いつもViVIDを応援いただき本当にありがとうございます!
ジェンダー事業で広報をしております、福田です。
さて、クラウドファンディングを開始して、現在7名の方に応援をしていただいております。
本当に本当にありがとうございます!まだまだ皆様から応援していただけるように現状を分かりやすく伝えていきますね。
今回は、ジェンダー事業をより詳しく知ってもらうために、まず途上国のジェンダー問題が、どのようなものであるかをご説明したいと思います。
国連児童基金(UNICEF)では
「ジェンダーは、何が女性的で、何が男性的かを表す、社会的・文化的に構築された概念です。しかし、社会で構築されたルールや習慣は、女の子や女性を教育や社会参加などから遠ざけ、未来への可能性を閉ざしてしまう要因にもなっています」
と問題提起しています。
ユニセフ世界子供白書2019の情報によると、、
ガーナでは現在20-24歳のうち、18歳以下で結婚した割合は女性が21%に対して、男性は2%とその差は19ポイントにも上ります。
また、15歳から19歳の女の子の出産率は1000人あたり75%と、日本の4%という数字と比較しても、早期の出産率がいかに高いかということがよく分かるかと思います。
この背景に子供の権利に対する意識が低く、とくに女児は性的・心的虐待の対象や児童労働の対象になりやすい事があげられます。
また、生涯における肉体的および性的な親密パートナーからの暴力をうける人は24%ととても高く、過去12ヶ月間に受けた肉体的および性的な親密パートナーからの暴力は19%、生涯にわたる非パートナーからの性的暴力は4%と多くの女性が暴力などの危険にさらされています。
早期からの性教育をすること、そして互いの身体の仕組みの違いを、”生理”という女性特有の現象を、女性のみならず男性もきちんと理解することが、悲しみの連鎖を止め、女性の権利向上につながると私たちは考えています。
皆様はこの問題、どうとらえられますか?