パンデミックに起因するジョージアのローカル経済へのダメージにより1週間のクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げて5日目となりました。
現在の達成率は33%。ご支援いただいた34人の方々、ありがとうございます。
ジョージアのコワーキングスペースを無料にしたい
突然なにを言い出すかとお思いでしょうが、ぼくはジョージアのコワーキングスペース「ANO OFFICE」を将来的に無料で展開したく思っています。
そもそもコワーキングスペースは単に作業場ではなく、コミュニティスペースであることが最大の価値だと思っています。(なので“ノマドの聖地”と)
ハードルを下げたい
ジョージア人の平均所得は日本円にして約3万円ほど。ITで外資系に務める方は10~20万円ほどでしょうか。しかしそのような需要のある高所得の人材は海外へと転出していきます。
ジョージアの人口は減少を辿っているのです。
ANO OFFICEの1日の利用料は1000円ほど。平均所得約3万円の層には到底気軽なものではありません。
自宅の通信環境が業務に不相応だったり、パソコンを買うお金がなかったり、そもそもIT業務への入り口がわからなかったり。
現状、そのようなレイヤーを無視しているのです。
表面的にはノマド向けのコワーキングスペースでブランディングしており、それももちろん事実なのですが、場所にとらわれず、国境を超えたクライアントを持ちパソコン一台で生計を立てる世界中のノマドワーカーが集まれば、ANOの活動も世界に広まるスピードもまた加速するとおもっています。
ANO OFFICEではそんなノマドワーカーたちの訪れをフックに、現地でポテンシャルを秘めた若者たちへのIT環境支援を背景に携えています。
クラウドファンディングやリリースにはノマドのことしか書いておらず、本質的な背景は「言葉で熱を載せて伝えたい」と言い張ってテキストにすることは初めてなのですが、実際そんな感じです。
「どうやったら0円にできるのか?」
内緒です。
なにが起きるかわからないからいい
そのようにビジョンはあるのですが、思った通りに行くことなんてありませんし、思った通りに行く能力があればこのクラウドファンディングはありませんっ...!!!
世界中の多様なバックグラウンドをもったノマドが集まり、国内のキャリアシーンに刺激を与えられるような場になっても、なにが起こるかわかりません。
人が集まる場所には奇跡が起こります。なにが起きるかわからないからそれがいい。そんなプラットフォームを作っています。
最後に
コロナ緊急クラウドファンディングプロジェクト「ジョージアのノマドの聖地を存続したい!」では皆さんのご支援をお待ちしております。
残り3日と超短期のプロジェクトになりますが、どうか応援のほどよろしくお願いいたします。