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今日は、1頭と1人のお話。この写真のマコーリーと騎乗するAさん、今はあちらの世界から仲良く私たちを見守ってくれているはずです。
マコーリーが園田にやってきた日、受け入れをされたのがAさんでした。それからずっとマコーリーと共に歩んでこられました。地方競馬の売上が厳しく、他場では誘導馬を廃止する動きがあった時、園田でもいろんな噂がありましたが、多くの方の力でマコーリーたち誘導馬はそのままお仕事を続けることができました。その中にはAさんをはじめとする誘導馬係の皆さんの懸命な努力もあったことと思います。私も、持っていた馬のクリスマス衣装3点セットをお貸ししたこともありますが、誘導馬が本来の誘導以外でもお客様に喜んでいただけるように、いろんな工夫もされておられました。その気持ちは、誘導馬たちにももちろん伝わっていたと思います。そこには馬と人との心の結びつきが、確かに存在しました。サンタに扮した騎乗者とトナカイマコーリーのショットは、今回の写真集にも登場します。
ただ、そんなAさんは、マコーリーが引退する1年ほど前に病に倒れられ、お仕事を軽減されることになられました。闘病の合間にも体調が許される時には、地方競馬では豪華すぎるほどの3頭誘導のお一人として出られることもありました。ずっと復帰を信じていた誘導馬係の皆さんと馬たちでしたが、その思いもかなわず、マコーリーが引退する4か月前、誘導馬たちのことを気にかけながらお亡くなりになられました。
マコーリーが亡くなった時に、誘導馬に近しくたずさわる方が、こんなブログ記事を寄せました。
Aさんについては、これ以上私がご説明するよりもこちらをご覧いただくのが一番かと思います。
写真集の中で、一番古い写真は園田にやってきたばかりの15歳のマコーリー。そのかたわらにはAさんがいます。マコーリーがお世話になったとても大切な方です。写真集に多く登場する1頭と1人。ぜひ、マコーリーと共に偲んでいただければと思います。