今回はじめてクラウドファンディングをやってみて、色々わかったことがある。
今後クラウドファンディングする人にも参考にしてみてもらいたいです。
まず、
初めてのくせに詰め込みすぎた。
今回は名目上、「レモンクラスの三月課題の制作費用」、「昨年度の公演の赤字の補填」、「劇団員増加プロジェクトの資金」というのを引っくるめて、プロジェクトを立ち上げた。
その額、¥3,000,000。
はっきり言って、高額だ。決して嘘っぱちな額ではないのだが、具体性と個性が必要であったかと思う。
たとえば、今回のプロジェクトだと、
「三月課題」の応援をしたいのに、なんで「劇団員増加プロジェクト」の応援もしなければならないのか、ということになる。
物の価値は難しい。新生活応援キャンペーンで冷蔵庫、洗濯機、電子レンジの3点セットを求めてる人は容易さと安さを求めてる。
その点、冷蔵庫のみを求めてる人は質を求めてる。 質を求めるからこそ、値踏みをしっかりし、長考する。
今回のプロジェクトは容易さに重きをおき、雑然とひとまとめにしてしまった。
これは失敗だ。
しっかりと、ひとつのことをしっかりときっちりと説明し、質を理解してもらった上で立ち上げるべきであった。
もちろん、今回すでに得た支援も、決して少額ではないし、大変ありがたい限りだ。 これにより劇団運営に関して、様々な可能性を広げていけるのもたしかだ。
ただ、もっと、その「様々な可能性」に関する具体性を述べるべきであった。すでにご支援くださってる方々はきっと、劇団をすでに信じて、応援して下さっている方々。
だけど、その先の、元々我々に興味のない方々の心まで惹きつける何かがないといけなかったのだ。
クラウドファンディングは買い物だと考えた方がいい。募金と考えると、お願いになってしまう。
プロジェクトに価値を感じるから、支援したくなる。
そういう視点でプロジェクトを考え、リターンを考えなければならない。 「三月課題」を応援したい人にはしっかりとその価値を感じてもらえたのではないかと思う。 それはレモンの子たちの頑張りのお陰だ。 一方、「劇団そのものの応援」という意味では説明や、価値の担保が不足していたかのように思う。
難しい限り。
でも、今回で何かを掴んだことはたしかだ。これを糧に今後、新たにプロジェクトを立てることも考えようかと思う。
次回行うとしたら、All-or-Nothing方式にしてみようかと思う。つまり、プロジェクトが達成しなければ資金を得られない方式だ。そうすることで、その価値をきちんと値踏みしてもらえる気がする。
興味がわけば買うし、興味なければ買わない。
より一層お買い物の感覚で「興味の伝播」がなされていければいいな、と思っております。
つづく