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150年の時を超えて千利休11世ゆかりの茶室を地域のおもてなしの場所づくりへ

京都市東山区にある圓光寺というお寺に千利休11世ゆかりの茶室「任有の席」があります。150年以上前に作られた茶室は、老朽し茶室として利用できない状態でした。そこで、今回、茶室を改修し、広く多くの方々に茶室の存在を知ってもらい地域の居場所へ生まれ変わることがこのプロジェクトです。

現在の支援総額

319,000

106%

目標金額は300,000円

支援者数

27

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/04/06に募集を開始し、 27人の支援により 319,000円の資金を集め、 2021/05/14に募集を終了しました

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150年の時を超えて千利休11世ゆかりの茶室を地域のおもてなしの場所づくりへ

現在の支援総額

319,000

106%達成

終了

目標金額300,000

支援者数27

このプロジェクトは、2021/04/06に募集を開始し、 27人の支援により 319,000円の資金を集め、 2021/05/14に募集を終了しました

京都市東山区にある圓光寺というお寺に千利休11世ゆかりの茶室「任有の席」があります。150年以上前に作られた茶室は、老朽し茶室として利用できない状態でした。そこで、今回、茶室を改修し、広く多くの方々に茶室の存在を知ってもらい地域の居場所へ生まれ変わることがこのプロジェクトです。

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はじめに・ご挨拶


はじめまして。特定非営利活動法人 東三条希望の会理事長の安田茂樹と申します。東山三条のまちづくりや子どもの居場所づくりなどまちづくりの取り組みを進めています。

 京都市東山区三条にある圓光寺には、千利休から11世の玄々斎精中により「任有」と名付けられた茶室があります。先人たちが、残してきた茶室は、150年という長い年月により、老朽化し、このままでは、京都の歴史的な文化財が姿を消してしまいます。

 そこで今回、茶室を改修し、150年の時を超えて地域住民の居場所だけではなく、広く多くの方に茶室を知ってもらい、本来のおもてなしの場として茶室を生まれ変わらせたらいいなと考えています。

茶室改修をすることにより、まちの居場所づくりを行っていきます。ご支援ご協力をよろしくお願いします。


このプロジェクトで実現したいこと

 150年の時を超えて、千利休11世ゆかりの茶室「任有」をおもてなしの場として復活させたい!

「茶室」と聞くと、皆さんどのような印象を受けるでしょうか?

「茶道の知識も作法もよく分からない。」

「敷居が高くきっかけがない。」

という人も多くいるのではないでしょうか。

私たちは、そうした敷居が高いと思われがちな茶室が、皆さんにとって居心地の良い居場所へとなるように取り組みを進めていきたいと思っています。

おもてなしの場である茶室を通じた取り組みで知り合えた皆さんと今後、茶室の利活用をみんなで考えて、永く関われる取り組みにしていきたいと思っています。

そのため、まずは皆様に千利休11世の茶室を知ってもらうために改修していきます。


私たちの地域のご紹介

私たちの住む三条地域は、西に行けば、鴨川や繁華街である河原町、東に行けば平安神宮・知恩院・円山公園・高台寺・清水寺など、有名な寺社仏閣に、歩いてすぐに行ける場所にあります。世界中の人々が訪れる観光名所が、私たちの日々の散歩道として利用しています。

かつては、危険家屋や密集住宅が集中していた三条地域は、地域住民の協力により、市営住宅をはじめ保育所・教育・福祉センターなど地域改善のための施設が建設され、地域環境は大きく改善されていきました。

さらに、地域住民の手によるまちづくりを進めるため、1995年に「三条まちづくり協議会」が結成されました。私たち「希望の会」もその一員として、「人権と福祉のまちづくり」に関わっています。そして、地域住民のみんなが安心して暮らしていける活動を今日まで行っています。



プロジェクトを立ち上げた背景

私たちは、三条の地域がどのように作られどのような歴史を歩んできたのか、もっと知りたいという思いでいました。幸いにも、三条地域に関する多くの「史料」が残されていることが分かり、歴史学者の辻ミチ子先生に講演をいただいたのが、2012年でした。

そこで、辻ミチ子先生から、圓光寺には、千利休11世玄々斎精中ゆかりの茶室があり、名前も記されているというお話を聞きました。そして、

辻ミチ子先生から、「地域の文化財である千利休11世玄々斎精中ゆかりの茶室をそのままにしておくのは、もったいないので、ぜひ活用してほしい。」とのお話がありました。

そこで、地域住民の有志や、地元の中学校の茶道部や辻ミチ子先生のお仲間の方たちとお寺での茶会を開くことになりましたが、老朽化しており、今にも、床が抜けそうなほどで、なんとかしたいという思いが積もってきました。そして、今回、三条地域の街づくりについて、見直しを行う際、居場所として、核となる場所としての茶室を生まれ変わらせる事を目的にこのプロジェクトを発足しました。

これまでの活動

私たちの組織である「特定非営利活動法人 東三条希望の会」の設立の背景から説明させていただきます。

1998年、町内の市営住宅に住んでいる高齢者の方が、孤独死するという問題が生じました。そこで、地域の課題を見つめなおすと、お互いの「コミュニティ」が、失われていることが分かりました。

そうした地域課題に対応するために、私たちは、1999年11月11日に「特定非営利活動法人 東三条希望の会」を設立いたしました。

そして、すべての人が生き生きと生活していける地域づくりに取り組み「人づくり」をキーワードにした「まち」づくりを進めてきました。

そのため、私たちは地域福祉をはじめとして多様な世代が暮らしやすくなる地域づくりに向けた取り組みを進めています。



資金の使い道・実施スケジュール

ご支援いただいた資金は、茶室の「炉」の改修工事に充てさせていただきます。

炉代(20万円)

工事費(3万円)

クラウドファンディングの手数料とリターンの代金(7万円)

目標額 30万円

4月上旬から、「炉」を新たに設置する工事がはじまります。



リターンのご紹介

【1000円】感謝のメッセージを送付いたします。

【3000円】東三条希望の会理事長が作詞作曲したオリジナルソングCDを送付いたします。

【5000円】歴史学者の辻ミチ子先生による講演をまとめた記録集を送付いたします。「京あまべ」の歴史を知る上での大切な講演録です。

【10000円】ネームプレート(小)を境内に掲示させていただきます。ご支援いただいた感謝として、境内に名前の札を付けさせていただきます。

【50000円】ネームプレート(大)を境内に掲示させていただきます。ご支援いただいた感謝として、境内に名前の札を設置させていただきます。

【100000円】千利休11世玄々斎の茶室を1日、利用してみませんか。改修して新しくなった茶室をご自由に使って頂けるまたとない機会です。


最後に

まちは、いままでの先人たちの生活や歴史の上に現在、私たちが生活できており、私たちの暮らしが、これからの若い世代に生活へとつながっていきます。

そのためには、私たちは、30年先の未来が、どのようなまちであるのかを考えなければならないと思っています。

先人たちが、地域に残した文化財をそのままにしておくのではなく、今の私たちが、新たな地域の居場所へと活用し、かつての「おもてなしの場」であった茶室を広く多くの方が集える場所へとしていきたいと思います。

そのためには、多くの方に茶室の存在を知っていただき、地域にある文化財の活用を図っていきます。

どうかご支援のほど、よろしくお願いします!


<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

もっと見る
  • 裏千家11世玄々斎精中について学ぶ講演会のご案内 2022年10月16日(日曜日)10:00から12:00

    2022/09/09 19:00

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 京都市東山区のお寺・圓光寺にある茶室「任有」の席、改修工事が終了いたしました。皆様のご支援により無事、改修工事を進めることができました。誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。 もっと見る

  • クラウドファンディング終了まで残りわずかになりました。今回アップした写真は、工事が始まった3月ごろに撮影した茶室の様子です。壁は、ひどく老朽化しており床も今にも抜け落ちるようであり、歴史の経過を感じさせる姿でありました。そのため、基礎部分からの大幅な改修工事となりました。歴史的に価値のある部分は、傷がつかないように保護していただきながら、工事を進めていただきました。壁の修理や内装の修理について、それぞれ専門の方たちに支えていただくことによって再建することが出来ました。当時の姿を残しながら、「茶室」として利用できるように改修工事を進めていただきました。現在は、内装部分の修理作業の段階で、完成までもうしばらくであります。工事に関わっていただいた皆様と共に、今回のプロジェクトに関心をお寄せいただきました皆様に感謝申し上げます。新しく姿を変えた「裏千家11代玄々斎精中ゆかりの茶室」である「任有」の姿をご覧いただける日を楽しみにお待ちいただければと思います。 もっと見る

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