今日はミーティング&プロジェクト開始に向けての下準備をしました。
古いコテージは、まず屋根を新しくするところから始めます。
今日は屋根裏を再度チェック、全体の寸法を測りました。材料や必要備品の手配のための最終確認です。
そして、いよいよ家の骨組みを組むための、木材の「刻み」の作業に入ります。
今は、家の骨組みの木を加工するのに、工場の機械でする、「プレカット工法」によってつくる家が主流となっています。
しかし今回のもりのわのプロジェクトでは、骨組みの木のひとつひとつに手で印をつけ(墨付け)、ノミやカンナなどの道具を使って木を組み合わせる凹凸をつくっていきます。
その「刻み」という手作業は、今までの日本の家づくりの歴史がこもっており、作り手の「想い」がこもります。
とても美しい工程で、その工程すら芸術的だと感じます。
実はこの手作業ですら、大工さんでなくても、できるのです。
大事なのは、やりたい、という気持ちです。
今回は刻みの手作業はプロジェクト開始前に準備を済ませますが、もし興味を持たれた方は是非プロジェクト参加時にご質問ください。
例えば、屋根の作り方に参加されている方でも、時間の許す限り、「刻み」含めご興味のある作業についての説明、アドバイスをさせていただくことが可能です。