セヴラックの生涯1872年フランス南部に産まれたデオダ・ドゥ・セヴラック。同い年にはスクリャービン、日本人では樋口一葉がいます。なんとなく時代のイメージが湧きますよね。生まれる前年、1871年にはサン=サーンスがフランス音楽の普及のためにフランス国民音楽協会を旗揚げしています。セヴラックが生きた時代はフランスでも音楽活動が盛んになり作曲家が生きやすい環境になっていったことが窺えます。パリのスコラ・カントルムで作曲とピアノを学んだのち、青年期のほとんどを故郷・南仏で過ごし、多くの美しい作品を世に残しましたが1921年49歳という若さで亡くなっています。そう、今年2021年はセヴラックの没後100年のメモリアルイヤーなのです。フランス音楽をもっと伝えていきたい私たちとしましては、今年収録するCDにぜひともセヴラックの作品を入れたいと思いました。素敵な香りのする作曲家?セヴラックより10歳年長のドビュッシーは、"彼は、良い香りのする音楽を作る。そして、人はそこで胸いっぱいに深呼吸するんだ。"と彼の音楽を絶賛し、音楽界だけでなく、"デオダ・ド・セヴラックは、私の芸術生活の最良の思い出のひとつです。私は彼に賛嘆の念を惜しみません。"と絵画界の天才、パブロ・ピカソにまでこのように言わしめています。ドビュッシーのいう「良い香りのする音楽」ってどんなものだと皆さまは想像されますか…?1st CDにはセヴラック作曲の「休暇の日々」より「ロマンティックなワルツ」という洒落っ気たっぷりのワルツを収録します。Piano Duo Rubanが研究を重ねて仕上げた香り高い演奏をお楽しみください。また、これまでいただいた応援コメントを感謝の気持ちを込めて私たちのSNSで紹介させていただいております。ひとつひとつのコメントが私たちのモチベーションとなり、更なる研究への情熱の糧となっております。あと残り2週間、走り続けたいと思います。




