お仕事中の皆様もおやすみの皆様も、こんにちは。
プロジェクトオーナーの慶輔です!
本日はギークなサウナを満喫いただく一つの要素である、サウナベンチ制作の裏側についてご紹介します!想いが強すぎてつい長くなりました。。。笑
ベンチひとつとって何をそんなに騒いでいるのか?と思う方も中に入るかもしれません。
ただ、これがまたとっても、とっても癖ベンチ(こだわりの塊です。故に好きです。)。
実はこの檜ベンチ、磨きをかける前の輪郭作りの工程を、2週間もかけてチェーンソーで削っているのです。削った後は後で、大変な磨き→目地埋め→磨きと、それはまぁ〜手がかかっております。
3週間のチェンソー加工と磨き作業、全体の工期に占めるこの割合は決して少なくありません。
言葉の説明よりも直接みてもらった方が伝わるかと思いますので、超、超、超短縮の写真劇場をお楽しみください。(この工程のみで300枚を優に超す写真の中から抜粋しております…!)
いかがでしたでしょうか?西粟倉を出るまでに、ベンチだけでこの作業。
ここまでこだわっているチェーンソー加工ですが、実はチェーンソー自体にもこだわりが。
一般で使われるものではなく、環境に優しいエンジンオイルを利用しているのです。
環境に配慮している分、通常のものよりは力は劣ります=パフォーマンスも落ちる=時間もかかる。
ただ良い素材を使用するだけでなく、人の手をかけることで一段階上のものへ。そして作成工程においても環境への配慮やこだわり、想いを込めてさらに昇華させる。
想いの部分で言うと、本来こういった建築作業は施主も関係なく現場に趣き、作成中の工程を現場にて自分の目で見て、職人と直接会話して、確認しながら進めるのが醍醐味の一つ、と私個人は考えます。
ただ、ご時世的なこともあり、従来通りに県を跨ぎ、行き来することに対するハードルもあった為、今回はリモートで打ち合わせや会話を重ねて、Goproやカメラなども総動員して、作成工程の細かな確認なども行いました。
釧路は塘路の現場においては立ち会えましたが、西粟倉でこんな大変な作業を行ってくれた職人さん達には直接お会いすることができませんでした。ただ、GEEKに到着したコンテナサウナを確認した際、一目でこれまでの作成工程の苦労や熱い想いが伝わってきました。
改めて、ここまでの物を作成頂き本当にありがとうございました!
活動報告を書きながら改めてこだわりって、大切だなと思ったお昼でした。