●松坂屋静岡店⇒SNSで応援!地下告知ブースで紹介!本館1階「MURUIプロモーションブース」にて紹介[9月15日~21日]!
●静岡パルコ⇒SNSで応援!地下告知ブースで紹介!
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01.はじめに・ご挨拶
みなさん、初めまして。
私たちは、匠宅(たくたく)と申します。
普段は大学生として学業に励んでいる傍ら、匠宅で活動しています。
プロジェクトをご覧くださり、ありがとうございます。
02.「匠宅」について
匠宅(たくたく)は、静岡大学生3名、東海大学生1名で活動しています。メンバー全員が工芸品に興味・関心があり、代表の思いに共感したメンバーが匠宅で活動しています。
代表・天坂の生まれ育った富山県では、伝統工芸品が有名で近くのイオンモールに工芸品を扱うお店が出店されているなど、工芸品を身近に感じる機会が多くありました。
大学生になり、静岡県で一人暮らしの生活が始まりました。静岡県は、伝統工芸品の数が多く、静岡駅には「駿府楽市」という静岡の伝統工芸品が展示され、購入も可能なお店があります。静岡に来ても工芸品を身近に感じる機会が多い学生生活を送っているとき、ふと国内の職人さんはどのくらいいるのかと気になりました。インターネットで調べてみると、年々職人さんの数が減少しているという事実を知りました。
これほどまでに魅力的な工芸品の担い手が減少しているという事実を知ると同時に、工芸品の生産額も年々減少していると知りました。このままでは私たちの生活から「工芸品」を見る機会がますます減少してしまうのは悲しく、なんとしても後世に工芸品のすばらしさ、伝統技術を残したいを思い、「匠宅」を立ち上げました。
匠宅の主な活動は、静岡に特化した工芸品サイトの運営、工芸品を様々な場面で使ってもらうための企画及び運営、新たな販路の開拓です。
匠宅は、次のような目的を掲げ、その目的を達成するための活動を行っています。
【事業目的】
・静岡の工芸品を全国に広める(認知度の向上、共感者の獲得)
・私たちならではの視点から、多くの人に職人技術の素晴らしさを知ってもらい、後世にその技術を残す
・多くの人に工芸品を購入してもらい、工芸品産業の活性化を図る
【活動内容】
・匠宅オンラインストアの運営(出品手続き、商品説明文、画像編集、特集作成)
・SNSを利用して、大学生目線で工芸品の魅力、すばらしさを届ける
・静岡県内の工芸品拡大に向けた企画運営(カフェ、美容院での工芸品使用、写真撮影)
・チラシやウェブを活用した広告
・海外発送の手続きの協力
03.この活動を始めたきっかけ
突然ですが、みなさんは日本国内で働く職人さんはどのくらいいらっしゃると思いますか?
また、その数は年々どのように変化していると思いますか?
出典:一般財団法人 伝統的工芸品産業振興会調べ
上のグラフは、「伝統工芸品」の生産者数の変化を表したグラフです。昭和58年を境に、従業者が減少傾向にあります。近年の従業者数は、昭和時代のピーク時と比較すると、約5分の1にまで縮小しています。
【職人技術の継承】
年々職人の数は減っていき、技術の継承が難しくなっています。私たちが訪問を行う中で、「自分の代で仕事を終わりにする」とおっしゃる職人さんや、新型コロナウイルスの影響で仕事を辞められるという方々にもお会いしました。素晴らしい技術が途絶えてしまうことが悔しく、後世にもなんとかこれらの技術を残せないものかと感じ、職人さんを訪問、そしてオンラインストアの開設に至りました。
【機械で物を作る現代だからこそ】
多くのものが機械で生産される今、手作りの商品をなぜ買うのかと思われる方もいらっしゃると思います。しかし、そんな現代だからこそ職人による手作りの工芸品には贈り手の「気持ち」を伝える力があります。私たちは、手作りの良さを伝え、贈り手がお礼の品を考えた際に、工芸品という選択肢が生まれるように日々活動しています。
04.なぜ大学生が活動するのか
出典:JTB総合研究所
上の図1は、「地場産業・伝統産業品の購入経験および関わり方の意識について全国から無作為に選んだ20歳から79歳までの男女一万人に調査した結果」です。図から、全体からは約半数が購入経験があるとの回答でした。しかし、若者の購入経験率は、全体の中で低く、意識して購入するといったことが少ないということが見受けられます。そして、年齢が上になるほど購入経験率は高くなり、意識して購入する場合が多いとわかります。
出典:JTB総合研究所
出典:JTB総合研究所
図6.図7は「あなたにとって地場産業とは」と「地場産業・伝統産業品をここ2~3年で買わなかった理由」についての回答です。
図6では、「持つことで生活に深みが出る、豊かな気持ちになれる」や「人からもらうと嬉しい」といった良い印象の回答が多く見られます。
しかし、図7のグラフでは、購入機会がないことや価格が高いといった項目を除き、「地場産業・伝統産業品の使い方が分からない」や「古臭いイメージがある」といった回答が若者に多く見られます。これらは、若者の地場産業・伝統産業品に触れる機会が少なく、そしてこれらの工芸品は「昔のもの」といったイメージがこびりついているためだと思われます。
「持つことで生活に深みが出る、豊かな気持ちになれる」や「人からもらうと嬉しい」といった良い印象があるのに対し、「使い方が分からない」や「古臭いイメージ」といった印象があることを踏まえると、工芸品の魅力を伝えることができておらず、そのイメージが「昔のもの」になってしまっているのが現状のように思えます。
私たちは、工芸品をもっと身近に感じられるように工芸品の使い方・使用場所についてインスタグラムやオンラインショップを通して日々発信しています。そして、日常で工芸品を使用してもらえるように大学生の目線から「工芸品はおしゃれで日常を華やかにする」ことを伝えていきます。
匠宅は、「静岡の工芸品にフォーカスしたオンラインショップ」の運営をしています。匠宅メンバー全員がここ静岡の大学生であり、静岡にいるからこそできる取り組みを心掛けています。
静岡の工芸品なら「匠宅のオンラインショップ」と言われるようにこれからも全力で取り組んでいきます!
出典:MMD研究所
上の図は、SNSの利用者数の変化を表したグラフになります。
グラフから、FacebookとTwitterはいずれも高い利用率であることが分かります。その他に、近年、右肩上がりに利用者数が伸びているのがインスタグラムです。インスタグラムは文字、写真、動画を一度に掲載することができるため、視覚情報で強く印象付けることができるツールとなっています。匠宅も時代に合わせた広告を展開するため、インスタグラムを利用し、美しい写真や日常生活の中での工芸品の写真、そして大学生目線で感じる工芸品の良さを言葉に乗せて発信しています。
実際に、匠宅のこれまでの活動の中で、SNSを利用している職人さんが少ないということに気づきました。一方で若者は、SNS利用者が多く、中でもインスタグラム利用者数が年々上昇傾向にあります。
若者に工芸品を知ってもらうため、古臭いというイメージを払拭するために「日常に溶け込んだ工芸品」の写真を多く掲載しています。
若者が工芸品に興味を持ち、購入の選択肢に入れてもらえるように、これからもSNSを利用した取り組みを続けていきます。本ページの最後にはインスタグラムのQRコードを載せているので、ぜひご覧ください!
05.匠宅の歩み
開業から現在(2021/5/4)まで
2020.7.7 「匠宅」として活動スタート
2020.7.15 静岡郷土工芸品振興会に訪問、交渉
職人の現状、ネットへの出品に関する問題点、どのようなことを求めているかを話し合いました。
2020.8 振興会と話したことをもとに、Amazonへの出品に向け準備
2020.9.17 振興会の幹部会にて、Amazonへの出品事業についてご説明
2020.9 振興会全体に参加の希望をとるとともに、職人さんへの訪問を開始
参加を考えてくれた職人さんたちは本当に優しく、未熟な私たちを温かく迎えてくれました。
2020.10 9月に引き続き、出品を考える職人さん一人一人に訪問
2020.11 同上
2020.12 一次訪問完了 Instagramでの投稿開始
一部Amazonへの出品が困難なことが発覚し、自社のオンラインストアを開設
2021.1 職人さんの訪問時に得た写真と情報をもとに、オンラインストアに掲載する説明文と画像を作成
2021.2 訪問しきれなかった職人さんのもとへ訪問
2021.3 モデルルームにて工芸品の日常的に使われている写真を撮影
工芸品は現代の生活にもなじむ、ということを伝えるため、モデルルームで工芸品が使われている様子を撮影しました。
2021.3.14 静岡新聞 朝刊に掲載
2021.4 伝統工芸アンバサダー とらくらと提携
※とらくらは全国の大学生が集まり、伝統工芸の発展に向け企画、運営を行う団体です。
2021.4.21 静岡の若手職人グループ するがクリエイティブ にて説明を行う
2021.5 新企画運営に向けて準備
工芸品をいろいろな人に使ってもらうにはどうしたらよいのか。私たちなりの企画で静岡の工芸品の発展を目指しています。
住宅展示場での撮影風景
【メディアへの出演】
・SBSラジオ
4/15 13:26- ふくわうち あなたの街のささえびと
【オンラインストア匠宅に参加いただいている工芸品一覧 *2021年4月1日時点】
駿河竹千筋細工、駿河漆器、静岡挽物、駿河和染、賎機焼、みくりや染織、山口クラフトペインティング、下田脂松細工、大伸木工
06.このプロジェクトで実現したいこと
工芸品を「新しいおしゃれ」として多くの人に使ってもらいたいです。
今、多くの人は工芸品が「嫌い」なわけではなく、「興味がない」状態にあります。そのために、何かを購入しようと考えた時に工芸品が選択肢にならない。しかし、職人が作る工芸品は伝統を守りながら、時代に合わせて進化しており、現代の生活にも馴染んでくれるものばかりです。例えば、私たちが扱う駿河竹千筋細工には竹ひごで作った花器や風鈴があります。大学生の友達に見せると「めっちゃかっこいい!」「すごくきれい!」と驚いて、その魅力について共感してくれます。
工芸品は敷居の高いもの、手の届かないといった認識があります。それを私たち大学生が、オンラインで販売することにより緩和できればと思います。そして、職人の作ったものの魅力を知り、工芸品が日常に使われる。これを職人さんと一緒に実現していきます。
07.活動費用を応援してほしいです!
匠宅の活動は、大きなお金が必要となるものではありません。しかし、現在匠宅は大学生4名が自費で運営している実情がございます。できればこのクラウドファンディングを通じ、活動に共感頂ける方に、是非私達の活動をサポート頂きたいと考えてます。
【活動経費】
・ホームページ新規作成費 年間10万円
・職人さんを訪問する際の交通費 年間3万円
・印刷代(チラシ、名刺代等)年間2万円
・ショッピファイ運営費 年間3.5万円(月額2,900円×12か月)
・ショッピファイ決済選択利用料 年間5.4万円(月額4,500円×12か月)
・ショッピファイ翻訳機能利用料 年間4.8万円(月額4,000×12か月)
*返礼品代
*BOOSTER手数料20%
まずは、活動費用の一部を応援頂きたいという趣旨で目標金額を10万円と設定いたしました。
匠宅の活動に少しでも共感していただき、応援していただけると嬉しいです!
08.活動のスケジュール
2021.9 クラウドファンディング終了。
オンラインストア匠宅の経営は続けるとともに、新たな販路開拓も視野に入れ、活動していきます。
09.返礼品について
リターン品には、お礼のメールやクラウドファンディング限定のハンカチ等をご用意しております。
みくりや染織のハンカチは、「世界に一点しかない」特別なモノとなっています。
※返礼品についての詳しい情報は、リターン一覧からご確認ください。
10.最後に
本ページを最後までご覧いただきありがとうございました。
私たち匠宅は、今後も「大学生目線から工芸品の魅力・すばらしさ」を発信し続けます。そして、私たちの活動によって、多くの人が工芸品に興味を持ち、日常の中で使っていただけるように取り組んでいきます。
私たちの活動が少しでも職人さんの支えになれば嬉しいです。
終わりに…私たちは大学生であり、まだまだ未熟な団体です。時に厳しく、時に優しく、暖かく見守って頂ければと思います。
【特定商取引法に関する記載】
◎販売事業者名:匠宅(たくたく)
◎担当者名:代表 天坂晋
◎メールアドレス takutaku.shokunin@gmail.com
◆オンラインショップ https://takutaku-online.com/
◆インスタグラム https://www.instagram.com/takutaku.shokunin/?hl=ja
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る10/8.9.10 伊勢丹オータムバザール出店!
2021/10/08 08:30こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
リターンについてのご連絡
2021/09/30 20:19こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
クラウドファンディング終了!
2021/09/28 22:17【クラウドファンディング終了!】こんにちは!匠宅です!少し時間が経ってしまいましたが、9/22に匠宅のクラウドファンディングが無事終了いたしました。目標金額を超えた支援を頂く事ができ、感謝の気持ちでいっぱいです。その気持ちをここに綴らせていただこうと思います。匠宅は大学生が学業を行いながら活動をしている団体です。たかだか大学生が様々なことができるわけがなく、職人さんにお願いをしながら少しずつ活動を続けています。ご協力くださる職人さんに大きな還元はできていないとつくづく感じます。それでも私たちに期待して、任せてくれる職人さんに貢献出来るよう、努力を続けていくことが静岡の職人技の発展に繋がるのだと信じています。今回のクラウドファンディングは私たちだけでは到底できるものではありませんでした。クラウドファンディングの仕組み、考え方全てに無知で、教えていただくことによりここまでできたこと、本当に感謝しています。若者と工芸品。今はイメージがつかず、なんで工芸品にしたの?とよく聞かれます。個人的には「工芸品」にこだわりがあるわけではなく、職人さんが作る素晴らしい品が埋もれていくことがもったいない、そういった気持ちが強くあります。若い人にも通じるおしゃれな工芸品。ちょっと高いけどいずれ買いたくなるような一生物。それらをより近くにより多くの人に感じてもらえるように発信することが私たちの役目だとも感じています。職人さんが製品に力を注ぐ間私たちができることは何なのか、同じ若い世代にはどうやったら伝わるのかを模索しながら匠宅の活動は続けていきます。そんな未熟な私たちですが、これからも見守っていただけると幸いです。改めて、支援してくださった皆様、私たちの活動を少しでも広めてくださった方々、本当にありがとうございました。 もっと見る
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