支援者の皆様
新年あけましておめでとうございます。岩水です。昨年はホンジュラスコーヒーマガジンMarcalaのプロジェクトにご協力賜り、ありがとうございました。
ホンジュラスの年末は、4年に1度の大統領選挙で大変なお祭り(!?)となった結果、ホンジュラス初の女性大統領、連立与党候補のシオマラ氏という方が選出されました。台湾と断交し中国と国交を樹立すると言及していた方です。少し前には隣国ニカラグアが台湾と断交して中国と国交を締結しています(ホンジュラスのほうは当面は台湾との関係を維持するようですが)。情勢やコロナ、気候変動など少し前では考えられなかった時代の変化に驚くばかりです。どうか一人ひとりが大切にされる社会であってほしいと願います。
さて、ホンジュラスコーヒーマガジンのプロジェクトのご報告をさせていただきます。うまくいったのも、いってないのも、まだまだこれからなのもあります。現地の共同者の方々もそれぞれ本職があるため、非常にゆっくりと進んでいます。
ハリケーン支援の方は、ドナー探し中です。ハリケーン後に商店を閉めた軽食屋さんに営業再開支援を持ちかけたところ、コロナ感染の心配もあって休業しているとのこと。問題もいろいろです。
サロモン牧師の運営する孤児院と、その地域の方へは、学校給食に代わる栄養補給ということで、食糧支援が行われました。
イバン、ジョリベット夫妻のほうも、コーヒー畑のある村の先生を通して、子供達に文具やオンライン授業のチャージ代になりました。なかなかの密っぷりですが、、。イベントのようにやるのが現地のやり方のようです。
ナンシーさんの方のは、彼女の経営するカフェで、高校生の娘さんが子供達に読み書きを教えてくださっているそうです。こんな感じです。
貧しい子たちにも彼女のカフェで勉強ができるようにという方向で合意の上やっていたのですが、カフェのお客さんなのかなという感じがしました。ホンジュラスの絶対的な貧富の格差の影を垣間見てしまったような気がしましたが、ナンシーさんご自身もご苦労されてきた方なので、そんなことはないはずと、貧しい子たちにもと再度お願いをしました。私がプロジェクトの運営に直接携わりたいところですが、オンラインでのやり取りは本当に難しいです。
そんな感じで、ゆっくりと、少し形と違うところもあり、支援者の皆様にお店できるほどではないのではと、悩みながらのではありますが、現地の方々の様子を伺いながら、希望を繰り返しお伝えしつつ、やっております。またご報告させていただきます。どうぞ今年も良い年になりますように、心からお祈り申し上げます。