奄美LIFEをリアルに考える『Slow Lifeツアー』(1名様)へご招待!
観光だけでくるのもいいけど、「実際に住むとしたらどんな暮らしを始めよう?」という目線で一緒に奄美を回ってみませんか?
旅行で訪れる以上に、奄美がぐっと近づくこと間違いなしです!
※往復チケットはお互い自腹!笑
※食費、交通費などは割り勘で!笑
※日程は応相談。2018年の3月〜5月、10月〜12月の期間を予定しています。
出資額:50,000円コース
イベント全日程参加&葦船プレゼントで支援する:1名
①感謝のメッセージ+開催レポート
②Facebook非公開グループにご招待(コミュニティー名)
③ワークショップに全日程に1人招待できる権利(自分参加も可)
④全日程終了後の飲み会へご招待(知人に権利をプレゼント可)
⑤☆☆☆ワークショップで制作した葦船をプレゼント☆☆☆
※奄美大島の方限定(空輸や船便は無理!笑)
※飾ったり、花壇にしたり、使い道は色々あります!
私の講演会(トークライブ)を主催して支援する:3名
①感謝のメッセージ+開催レポート
②Facebook非公開グループにご招待(コミュニティー名)
③話せること、なんでも&どこでも話します!!私の講演会(トークライブ)を主催してください!笑
※交通費・宿泊費・飲食費などは含みません。
出資額:70,000円コース
奄美移住をリアルに考える『Slow Lifeツアー』(2名様)で支援する:5名
①感謝のメッセージ+開催レポート
②Facebook非公開グループにご招待(コミュニティー名)
③二泊三日で奄美LIFEをリアルに考える『Slow Lifeツアー』(2名様)へご招待!!
※往復チケットはお互い自腹!笑
※食費、交通費などは割り勘で!笑
※日程は応相談。2018年の3月〜5月、10月〜12月の期間を予定しています。
などなど、様々な返礼品をご用意しています。
▼SNSでのシェアにご協力ください!!
奄美大島はLCCのおかげで都会に格安でいけるようになり、フリーランスの島計画によって住みやすさが増していきます。
今、ユニークな人を多く誘致して、生き方や働き方の多様性が広がれば、より魅力的な島になっていくはずです。
私は、そんな素敵な奄美大島を目指して今後も継続的にイベントを開催していきたいと思っています。
もし、このクラウドファンディングで希望価格以上の金額が集まった場合は、次回以降のイベント費用に当てさせていただきますので、ご支援宜しくお願い致します。
最後になりますが、まだ奄美群島に来たことがない方は、ぜひ一度足を運んでみてください!!
今回のクラウドファンディングで、奄美に興味を持ってくれる人が増えたらと思います。少しでもプロジェクトに共感していただけましたら、 FacebookやTwitterでシェアしていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
大島酒指定108号
最新の活動報告
もっと見る葦舟ワークショップが無事終了!子どもから大人まで、驚きと笑顔でいっぱい!思い出に残るイベントになりました。
2017/10/27 09:49奄美大島での草船ワークショップは、大盛況のまま終了しました! 当日は、新聞社の取材も入って、新聞に掲載されたり。奄美大島のドローン職人の方が撮影に来てくれて、動画で撮影もしていただけました。 まずは、ドローンでの映像を見ていただけたらと思います! 当日の雰囲気を楽しんでもらえましたか? ワークショップは1日目は、降水確率90%! 前日までは、「これ、大丈夫かな?」と心配していましたが、ワークショップ中は晴れ間が見えて、ビーチで草船作りができました! まず、講師の石川仁さんから、葦船(草船)ってどんなものなのか?なぜ、葦船(草船)を作るのか?過去の冒険を交えながら解説してもらいました。 講師の仁さんは、大学時代に一人でサハラ砂漠を3000キロ歩くという命がけの冒険を体験して、人生観に大きな変化を受け、命というものについて真剣に考えるようになったそうです。 そこから、草船という草を束ねて縛っただけの太古の船と出会い、その船にある意義を見出しました。それは、「草船は命のタイムカプセルだ」というものです。 現地の草で作った船には、その地の植物や微生物、虫などが入り込んでいます。また、海を航海するうちに、海の生き物たちも潜り込み、草船は多くの命が集まるカプセルに。 そのカプセル(草船)は、人工的な操縦がほぼ不可能で、波と風だけの自然の力によって海を渡り、どこかの島へ運命的にたどり着く。そして、たどり着いた島に船の中の生き物たちが住み始めることで、新しい生態系が生まれる。 とてもロマンのある話ですよね。 この話を聞いてテンションが上がった状態から、ワークショップがスタート。 徳之島で刈り取った約200キロのススキを、束ねて縛って、組み合わせて、どんどん船を作り上げていきます。 ススキを束ねたり縛っていると小さな虫たちがポロポロと出てきて、仁さんの話していた命の話が現実の出来事なんだ!と大盛り上がり。 たくさんの生き物たちと出会いながら、船は1日かけてほぼ完成しました。 夜はビーチ近くでバーベキューをやって、草船の話や、参加者それぞれの話で夜まで大盛り上がり。キレイな星空を見ながら、夜の海で泳ぐ人も。 そして迎えた2日目は、時々雨がザーっと降ったりしましたが、基本的に晴れ間が見えてビーチで草船を完成させることができました! 完成した草船は、ススキでできてるとは思えないほど、カッコよくて、でかくて、パワーの溢れる船になりました。大人なら2人、子供なら4~5人くらい乗れるサイズです。 奄美で生まれた草船は「アマミコ」と名付けられ、ついに海の中へ! 参加者30名以上が、交換交換で乗り回して最高のクライマックスを迎えることができました。草船アマミコは、現在も奄美大島の笠利町にある「奄美海族塾」で保管されています。 ぜひ、機会があれば見に行ってください。人数がいれば、試乗体験もできます。試乗の際は、事前に確認をとるようにしてくださいね! 大人も乗れる草の船を、道端のススキで作ってしまうというイベントは、子どもだけじゃなく、大人も本気で楽しめる企画になったと思います。 今回のイベント成功は、支援者してくださったあなたのご協力がなければありえませんでした。 本当にありがとうございます!おかげさまで、たくさんの笑顔と思い出を生み出すことができました。 重ねて感謝致します。 もっと見る
草船の材料を刈り取りました!足腰の筋肉痛がやばいです。笑
2017/10/06 15:31こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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