クラウドファンディングが終了した5月20日以降、セインタロンマンゴーの収穫時期となり、モウマカさんはじめ現地の皆さんはドライマンゴー製造にかかりっきりになっていました。まずは、これまでの経過を簡単に報告しておきます。モウマカさんは5月後半にいったんヤンゴンに戻り、ドライマンゴーの包材の手配と輸出許可申請を行っていましたが、輸出商品のサンプルがないと申請を受け付けないということで、急遽農園からサンプルを取り寄せたりしたりで、手続きを終えて農園に戻ったのが6月6日でした。ちょうどこのころから、現地では何十年ぶりという長雨にたたられマンゴーの収穫ができませんでした。6月21日から晴れ間が戻ったということで仕事を再開しました。ただ、温度が十分に上がらず、湿度も高かったため、製造したドライマンゴーは真っ黒になってしまったとのことです。もう一度テスト製造からやり直しているという状況です。通常7月中旬には収穫が終わってしまうので、この異常気象で何とか収穫が持ちこたえられるか現地では心配しています。支援してくれた日本の皆さんにリターン商品だけは製造したいと今日から頑張って行くそうです。追記:①ミャンマーの現状は悪化の一途をたどっています。先週は、農園の近くのキンマ村が焼き打ちに合いほぼ全焼したと連絡ありました。製糖工場の敷地内に仮住居の建設が始まりました。工場関係者の安全確保のため仮住居を開放するとのことです。②東京新聞の取材があり、6月27日の朝刊でドライマンゴーの国際産直の取り組みが紹介されます。③7月10日からナチュラレッサのホームページを開設し、ミャンマーとの国際産直のプロジェクトの日本側の取り組みも紹介してゆきます。
ドライフルーツ の付いた活動報告
日本の友人から最後の農園便りだからいろいろ思っていること、これからやってみたいことなど好きなことを書いたらと言われました。農園便りといっても、今私はヤンゴンにいるし、これから本格的なドライフルーツの生産に入るのは6月になってからだし、その時には近くの農家から大勢人が来て収穫、カット処理作業を一緒にやることになります。マンゴーの季節が終われば、いろいろなドライフルーツを作ろうという計画もあります。ドライマンゴーの試作が大成功したので、みんな盛り上がっています。ミャンマーはトロピカルフルーツの宝庫です。いろんなドライフルーツつくりをみんなでどんどん進めていきたいです。だけど、昨日ヤンゴンに帰っていろいろな友達と会って話したことがまだ心に残っています。コロナ禍、クーデターの影響で、みんな失業しています。収入がないので生活が苦しいのです。私もヤンゴンで生まれ育ったので、こうした仲間と一緒にさつま芋栽培ができたらいいなと昨日から考えています。ヤンゴンから車で1時間行けば、耕地が広がっています。栽培されていない畑もたくさんあります。KONYO-SAN PROJECTを成功させるのが今の私の夢です。私の友人がこの近くに何エーカーかの畑を持っているので一緒にやれたらと思います。さっき日本の友人にこのことを電話したら、重要なテーマだから慎重にじっくり取り組んだらとの返事でした。試験的に1エーカーの土地(註:1200坪)を借りてチームでさつま芋栽培を始める。ニームの木、モリンガの木も植えてパウダーを製造する。できたさつま芋は干し芋にして輸出する。空いた時間は、ゼリーなどの日本のお菓子を作る。いろいろな仕事を組み合わせてみんなで働いていけたらいいなと思います。時間があったら、さつま芋栽培、ドライフルーツ製造を提案しに私は全国を飛び回ります。ヤサージョ町のドライフルーツプロジェクトが全国のモデルになります。できるかどうかわかりませんが現在の私の夢です。とにかく6月からはドライマンゴーの製造に全力で取り組みます。応援してくれた日本の皆さんありがとう!モウマカはこれからもどんどん頑張ります!!(なにかまとまらなくてすみません!!)