2021/06/11 19:27

プロジェクトオーナーのbambooです!
支援者人数も900名を超え、現在909人の方から24,513,601円のご支援を頂いてます。
ありがとうございます!

プロジェクト終了まで2週間を切りまして、日々支援が増えるようになりました。
(本日14時時点の日別支援状況です)

引き続き、告知頑張って行きます!

■Nintendo Switchの実機でMUSICUS!動かしてみた。

エンターグラムさんより実機で稼働している動画が届きました。
見た時、「Oh...」と感嘆してしまいました。(PS4でも実機稼働してる動画あるそうですが、地味にわかりづらいとの事で今回は掲載見合わせました。)

UIなどはまだまだ開発中なので変更の可能性がありますが、着々と開発が進んでるのを感じられますね。ありがたいです。

次回はすめらぎさんからCS版のパッケージアートが届きましたんでサンプルですが公開できるように頑張ります。(彩色してから公開した方が良い気もするのでちょっと悩んでます)

あと支援者の方から頂いた質問などを火の玉ストレートにお答えしたいと思います。
Q:「PC版購入者へのパッチ対応などは考えていますか?」

A:CS化が決まった際にちらっと考えてはいたのですが、
 ・現時点でOVERDRIIVEに開発環境と開発スタッフが解散しておりいない。
 ・CS版のUIの著作はOVERDRIVEが持っていないのでUI変更のアップデートは不可能。
 ・プロジェクト成立時のライブシーンの演出については動画処理なのでアップデートの可能性はなくもないが、当プロジェクトが成立しないと不可能。
 ・パッチを制作するスタッフのコストの問題。

という壁があるので現段階では「考えていません」と回答するしか。
今回もCFに踏み切ったのも、先に予算が過分に集まった場合、上記の問題があらかた解決できる可能性があったので踏み切ったというのも理由の一つだったりします。

Q:「いつもに比べて支援の数字の伸びが遅いですがどう思ってます?」

A:こればっかりは蓋を開けてみないとわからんってのがありますなぁ。
自社で過去に行っていたプロジェクトはサクセス速度が異常に早かったので当初は焦ってたんですが、通常のプロジェクトと比較対象で見てみるとよくある動きだったりしてまして、現在もぶっちゃけヤキモキはしてます。作業止めてる箇所あるし。
とはいえプロジェクト終盤で支援が鬼のように入る傾向もあるので、最後まで気合入れて駆け抜けるつもりです。

仮に失敗したとしても、失敗した中からもさまざまなデータは得られる訳で、それを元に新たなチャレンジだったり落とし所を見つけて自分たちが思う最良の形で作ってる物を世に送り出せればいいじゃんとは考えてます。

極論ですが最終的にリリースできればどんな手段使おうとも正解のひとつって感じで考えてます。そもそも失敗ビビってたらクラウドファンディングなんて使わないって(笑)
ちなみにタニタさんのバーチャスティックのプロジェクトなんかがいい例ですね。CAMPFIREに2プロジェクト掲載されてるので比べてマーケティング視線で見ると面白いですよ。

Q:「小説の単品発売は考えてないんですか?」

A:これ結構一部の方から怒られるんですが、自論を書いておきますね。
まず今回の特典の小説って商品を考えるに、単品でつけれる価格ってのが大体高くても1,000円ぐらいかなと。ボリューム的にもこの価格だとちょっとお高い感じって感覚でいます。
あと「ゲームのノベライズ」って事で、当然の事ながらゲームを買ったり、プレイしていないとストーリー的にも楽しむ為のポテンシャルを満たしづらいという性質を持ってます。

あと前回のPC版のストレッチゴールの時に大変好評だったので、今回のプロジェクトの引きになるなというのも無論あります。ぶっちゃけて書くと俺が読みたいからって理由が一番デカいかも。

んでコスト的な話をすると、前回のPC版の時にガチで小説作ってみて分かったんですが、編集、校正費用、装丁のデザイン、印刷の紙質とかいわゆる製造に関わる金額はいわゆる相場があるので、金額は見えやすいんですね。(ぶっちゃけ前述の項目のコストが前回ので200万切るぐらい)

問題は作家に還元される金額なんすよね。印税形式だといわゆる著者印税の相場って10%な訳です。仮に1,000円で小説売れたとしたら100円が作家に入る訳です。
んで前述の通り、ゲームのノベライズって事を考えて仮定として3,000冊売れたとして支払われる金額は30万円ぐらいになります。印税方式は売れたら売れただけ入るけど、売れなかった時が悲惨な仕組みな訳です。自分もよく騙されました(笑)

「MUSICUS!」はPC版でDL含めて20000本近く売り上げてますが、前作特典小説の「花井是清の最期」は再販の予定はないので、仮に今回の「ロックンロール兄弟」を単品で発売したとしても良いトコ4〜5000冊ぐらいの出荷になると見てました。作家に入るギャラは各自計算してください。

ここからプロデューサーとしての立場ってより一作家のファンって発言で聞いてください。

あんな面白い話書く作家にそんなしょっぺえ金額のギャラで良い訳ねえだろ。

という訳で金額は言わないけど今回はお互いが納得の上でのギャランティーを設定して書いてもらった次第です。(まぁ長い付き合いってのもあるから呑んでくれたってのもあると思うが正直もっと払いたい。彼の新作の礎になるのであれば課金したい)

クラウドファンディングを使ってる理由は多々あるんですけど、相場も加味しつつ、自分(プロデューサー)が認めたクリエーターに自分の判断でなるべく多くギャランティーとして還元できる側面があるからなんですよね。プロの価値って受発注の関係だと金額の付け方が多く占めると思ってます。

ちなみに今回のギャランティーは弊社持ち出しで先に支払ってます。
プロジェクトが達成したらそっから回収する予定です(リターン製造費の一部でカウントしてます)

なので普通に一般で販売すると、前述の製造に関するコストと、作家へのギャランティーを考えるに「特典小説は単品発売すると下手すると赤字になってしまう可能性がある商材の為、クラウドファンディングの特典として投入している」ってのが正解です。

このプロジェクトが失敗したらどうするかって?

すでに入稿直前のデータがある訳で、いかようにもできるとは思ってますが、ぶっちゃけその時に考えりゃいいんじゃね?と思ってます。