こんにちわ!
ご支援拡散いただき誠にありがとうございます。
今回は小林選手に初めてサッカースクールを開催した時に感じたことを書いていただいたのでご報告します。
小林耕平 アンブレFC フットサルスクール in 横浜へのお申し込みはこちら
(2021年5月22日開催)
福岡のある社会福祉法人様に招いて頂いたのが最初のスクールでした。
僕はそれまで障害を抱えている子どもたちがサッカーやフットサルをしたくてもできない。
という現状を深くは知りませんでした。
当日は鬼ごっこやドリブル練習。シュートの練習などを行った後に親御さんやスタッフを含めて試合をしました。
今回は自分と同じシャツをプレゼントした男の子がいました。
親御さんと参加されていた1人の男の子。
その子は普段はその場に留まることが難しかったりするようで、スクールが始まる待ち時間に脱走などしたりしていました。
ですが、本人の頑張り。 そして、親御さんの熱心な応援もあって スクールが始まるにつれ、グランドに留まれる時間が長くなり、試合も最後までしており、ゴールも決めていました。
親御さんも喜んでくれて、心なしか僕にもくっついてくれて、少しでも信頼関係が生まれたのかな。と、思い嬉しかったです。
今回よく頑張りました。そして、これからも応援してます。
そんな気持ちを込めてシャツをプレゼントしました。
自分としては初めての集団スクールで上手くいかないことなどが多々ありましたが、 それでもスクールは無事終えて、親御さんたちが
子どもたちに余暇がないんです。
こんな場があればいいのに。
そう言ってくださいました。
サッカーの人気が高まり、 ボールを蹴る喜び。走り回れる喜び。色々な喜びが当たり前とされてきている。
これは本当に幸せなこと。
当たり前は当たり前ではないのだけれど、 それだけ当たり前と言えるぐらい世の中に溢れている。
つまり、行き渡っている。ということ。
でも、一方でそれを当たり前ではない子たちがいる。
それが障害を持っているからという理由で行き場がないとされている。
それはどうなんだ。
この時、自分は今回だけではなく、ここで出会った子どもたちとまたボールを蹴りたいという気持ちとこういった子どもたちを減らしたい。
こういう場を増やしていって当たり前と少しでも感じてもらえるようにしたい。
と、思いを抱きながら福岡から新大阪へと向かう新幹線を過ごしたのを今でも覚えています。