※画像は昨年出展したMakerFaireTokyoの様子です
合同会社BirthTです。
当プロジェクトをお気に入り登録している方へ投稿です。
プロジェクトは残り15日となりました。
日本初のベルトコンベア式3Dプリンター「Leee」も早々割・早割が終了し、
残すところ10月納品のリターンのみです。ご検討中の方はお忘れがありませんように。
その他のリターンは数量制限はありませんので、応援お待ちしております!
今回は支援者限定で配信した活動報告から「Q&A」と「他社製品との比較」について一部抜粋します!
■Leee本体について
Q.ベルトの耐久度は大丈夫ですか?
A.ベルトメーカーさんのご協力でかなり品質の高いベルトを使っていて、これまで破れたりなどのトラブルはありません。温度も一定までは耐えられるのですがノズルが接触すると多少傷が入る場合もあります。ただ消耗品ではありますのでベルトのみの販売も予定しています。
Q.ベルトの定着性はどうですか?スティックのりは使えますか?
A.非常に定着が良く、ゴムのような感触のベルトとなっています。スティックのりの必要性はなく、機体が汚れてしまうリスクもあるので推奨しません。
Q.動作音はどの程度ですか?
A.静穏化できるモータドライバTMC2130を採用しており大きな音はしません。むしろ空冷ファンの音が目立つほどの動作音です。扇風機の風量中程度の音です。
Q.ステッピングモータと電源はどこのものを使っていますか?
A.XY軸のステッピングモータはSTEPPERONLINE製、電源はMEAN WELL製を採用しています。いずれも安定した品質が提供できることが採用理由のひとつです
Q.ノズル径はいくつまで対応していますか?
A.現在は0.6mmまで対応しており、今後は0.8mmまでは対応していきたいと考えています。
■対応フィラメントについて
Q.ABSの対応は予定していますか?
A.エンクロージャーやチャンバーを使用すれば定着する場合もあるのですが、まだ確率が低いため繰り返し動作検証を行い、ABS対応できるようアップデートを目指します。なお、ポリカーボネート(PC)はチャンバーを使用すれば定着することが確認できており対応フィラメントに追加する日も近そうです。
Q.木材フィラメントは対応していますか?
A.まだ実証例が少ないので、これからアップデートしていきたい。カーボン系などもチャレンジしていきます。
Q.造形精度はどのように向上しましたか?
A.多くの方に見ていただいた昨年10月のMakerFaireTokyoからベルトのアップデート、CoreXY方式の採用で格段に品質が向上しました。造形物の精度はTwitterにてアップしていますのでご覧ください。
■その他
Q.実機を確認したいのですが?
A.現在入居しているセンターオブガレージにてご案内します。ただ、開発に遅れが出るリスクからお断りする場合もありますのでご了承ください。
Q.ベルトの販売価格はいくらくらい?
A.未定ですが、ベルトは他の8〜10倍ほどのコストをかけていますので…(安いプリンタを1台買えるレベル)できる限りで努力します。
Q.一般販売はいつ?
A.クラウドファンディング中ですので明確な時期は考えていないですが、リターンがお届けできる10月からユーザーの皆様から使用感や改善点などをお伺いして、それを改善に活かしてから。と考えています。
他社製品との比較
ベルトコンベア式の他社製品をご利用されている方々に使い心地などインタビューさせてもらう機会がありました。ご協力いただきました方々改めてこの場で感謝申し上げます。
当社の強みや弱み、共通した課題など以下のようなヒントが見つかりました。
・ベルト面との定着
→Leeeは定着の良いベルトを採用しています
・ベルトとヒータブロックが干渉
→Leeeでは起きないように注意します
・レベリング
→Leeeはオートレベリング
・組み立てに必要な部品が不足
→Leeeは組立済
・スライシングの難易度が高い
→Leeeにおいては、まずはCuraを使用し、その後独自スライサーをオープンソースで開発したい考えです