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創業90年の生地屋、島田製織が希少となった織機を使いオリジナル製品をつくります!

先染織物の播州織は分業制で成り立っていて、職人から職人へとバトンをつなぎ糸から生地を仕上げます。今回は、播州産地では希少となった力(シャトル)織機でオリジナル生地を作り、目指したのは贅沢な時間を味わう服。HaTaKaKeは、創業90年の生地屋:島田製織が西脇市から発信する製品プロジェクトです。

現在の支援総額

616,550

123%

目標金額は500,000円

支援者数

68

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/04/11に募集を開始し、 68人の支援により 616,550円の資金を集め、 2021/05/20に募集を終了しました

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創業90年の生地屋、島田製織が希少となった織機を使いオリジナル製品をつくります!

現在の支援総額

616,550

123%達成

終了

目標金額500,000

支援者数68

このプロジェクトは、2021/04/11に募集を開始し、 68人の支援により 616,550円の資金を集め、 2021/05/20に募集を終了しました

先染織物の播州織は分業制で成り立っていて、職人から職人へとバトンをつなぎ糸から生地を仕上げます。今回は、播州産地では希少となった力(シャトル)織機でオリジナル生地を作り、目指したのは贅沢な時間を味わう服。HaTaKaKeは、創業90年の生地屋:島田製織が西脇市から発信する製品プロジェクトです。

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生地屋ですが私たち、服をつくりました。

2020年は一年をかけ、私たちは生活スタイルを変えざるをえなくなりました。これにより、これまで常に求められてきたスピードや厳密さを少し横に置き、自分が、周りのみんなが幸せで快適に過ごす"時間”に、これまで以上の価値を感じる様になりました。

2020年の冬、地方の生地屋が生地を作る一歩先、製品にしてみなさまにご覧いただきたいと思ったきっかけを、聞いていただけますか?

今改めて気付くこと

兵庫県西脇市、自然豊かなこの街に織物の産地があります。

糸を染め、染まった糸を並べて生地に織る。

私たちは、播州織とよばれる先染め織物を製造販売するテキスタイルメーカー、島田製織株式会社です。繊維専門商社である私たちは、取引先からの要望にいかに早く正確に応えるかを第一に、創業から約90年間仕事をしてきました。そんな中で迎えた2020年、突然やってきたコロナはアパレル産業をも直撃し、私たち播州産地にも大きな影響を与えました。

これまでずっと走り続けた私たちに突然訪れた仕事がないという状況。この空白に直面した時、“もしかしたらこれまでの私たちには急ぐあまり、見えていなかったことがあるのではないか。効率が悪く時間と手間のかかる仕事。これまで避けてきたこれらを、もしかすると今こそじっくり味える、とても贅沢なタイミングがきたのではないか”と思いました。

そんなことを考え、社内に溢れるこれまでに作り上げた生地を振り返った時、時の流れにのり切れず播州産地で今そっと姿を消しつつある織機のことを思い出しました。効率が悪く手のかかる古い機械を、なんだか妙に可愛らしく愛おしく思えたのはこの瞬間でした。

今回の挑戦

播州織の歴史は約200年。

この長い歴史の中で、播州織の最盛期を第一線で支えた織機があります。改良された織機が普及した今、播州産地においてこの織機を有する機屋は残りわずかとなりました。

私たち島田製織も自らは提案しなくなった、“この機械で生地を織る”ということ。私たちが製品までを自社でハンドリングするからこそできること。今回は、そんな織機、力織機(シャトル織機)にスポットをあて、製品にしてみなさまにご覧いただきたいと思いました。

シャトル織機が消えつつある背景に、量産向けに改良された織機に比べ一日に織ることのできる数量が少ないことや、欠点とよばれる使えない箇所ができやすい、巻き取って準備した横糸がなくなる度にそばで補充しなければならないなど、とにかく時間と手がかかり、今の時代にそぐわなくなったことがあります。(エアと呼ばれる空気圧で糸を飛ばす織機と比較すると、生地にもよりますが、その製織能力は1/4程度と言われています。)

一方、時間をかけゆっくり織ることで生地はふっくらとし、更に今回は、糊付けという工程を省き糸への負担を最小限にすることで、コットン本来のやわらかな風合いをより一層感じていただける様にしました。

今回私たちが掲げたテーマは、"作る工程をいつくしむ”

これまで何度も見てきた、生成りの糸に色が付くまでを。(染色工程)

染まった糸を並べて織り、糸が生地になるまでを。(製織工程)※動画はスローで再生です。 

たくさんの職人の技術と愛情、手のかかるこれら工程を、私たちがバトンとなり一緒に追いかけて、まずは贅沢な生地を作り上げました。そして千葉県の縫製工場で服に仕上げます。私たちが糸からじっくり向き合った製品を身にまといいただくことで、毎日を懸命に生きるみなさまに、この背景と同じゆっくりとした贅沢な時を過ごしていただきたいと思っています。

製品プロジェクト:HaTaKaKe(はたかけ)

織機にタテの糸をのせることを、私たちは“機(ハタ)にかける” といいます。

糸が機にかかるその時が、糸が生地になる最初の一歩。

糸が交わり織物になる。スケッチに描いた画が生地になる。

HaTaKaKeは、そんな始まりの時を共有いただきたいとの思いから名付けました。

人に寄りそっと添い包み込む。私たちはそんな衣料品を目指し、糸から服になるまでを追いかけ発信してゆきます。テキスタイルメーカー島田製織の製品プロジェクト:HaTaKaKeを、キャンプファイヤーの挑戦からスタートさせます。

では、私たちの製品第一弾をご覧くださいませ。

リターンと使用シーン

例えば普段のスイッチをオフにしてぼんやり過ごす休日。そんな時間を心ゆくまでたのしむ幸せ。生地をたっぷり使用した、お出かけもエレガントに叶うワンピース。


明日の私が新しい自分でありますように、学びにあふれる贅沢なときを想定しました。ボタンを留めて可愛らしく、ボタンを外して大人かっこよく。気分に合わせて着こなしていただきたいチュニック。


2人で、3人で。同じものを履く嬉しさもあるパンツを2サイズでご用意しました。家でゆっくりはもちろん、ゆったりシルエットなので履いてることを忘れてしまいそうな履き心地。


生地を味わっていただきたいと思い、ロゴの刺繍を入れたチェックのハンカチと、HaTaKaKeオリジナルタグを付けた無地のキッチンクロスを仕上げました。

柄へのこだわり

この織機を使うにあたり、私たちにはこの織機が活躍した当時の"播州織らしさ”を表現したいという思がありました。過去の資料をベースに、懐かしさに今らしさを加えたいと考え、播州産地の定番柄であるギンガムチェックに淡いトーンの細線を配しました。この繊細な雰囲気が、リラックス感の中に外出着としても取り入れやすいスマートさを演出しました。加工でも人工的な薬剤を使用せず、シワを残しとことんナチュラルな風合いを追求し、合計3点のオリジナル生地を仕上げています。※シワを残しています。

HaTaKaKeは、"私が気持ちいい、贅沢時間に包まれる”をモットーに、お家でのリラックスタイムはもちろん、大切な仲間との時間、在宅ワークや外出、どんなシーンにでも着用いただきたいからシンプルなものづくりを目指します。生地屋らしいこだわりを素材に持たせ、服に手を通した時、それがどこでどんな人たちが、どんな風に携わったか思い馳せていただける。そうありたいと思っています。

使い込むほど自分のものになる、洗濯を繰り返すほど味の出るコットン素材を、ぜひご堪能下さい。

実施スケジュールとリスク

3月に生地が出来上がり4月中より順次縫製を進めています。縫製を進める中で細かいデザイン・仕様が一部変更になる可能性ございます。変更点につきましては随時活動報告に載せて参ります。クラウドファンディングの性質上、この点につきましてあらかじめご理解とご了承いただきました上でご支援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。 

商品の発送は、6月より順次手配して参ります。

生地の整理加工とサンプル縫製

最後に

2020年をコロナ禍で過ごし、地域産業がこれからも、こんな風に少しずつ確実に縮小してゆくのかと考える時、今この産地の現状を悲観的ではなく未来を見据え、私たち自身が現場からモノづくりの過程を大切に発信してゆく場が欲しいと思いました。

播州織の製造者にも、独自に織を研究する織布工場、時代に即した付加価値加工を提案する加工場など、まだまだ魅力的な人材と技術が揃っています。

私たちHaTaKaKeは、今失われつつある職人の技術やこの地の歴史だけでなく、時には新たに開発された糸を用い、時には最先端の技術を取り入れ、これからも常に挑戦し続けることで、地域産業全体を盛り上げてゆきたいと思っています。

キャンプファイヤー、ここから始まる私たち“HaTakake”の挑戦を、どうぞみなさま応援していただけませんでしょうか。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

■ 特定商取引法に関する記載
◯ 販売事業者名: 島田製織株式会社
◯ 事業者の所在地:〒677-0054 兵庫県西脇市野村町1796-67
◯ 事業者の連絡先:Tel: 0795-22-3621 メール: info1@hatakake.com
※こちらでは当該製品に対するお申し込み、質問等は受け付けておりません。

◯ 代金の支払時期:
各プロジェクトが募集期間内に成立した時点で、支援金の決済が行われます。コンビニ払いは、コンビニエンスストアで所定の方法により支払いが完了した時点で、決済が行われます。銀行振込(ペイジー払い)は、ATMまたはネットバンキングにて所定の方法により支払いが完了した時点で、決済が行われます。auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い、ドコモ払い、PayPal、FamiPay、PayPayは、各決済画面により支払いが完了した時点で決済が行われます。


◯ 支払方法:
クレジットカード払い(Visa/Mastercard/JCB/Diners Club/American Express)/コンビニ払い(全国の主要コンビニエンスストア)/銀行振込(銀行ATM・ネットバンキング)/auかんたん決済/ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い/ドコモ払い/PayPal/FamiPay/PayPay。お支払いの手数料に関して、コンビニ払いの場合 350円(税込)が、お客様のご負担となります。また、銀行振込ご利用の場合は、所定の振込手数料がお客様のご負担となります。


◯ 商品引渡しまたは役務提供の時期:各プロジェクトが募集期間内に成立した場合のみ、支援金の決済が行われ、約定されたリターンを得る権利が発生します。なお、リターン毎の発送(履行)時期は各プロジェクトの記載・連絡に準じます。諸般の事情により遅延・遅配が生じる場合は、プロジェクトオーナーより記載・連絡されるものとします。


◯ キャンセル・返品: 利用規約記載のとおり、お客様都合による返品・キャンセルはできませんのでご注意ください。尚、製品到着後に破損や初期不良がある場合には交換させていただきますので「メッセージで意見や問い合わせを送る」から、または納品書記載の連絡先までお問い合わせください。
※上記以外の事項に関しては、お取引の際に請求があれば遅延なく提示いたします。

最新の活動報告

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  • 2021年春、campfireでHaTaKaKeがスタートしてから、約1年が経とうとしています。たくさんのみなさまにご支援、応援購入をいただきましたこと、改めまして、心よりお礼申し上げます。さて、ここからまた新たな一年が始まるHaTaKaKeより、みなさまにお願いがございます。私たちがより良い製品作りを目指し進んでゆくために、お忙しい中大変恐縮ですが、下の“HaTaKaKe アンケート”にご協力をいただけますと嬉しいです。どうぞ宜しくお願いいたします。(2022.2.27までお待ちしております。)HaTaKaKe アンケート もっと見る

  • みなさまへのリターンの発送準備が整いました。

    2021/05/25 17:40

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • たくさんの応援とご支援をいただきまして、ありがとうございました。無事、5月20日の24時を持ってHaTaKaKeのクラウドファンディングは終了いたしました。織物についてはもちろんですが、今回の商品のディティールやこの産地のこと、このページの中だけでは十分にお伝えしきれていなかったと思います。そんな中でも、こうしてたくさんのみなさまにご覧いただき、応援とご支援をいただけましたこと、とても嬉しく感じています。あまりに急ピッチでことを進めてきた結果、今夏は少しゆっくりになりますが(笑)、その分秋冬に向けては力を入れて生地や製品の開発を行ってまります!自社サイト、並びにInstgramなどのSNSツールでの発信を、これからもどうぞあたたかく見守りいただけますでしょうか。重ねてになりますが、この度はたくさんの応援とご支援、みなさまありがとうございました!自社HP:https://hatakake.com/Instgram:https://www.instagram.com/hatakake_/ もっと見る

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