2021/06/14 12:18
こんにちは!プロジェクトメンバーのクマダです。
すずめの水うちわですが、お届けにお時間いただいており申し訳ございません。
当初の予定から少し遅れながらの制作となっております。
…と、いうのも、少し問題が発生していまして、試行錯誤しておりました。
すずめの水うちわは、京うちわと同じ「挿し柄 」の技法で制作している(※)のですが、今年の早い梅雨入りだったり、竹の性質だったりなどが重なって、想像以上にうちわの面が波打ってしまったのです。(※挿し柄で作っているのは、京都の職人から岐阜に伝わったうちわ作りの方法を受け継いでいるためです)
その問題を解消するために職人たちが集まりまして、結果的に、作業をひと工程追加して、ニスの濃度を変えることで、大きな波打ちを減らすことができるようになりました。
だんだんとすずめの水うちわが仕上がってきていますので、お届けまでもう少々お待ちいただけますと幸いです!
写真は試行錯誤中のすずめの水うちわです。
ニスが乗りすぎて、本当にべっ甲飴みたくなってしまったとか(笑)
それではまた次回にお会いしましょ~!