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「一」から「土」で「左官」がつくる マルチかまど「コヘッツイHAJIME」

左官職人が1から全て手作業で作る、初心者でも簡単に扱えるエントリーモデルのマルチかまどです!場所の取らないコンパクトサイズで土壁の風合いを感じられます。コヘッツイHAJIMEはご飯を炊くだけでなく、燻製やダッチオーブンや焼き網を使用した調理などこだわりの時間をお愉しみいただけます。

現在の支援総額

388,442

388%

目標金額は100,000円

支援者数

10

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/03/16に募集を開始し、 10人の支援により 388,442円の資金を集め、 2021/04/29に募集を終了しました

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「一」から「土」で「左官」がつくる マルチかまど「コヘッツイHAJIME」

現在の支援総額

388,442

388%達成

終了

目標金額100,000

支援者数10

このプロジェクトは、2021/03/16に募集を開始し、 10人の支援により 388,442円の資金を集め、 2021/04/29に募集を終了しました

左官職人が1から全て手作業で作る、初心者でも簡単に扱えるエントリーモデルのマルチかまどです!場所の取らないコンパクトサイズで土壁の風合いを感じられます。コヘッツイHAJIMEはご飯を炊くだけでなく、燻製やダッチオーブンや焼き網を使用した調理などこだわりの時間をお愉しみいただけます。

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プロジェクト終了まで残り2日となりました!
今回は「かまど」についてお話したいと思います。

昔の「住宅」といえば、大黒柱・塗り壁・襖・土間・瓦、そして「食」といえば、
地域の特色ある郷土料理・旬の食材を使った季節料理・冷蔵庫の無い時代の知恵である
保存食など、住宅に限らず、昔の暮らしには人々の知恵がずいぶん生かされていました。

土間は今のキッチンで食事の準備をするところでした。この土間には水場があり
竃(かまどは、へっつい・おくどさんなど地方によって呼び名があります)がありました。
この竃はなかなか優れものです、薪をくべて、食材を焼く、煮る、炊くことができる、
暮らしの中で最も大切なものでした。

竃の原点は縄文時代で、縄文時代早期に使われていた煮炊き用の土器が既に
見つかっていることから、形こそ違うもののこの時代から竃はあったと思われます。
こういう言い方をすると、遠い昔の話のように思えますが、一般家庭の台所から竃が
消え始めたのは戦前から戦後にかけてのことです、まだつい最近まで一般家庭の台所には
竃はありました。
もう少し大袈裟に言えば、縄文時代の台所は、つい数十年前まで生きていたことになります。

今では、土間が床に変わり、その床の上にはシステムキッチンという名の竃や水場が付き、
非常に便利で使いやすく、欲しいときには直ぐ火が付けられ、またタイマーをセットすれば
朝起きたときにはご飯が炊けているという、すごい道具にとって変わりました。
道具が便利になったのは良いけれど、ひねるだけ付くガスや、火の見えない電気を
日々使っていると、火を火だと思わなくなり、あげく、ぼやを出したり、火傷をしたりする。
どこかで生の火を見ても、それを自分の家の火に置き換えて、
もったいないと思ったりすることも無縁なのです。

しかし、縄文時代から続いてきた火と人との関係を思い出すことは、未来の火を考える上で
どうしても必要だという気がします。
そうしないと、火そのものを忘れる事になってしまいそうです。
そしてもう一つ、土間の時代は、そこを毎日乗り降りし、竃で使う薪やシバを確保し、
それをくべ、夜になれば炭になった薪に灰をかけて、朝になるとその灰をどけて、
また薪をくべる。
そんな繰り返しが主婦にとってとても大事な仕事でした。

便利な時代ではないけれど、生活の中で必要なものがちゃんと見えた無駄のない暮らしを、
便利な今だからこそ覚えておきたいと思います。

そんな時代の竃を蒼築舎は『現代版竃』にアレンジし、コヘッツイを作りました。
残すところ2日間!応援よろしくお願いします!

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