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廃業した豊橋の銭湯「人蔘湯」を復活させたい!

愛知県豊橋市にて、2020年9月に惜しまれ閉店した銭湯「人蔘湯」を復活させます。閉店の原因となった釜(ボイラー)の交換をはじめ、設備の修繕や集客力を上げるための改修に多額の資金が必要です。豊橋に、日本に、銭湯文化を残すため、みなさまのご支援をお願いいたします。

現在の支援総額

4,896,902

122%

目標金額は4,000,000円

支援者数

422

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/04/23に募集を開始し、 422人の支援により 4,896,902円の資金を集め、 2021/05/30に募集を終了しました

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廃業した豊橋の銭湯「人蔘湯」を復活させたい!

現在の支援総額

4,896,902

122%達成

終了

目標金額4,000,000

支援者数422

このプロジェクトは、2021/04/23に募集を開始し、 422人の支援により 4,896,902円の資金を集め、 2021/05/30に募集を終了しました

愛知県豊橋市にて、2020年9月に惜しまれ閉店した銭湯「人蔘湯」を復活させます。閉店の原因となった釜(ボイラー)の交換をはじめ、設備の修繕や集客力を上げるための改修に多額の資金が必要です。豊橋に、日本に、銭湯文化を残すため、みなさまのご支援をお願いいたします。

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本プロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます!
新たに店長を務めることになりました大武千明と申します。

長年人蔘湯を守ってきた女将さんに代わる店長という立場。どこの馬の骨かと不安な方もいらっしゃることと思いますので、自己紹介をさせていただきますね。

ポイント

①豊橋出身、水上ビルで生まれ育ちました。

②間取図クリエイター/一級建築士。建築のイラストを専門に描き、著書もあり。

③京都の2軒の銭湯で修行してきました。経験バッチリ!

詳しくお伝えしていきます。

豊橋駅前で生まれ育って

私が育った家は、豊橋駅前、水上ビルの一画。

祖父が1階で時計店を営み、その上の2,3階に私たち家族が暮らしていました。
商店街の中だったので、周りのお店の人たちにも可愛がってもらったものです。

幼少期の家の前で。
左奥に写る「ラーメン餃子」の「くるまや」は今も健在。
祖父母の家に車で向かう通り道に、人蔘湯がありました。
看板の「ラドン温泉」の文字を見て、「ラドン(怪獣)だ!!」と弟と一緒にはしゃいだものです。

大きくなり、大学は地元のギカ大(豊橋技術科学大学)へ。
建築を学び、水上ビルをテーマに卒業設計に取り組んだり、豊川稲荷表参道のまちづくりに関わらせてもらったりして、まちづくりの楽しさも苦しさも味わったものです。

いつか地元でまちづくりを、と思いながら、外の世界も知りたくて、卒業後は名古屋や京都に移り住みました。

京都へ、銭湯との出会い、そして出版

2013年から京都のゲストハウスで住み込みをしていて、広いお風呂に入りたくて銭湯に行ってみたら、どハマり。笑

ある日、いつもと違う銭湯に行ったら、造りが全然違って興味を持ちます。
その違いを記録に残したいけれど、周りはみんな裸なので写真は撮れない。

頭を捻ったら、そうだ!私は建築をやってきて図面が描けるんだから、間取り図で記録することができる!と思いつきます。

初めて描いた銭湯の間取り図。錦湯(京都市中京区)

銭湯の間取り図を描き、SNSに投稿したり、手作りの冊子にまとめたりしていると、出版のお話が舞い込んできました。
2016年に創元社さんより「ひつじの京都銭湯図鑑」を出版させていただきました。

ひつじのキャラクターが銭湯を間取り図で案内していくという世界線で、いつしか私自身とひつじの境目がなくなり、すっかり「ひつじ」の名で呼んでもらえることが増えました。(うれしい)

そして、書籍を見た方々からイラストのご依頼をいただく機会が増え、2018年から間取図クリエイターとして個人事業を営んでいます。

銭湯を経営したい!

書籍のための取材を重ねるうちに、銭湯の経営者さんたちの仕事ぶりに憧れ、私もそちら側に行きたいと思うようになりました。

しかし現実は甘くないのです。

経営を任せてもらえる銭湯なんてなかなか見つかりませんし、チャンスがあっても、それを掴むだけのチカラも準備もまるで足りませんでした。
何年かはまんじりと過ごしながら、何かできることを、と、経営の勉強をしたりしていました。(思えば経営の知識ゼロなのにやりたいと言ってた青二才)

そうして2019年、やっと銭湯で働く機会が巡ってきます。しかも同時期に2軒も!

家族経営の玉の湯と、ゆとなみ社系列の源湯。スタイルの異なる2軒で働くことができて、沢山のことが学べました。この経験は私の財産です。

玉の湯(京都市中京区)明治期から続く老舗。ご夫婦と3人の子どもたちが賑やかな家族経営の銭湯。

源湯(京都市上京区)ゆとなみ社の経営。
お風呂に加え、畳の休憩スペースも至高。
そして人蔘湯へ

経験も積めてきたし、ゆとなみ社の店舗も増えていく。次に継業の話があがったら、店長に立候補しよう。

そう覚悟を決めた矢先にやってきた話が、人蔘湯だったんです。

私の人生は、このためにあったんじゃないか、って思ってしまうような展開です。
それまで抱いていた銭湯経営という、夢というか野望というか、そういうものは吹き飛んでしまって。
きっとこの仕事は私にしかできない、やらなきゃ!って使命感にグググと背中を押され、人蔘湯が再び愛される場所になるように、必死に考えて考えて行動しまくる毎日が始まったのでした。

設備トラブルに対処できるようになるため、
教わりながら配管工事にも挑戦しています。


ここまで長々と書き連ねてきましたが、むしろ書ききれなかったことも沢山ありますが、それら全部全部、人蔘湯のために活かしていきます。

それでも足りないところは、周りの温かい人たちが協力してくれていて、本当に感謝しています。
一部の協力者の方も、今後の活動報告でご紹介する予定です。

まだまだ至らないところも多い店長ですが、人蔘湯に対する気持ちと覚悟がみなさまに伝わり、少しでも安心していただけましたら幸いです。
これからどうぞよろしくお願いいたします。今度は番台でお会いしましょう!


ーーーー

クラファン開始から一夜明けて、達成率15%を越えました。

沢山のご支援ありがとうございます!

引き続き、活動報告でもいろいろな情報をお知らせしてまいりますので、最終日まで楽しくお付き合いください◎

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