支援者の皆さま
上の写真のように、3/15に始まり1か月半続けてきたこの「ミャンマーを救おう!」クラウド・ファンディングも、残り1日となりました。これまでの支援総額 2,234,500円、支援してくださったのべ人数 375人となります。
本当にありがとうございました!
次は、このお金をどのように使っていくか、ご報告したいと思います。長くなりますが、ご容赦ください。この2週間、ミャンマー人メンバーとずっと検討してきました。まず、3つの重要事項があります。
1.この支援金は6月末に入金されます。その2か月の間に、ミャンマーへの直接送金が可能になるケースと、現状のまま送金が不能のケースがあります。その2つのケースについて検討しました。
2.このクラ・ファンの本文にありますように、この活動の当初の目的は「(ミャンマー国内の)臨時治療所などの設立資金」でした。現状では、直接送金をして国内にいるミャンマー人メンバーがその活動をすることは不可能ではありますが、当初予定額に近い40万円は、メンバーが活動できる状況になるまで日本国内で保持しておきたいと思います。
3.この本文を書いたのは2月中旬でした。その後、現在までに状況が大きく変わりました。直接送金の禁止、不服従運動(CDM)とその参加者への迫害、山岳地の少数民族への空爆とタイへの難民発生などです。それを考慮して使い方を考えました。
Ⅰ 今年6月末でも直接送金ができない場合
①ミャンマー国民への人道的支援(タイにある支援団体:ビルマ・リリーフ・センター BRC):45万 ←東南アジアの専門家に紹介いただいた信頼できる団体
②CDM(不服従運動)の支援(日本にあるミャンマー人の支援団体 CDM funding collecting Japan):40万
③CDM(不服従運動)の支援(日本にあるミャンマー人の支援団体 GenY for revolution Japan):40万
④タイに逃れた難民への支援(ミャンマー人メンバー(国内組)のタイ在住の親戚 ):40万
⑤当初の予定の臨時治療所などの設立資金(日本にいるミャンマー人メンバーが保持):40万
⑥クラウド・ファンディング会社の手数料:20万
Ⅱ 今年6月末には直接送金ができるようになった場合
①ミャンマー国内および国外の難民支援(ミャンマー国内の難民支援団体 DAWKALU Network):35万
②ミャンマー国内の医療支援(危険なため匿名希望の団体):35万
③CDM(不服従運動)の支援 (日本にあるミャンマー人の支援団体 GenY for revolution Japan):35万
④ 当初の予定の臨時治療所などの設立資金(日本にいるミャンマー人メンバーが送金、ミャンマーにいるメンバーが受け取って活動):100万
⑤クラウド・ファンディング会社の手数料:20万
このように考えております。タイからミャンマーへのお金の持ち込みは危険であり、かなり活動歴が長く信頼できる団体でなければならないこと、また他の団体も真に信頼できるところでなければ、ということで選定に時間がかかり、皆さんへの報告が遅くなりました。申し訳ありません。
今後も情勢の変化により変更の必要があるかもしれませんが、その都度、考えていきたいと思います。 よろしくお願いいたします。