これは、マザファティ・デーツの故郷「バム」から横浜までの旅路です。全行程、14,000KMにも及ぶ長いものです。
1.バムからバンダル・アッバース港まで陸路
2.バンダル・アッバース港からドバイ迄はペルシャ湾のコンテナ船
3.ドバイからマレーシア・クアラルンプール港まで定期コンテナ船
4.クアラルンプールで次の定期航路で香港まで
5.香港から別の定期コンテナ船で横浜まで
6.横浜から厚木の冷凍倉庫まで陸路
今回は、コンテナ船が逼迫し、ドバイで約1ヵ月のコンテナ船の順番待ちでした。
世界的にコンテナが不足し、海運輸送が混雑しているニュースを聞きます。その影響をしっかりと受けました。
こんなこともありました。
倉庫で数量を数えるのですが、2ケース(12箱入り)が紛失、そして2ケースが開封され中のデーツが抜き取られていました。
ドバイのコンテナ入替時に、作業員によって抜き取られたようです。アジアからの出稼ぎ労働者が港湾で働いており、労働環境は厳しと聞いています。抜き取られたものが、彼らの息抜きとなって食されるなら、これも意味があるのかなと思っています。