はじめまして。滋賀県在住の陶芸家、Kooichiと申します。
2006年から陶芸家としてのキャリアが始まり、2014年からは本格的に土鍋専門作家として活動を開始、2016年に「六鍋」をスタートしました。日本六古窯のひとつ、信楽焼(たぬきが有名ですよね)の手法で制作しています。
現在、国内の飲食店やホテル、旅館で「六鍋」の土鍋を実際に使用していただいています。
▼「六鍋」のこだわり
土鍋の魅力は陶器でありながら火にかけて調理をすることができ、保温性も高いということと、美しく温かみのある素材感で肌ざわりがいいなどといった特徴があります。また土鍋は、調理道具として優れた機能を兼ね備えているだけでなく、そのまま食卓に運び「器」としても楽しむことができます。
▼このプロジェクトで実現したいこと
CAMPFIREを通じて多くの方に土鍋の魅力を伝え、自信をもって世界中のバイヤーに紹介したいと思っています。
▼国際見本市とは?
フランスで年2回開催されるインテリアの国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」が有名です。
世界各国から3,000を超えるブランドが出展し、インテリアや家具、デザイングッズなどの経営者や仕入れ人など合わせて約8万5000人の来場者が一同に集まります。
家具、装飾品、テーブルウェアなど、インテリアに関するデザイン見本市の総本山と見なされています。
将来的にはCAMPFIREでのご支援をもとに、この国際見本市に出店したいです。
▼お客様の声
「以前の土鍋は直ぐに割れてしまって一年も使用できなかったのですが、六鍋の土鍋を使用してからは鍋の寿命が延びました。全部に釉薬が施されているから、掃除も楽でカビが発生することがありません」と喜んでおられます。
黒釉ご飯鍋(ツバなし)は木村料理長の提案から生まれました。
シンプルで使いやすく、美味しく炊けるご飯鍋を求められ、六鍋もそれに応えるべく試行錯誤し完成したのが〝黒釉ご飯鍋(ツバなし)〟です。重厚な蓋は、より圧力がかかる仕組みになっており、満足していただける商品となりました。
近藤料理長は水や調理システムに凄くこだわられており、中でも「スチームコンベクション」を随分昔から利用されております。
六鍋のご飯鍋を長らくご使用いただいており、もちろんスチームコンベクションで炊いていただいております。スチームコンベクションでの炊き上がりも上々で、時間も25分程度。またお焦げを作らず炊くことも可能です。
「こんなに長く使用できるご飯鍋は初めて」と、六鍋の耐久性に驚いておられました。
※スチームコンベクション:低温スチームにより食材の栄養素や風味を保ったり、熱風によって焼きムラを出にくくする調理が可能。 また、スチーム(水蒸気)と熱風を組み合わせることによって、熱伝導効率を高め、短時間の調理が可能。
▼リターンについて
現在『六鍋』で商品化されている御飯鍋をご用意しました。
色は「黒釉」「飴釉」からお選びいただけます。
※CAMPFIRE限定の『六鍋特製夫婦茶碗(ペア)』をすべての商品にお付けします。
形状は"ツバあり"、"ツバなし"の2種類で、サイズは1.0合炊き~5.0合炊きまでございます。おひとり様からご家族まで、極上の銀シャリをお楽しみいただけます。
※手作りのため、納期は1か月半ほどいただきます。
完成次第、順次発送いたします。
▼六鍋の6つの特徴
⑴ 耐火・耐熱
耐火とは、火熱に強く燃えにくいこと。耐熱とは高熱を加えても変形しないこと。
信楽や伊賀に加え、アフリカ・ジンバブエの土を独自にブレンドした土(粘土)を作り、粘りが出るように何ヶ月間もねかせたのちに制作しているので、非常に耐火耐熱に優れています。また、遠赤外線効果で食材の芯から温めたり、保温性に優れた土鍋となっています。
⑵ 全釉(鍋の裏まで釉薬)
多くの土鍋は蓋の一部や胴体の裏側など釉薬が塗られていない品物が多いのですが、「六鍋」では全てに釉薬が施してあります。
全てに釉薬がかかっていることによって、割れにくく長持ちしやすくなっています。手入れも簡単で、洗いやすくカビも発生しにくくなっています。
⑶ 割れにくい(長持ち)
プロ仕様となっているため、少々手荒に扱っても大丈夫です。
よく土鍋の取り扱い書に注意点などがありませんか?「初めて使用する場合は水漏れするのでお粥のでんぷんを土鍋に染み込ませてください」「土鍋を濡れたまま使用すると割れる原因になります」「熱い土鍋を急に冷たい水に浸けたりすると割れる恐れがあります」そんなことは一切ありません。熱い土鍋を急に冷たい水に浸けたりすると、土鍋自体の寿命が縮まりますが、そう簡単には割れません。
⑷ 匠の技で完全手作り
「六鍋(ROKUNABE)」の粘土はとても粗く、かなり特殊な土で制作しています。その粗さは〝手〟の表面が直ぐに荒れてしまうほどです。機械では作れず、ひとつひとつが職人の技術によって制作されます。
もし「少し欠けてしまった」「蓋だけ割ってしまった」ようなことがあれば、修理させていただきますので、当店までご連絡ください。可能な限りの対応はさせていただきます。これは少しでも長く土鍋を使用していただきたいからです。
⑸ 実績
追求、実験を重ね、何年もプロによる実践使用での実績を元に、皆様に選ばれています。
⑹ セミオーダー
お店のイメージに合ったものや、サイズなど要望・こだわりのある方は少なくありません。
形状が同じでも「もう少し大きくしてほしい」「小さくしてほしい」「取っ手の部分を変えてほしい」「こんな色が良い」など全て承っております。完全に職人技 手造りだからこそ適応できます。
お気軽にご相談ください。
▼土鍋でご飯は簡単に炊けますよ!
米粒が立つためには、強い火力で加熱しお米が良く動くこと。
芯が残らず、ふっくらした甘みのあるご飯に仕上げるには、強い火が必要です。
六鍋のご飯鍋は、強火で10分(熱伝導率を一気に高め、沸騰させる)、弱火で10分(高い保温性を活かす)、 蒸らし10分とかなり早く炊き上がります。
難しいことはしなくても、時間さえ守れば土鍋が美味しく炊き上げてくれます。
あとは蓋をより重くしてより密封して圧力を高める。土鍋はおひつの代わりにもなり、炊いた後の余計な水分を吸ってくれます。30分で炊けて省エネ。また、1合からでも美味しく炊け、古米でも美味しく炊けます。
「六鍋」が、ひとつひとつ手づくりで作ったご飯鍋で炊いたご飯は、お米ひと粒ひと粒がしっかりと加熱され、ムラなくふっくらし、ご飯粒が立って炊きあがります。炊きあがったご飯には「かに穴」ができ、それは美味しいご飯が炊けた証拠です。ご飯粒の輝き、香ばしい香り、風味の全てが格別です。
底面まで釉薬(うわぐすり)でコーティングされているので、手入れも簡単で、おひつの代わりにもなります。
▼これまでの活動
2014年10月:京都伊勢丹 個展
2015年10月:新宿伊勢丹 個展
2015年10月:日本橋三越 個展
2015年10月:松屋銀座 個展
2016年10月:器まるかく(渋谷) 個展
2017年10月:神戸大丸 個展
▼過去の作品
▲すっぽん鍋
普通の土鍋より耐熱に優れています。
用途は主にすっぽん鍋。多くの料理屋さんに使用して頂いております。
大変浅い鍋となっており、蓋には模様となる削ぎが入っています。
▲かまど
現代の"かまど"と言ってもいい品物。
個室やオープンキッチンになどに設置し下に業務用ガスコンロを仕込む仕様。
大迫力でお客様の目を引く。商品 かまど 縦50㎝×横50㎝高さ25㎝
▲コンロ
オープンキッチンでお客様の目の前で炭焼きが行えるコンロとなっております。
串焼きを行なったり、上には専用の網を敷き食材を焼いたりする。
下のパレットには水を浸し炭の燃えかすを受け止めます。
▼資金の使い道
ご支援いただいた資金は、以下のように使用させていただきます。
・材料費用
・制作費用
・六鍋をさらに広めるための展覧会実施費用
・CAMPFIRE手数料
▼最後に
これからも精進し、高品質の土鍋を制作することで皆様に喜ばれるよう努力してまいります。
最新の活動報告
もっと見る本プロジェクト最後の活動報告です
2017/12/05 21:04本日を持ちまして 「一流料亭のお墨付き!究極の銀シャリが炊き上がる御飯鍋を広めたい!」 プロジェクトがクローズとなります。 ご支援、また拡散にご協力していただき本当にありがとうございます! もしまだ気になっている方がいらっしゃいましたら、もう一度私たちの想いを 読んでいただけたら幸いです! https://camp-fire.jp/projects/view/41052 残り数時間となりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
おもてなしに土鍋プリン☆
2017/11/17 02:31一合炊きご飯鍋を使って、いちごプリン作っちゃいました。 深さがあるので意外にいいんです。 すごく可愛いくてパーティーなんかにもってこいですね! 突然土鍋が出てきて、フタをあけるといちごプリンが……ちょっとしたサプライズですね! では、いただきます!! もっと見る
栗ご飯
2017/11/03 08:58秋の味覚.栗。 土鍋で蒸すと甘みが増すと云います。けれど工房には蒸し皿がなくて、三合炊きご飯鍋とザルと土鍋蓋を使って、即席蒸し器。蒸し上がりました。 次の日には、蒸した栗を使って、栗ご飯。おやつにもご飯にも使える、蒸し栗です。 ホクホクで甘みが凄いです。ごはん鍋で炊くからお米も全然違います!! もっと見る
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