今日はこころの健康センターへ、「精神科病院情報交換会」へ行ってきました。
会議は1時間ほどで終わりましたが、ショックで打ちひしがれて、周りから「大丈夫?」と心配される有様。家まで家族会の方が送って下さいました。
コロナ禍の精神科病棟。「お願いベースの自粛」とは言っていましたが、強制力は病院にあると思います。まず、外出・外泊・外食は禁止です。面会は家族のみ。それも2名まで、差し入れは直接渡せないどころか、面会そのものがオンライン・もしくはガラス越しで10~15分以内。こういうの、軟禁というのではないでしょうか。刑務所みたいです。私は、たった3か月の入院でしたが、親以外に友達が何度も会いに来てくれたことが救いになっていたのです。今、入院されている方の事を考えると、涙が出そうになりました。どれだけつらいだろうか。寂しいだろうか。病院内の人間関係は独特です。そもそも人間関係の苦手な人が多いのですから、こんなに閉鎖された環境では、ますます具合が悪くなるでしょう。「リモートでも構わないから、ピアサポーターを入れて下さい。希望の光が見えるようにして下さい。」と言うのが精一杯でした。
そして、「精神障害者の地域移行」については、数年前に各病院はピアの体験発表や研修を行ったらしいのですが、それから人の入れ替わりもあり、退院促進の周知は薄れているという事でした。要するに、忘れられているのです。私達、精神障害者の社会生活について、何も行われていないどころか、忘れられているのですよ。こんなに酷いとは思いませんでした。こんな事を、平気で事務的に話すのです。
やはり、病院と社会生活の中間点が必要なのです。私(内藤)一人では突破できない事です。皆様のご協力が必要です。よろしくお願いします。