お正月漫画企画、3日目です!
本日は2本立て!
では、どうぞ!!
『ツラのシロい面白君』(4コマ漫画)
『ハイパーカラス』(4コマ漫画)
【あとがき】
本日の2作は、専門学生時代のものです。
『ツラのシロい面白君』は、入学して「初めて原稿にペンで描いた漫画」で、それまで大学ノートにシャーペンでしか描いた事が無かった僕にとっての、初・ちゃんとした形の漫画でした。
4ページの4コマ漫画を描こう…という授業課題で描いたものです。
初めてペンを使って描いてみて、「こんなに思い通りに描けないものなんだ…」と実感した覚えがありますね…。普段読んでいたプロの描く漫画の絵が、いかに熟練された凄いものなのかを思い知らされました。
作品のネタや内容自体は、今でも気に入っています。当時、先生が気に入ってくれた事も覚えています。笑
そして『ハイパーカラス』。
これは面白君とは対照的に、専門学校卒業制作で描いたものです。
当時僕は、本腰を入れた別の漫画制作をしていたので、「短い時間で出来る作品」をつくることにしました。
(↑本腰を入れていた漫画の扉絵です。
こちらの作品も、いずれどこかで発表しようと思います。)
ただ、短い時間で…とはいえ、手抜きのやっつけ仕事はしたくなかったので、意義のある課題を自分に課して描こうと思い、
「下描きをせずに描く」
「筆のみで仕上げる」
という制約のもと描きました。
しっかり頭の中にイメージが出来ていれば、白い原稿にも絵が見えてきます。それをなぞるだけ…そういう練習をハイパーカラスでやったのと、
当時から徐々につけペンではなく面相筆を使い始めていたので、「もっと面相筆を使いこなす!」為の修練をハイパーカラスでやりました。
卒業制作作品は、1学年下の後輩たちが編集委員会をつくって製本してくれたのですが、
漫画の掲載順は委員会のメンバーが面白いと思った順で並べたらしく、ハイパーカラスを1番最初に掲載してくれたのは嬉しい思い出です。笑
ちなみにこのハイパーカラスにはモデルが居て。
当時学生だった僕は、毎朝名古屋の町を通学していたのですが、道端に飲み捨ててあったスターバックス?か何かの容器をカラスが何とかして飲もうと首をひねっているのを目撃したんです。
名古屋の町って、当時はけっこう道端にゴミが捨てられていて。(今は知らないけど…。)容器には蓋が付いていて、でもストローが無かったんです。中身は半分くらい残ってて、立ったまま置き捨てられていた。それをカラスが何とか飲もうと容器の前で「う~ん、う~ん…」と首をひねっていて。
見ててかなり面白かったんですが、「ゴミ」と「カラス」がすごく頭に残って。
で、ゴミに群がるんじゃなくて「カラスが喋ってポイ捨てを注意してきたら面白いなぁ…」となり、ハイパーカラスが誕生しました。笑
この作品も、今でもかなり気に入っています。笑
3日間にわたるお正月漫画企画、読んでくださった皆様大変ありがとうございました!
表に出していない作品はまだいくつかあるのですが、それはまた機を見て、良い形で発表させていただけたらと思っています!
この様々な作品達の中から、「人生を託すなら彼らだ」と選ばせてもらったのがシーザとノケです。
今年もシーザノケ制作にバリバリ邁進いたしますので、何卒よろしくお願い申し上げます!!
それでは、また次の進捗報告にてお会いしましょう!
\(≧▽≦)/