現役大学院生監督志望の小山くん、イラストレーター志望の平林くん、横浜で起業した制作志望の両角くん、現場の経験ほぼゼロの若者トリオが、演出部として全日奮闘してくれました。
一体何をすればいいのかさえわからぬまま撮影に突入した3人、スタート時には、とにかく一挙手一投足がたどたどしく、みなさんに叱られたり突っ込まれたりで惨憺たるあり様でしたが、やがて目の輝きが増し、大きな声を出せるようになっていきました。一人も脱落することなく最終日を迎えることができて本当に良かったです。
はじめはみな素人。でも、1日現場を踏めば、どれくらいやらなければいけない仕事があるのかがわかってくるものです。とにかく現場を経験させてあげたい!若者のやる気を育ててあげたい!という監督の思いを理解してくださり、彼らの奮闘ぶりに付き合ってくださったスタッフ、役者のみなさまに心から感謝いたします。
★★★★★★★
今回の撮影に臨んだ感想を尋ねてみました。3人それぞれから、こんなメッセージが届きましたよ!監督、嬉しいですね。
小山「監督志望です。と飛び込んで、参加させて頂きました。素人の私に貴重な経験とチャンスを与えてくださった監督やスタッフ、キャストの皆様に感謝しております。至らないところばかりでしたが、作品を良くするために全員が懸命に取り組む素晴らしく贅沢な現場に居られたことを光栄に思います。ありがとうございました。」
平林「全員が真剣に楽しみ1つの作品を作っていく撮影現場はとても刺激的でした!分からないことだらけでも自分にできることを全力でやりながら同時に多くのことを学ばせて頂きました。撮影現場でしか学べない、とても貴重な経験になりました!」
両角「今回、初めて映画制作の現場に参加させていただきました。制作に携わっている方々は全員がプロフェッショナルで、良い映像を撮るため、時には激しく意見を戦わせつつも、協力してチーム一体となって取り組まれている姿に感銘を受けました。監督も精力的に活動されているので、素晴らしい映画になると思います。」
数年後、どこかの現場で活躍している彼らを見かけたら、うるっときちゃうかも。