2021/05/28 08:55

サークル活動もできる『WAIWAIひろば』〜もう一つの風景


WAIWAIひろばから派生した『WAIWAI手芸部』と『WAIWAIコカリナ部』


『WAIWAI手芸部』は、ママたちが子どもを連れて、ひろばで手芸を楽しみます。

(上の写真では、手芸部のママが赤ちゃんを抱っこ紐で抱っこしながら、編み物をしています)

今まで作ってきた作品は、子ども用マスクや小さい子どもでも使えるヘアゴム、ママ用アクセサリーなどです。


『WAIWAI手芸部』作品の良い所は、使う人の身になって細かい所にまで、気遣いが施されている事です。

何回も結んだり解いたりする事を考えて、しっかり止める為に、もうひと手間加えたりしています。

他に比べて値段もわざとリーズナブルに抑えてあるのは、自分の子が買いに来た時に、お小遣いで足りるようにという配慮からでした。(七夕祭りの時には、外に出して皆さんに見てもらっています。小学生女子たちにも大人気です)


普段のWAIWAIひろばを利用していた多くのママたちは、お子さんが1才になる頃には仕事復帰をするのが当たり前になっています。そうなると、一番大変だった0才1才の子育て時代の仲間とも、自然に離れていかざるおえません。

それでも「WAIWAI手芸部』では、土曜日の活動日も加えているので、お仕事を持ったママも参加できます。


仕事場での自分も大事

家庭での自分も大事

だけど、『私』自身でいられる大事な場所が『WAIWAIひろば』にあります。


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『WAIWAIコカリナ部』(コカリナという小さな木製の笛を演奏するサークル)では、川口から遠くへ引っ越されたママ・出産で実家へ戻られたママが、リモートで今までと同じように参加されていました。「時代は変わったなあ」と、私は実感させられました。

(大型積み木の上にiPadを置いて、リモートで繋いでみました)


川口市は転入転出が多く、マンションが立ち並び、知り合いも親戚もいない人たちにとっては、地元に親しむ事も、近隣の人と親しむ事も、かなり難しい背景があります。

ましてやコロナで不安の多い中で、人との繋がりが持ちずらいこの時期に、初めての子育てをされている転入者のママは、どんなに大変なのかと思わずにはいられません。


でも、子どもを真ん中に置いてリラックスした中で人との関係を結ぶと、繋がりを作りやすいです。

特に小さい子どもの子育て中は、「お互い様」の助け合いの気持ちが、自然と湧き上がってきます。

そんな状態でできた仲間や友だちだから、一生付き合えるかけがえのない関係が、築けるのだと思います。


○○さん、○○ちゃんのママから始まるけど、

いつしか下の名前で呼び合うママを何人も見てきました。


『ひとりぼっちの子育てでなく、みんなで子育て』

『いつでも誰でも立ち寄れる、もう一つのお家』


WAIWAIの理念は、この2つの柱からなります。

ずっと変わらず、これからもです。


どうかこの場所を続けられるように、

そして新たな方にもご利用頂けるように、

ご支援とご協力をお願い致します。

※最初の写真は、以前の作品です。今回のリターンは別の物になりますがご了承下さい。