ここに紹介しました写真は、何年前のものでしょうか?
昭和40年代と思います。「野外活動」「キャンプ」「合宿訓練」などと言われ、学校 子供会、スポーツ少年団で取り組まれていました。今日の自然学校(教室)、体験教育の草分けでした。
川原で石を積んで火を燃やすための竃(かまど)を作り、流れついた木枝で火を起し燃やして、ご飯を飯盒で炊いています。水加減を教わり、火を起して炎を調節し炊き上げたご飯の味は、近代の炊飯器よりも『美味かった』と言われる方もいます。
火に対するありがたさ、燃やす工夫を学んだことでしょう。
夜になりキャンプファイヤーがありました。終わりは各自が持つトーチに火が分けられて、麓のテントに向かう列のトーチの火は闇の夜を明るく照らしました。ここでファイヤーリーダー(キャンプ長)から言われ、教わりました。
「火・炎」は、人がこの世に存在した時からあると思われる神秘性、そして
この、火と炎は、我々の生活に無くてはならない重要なものである。
どうぞ「火」をつくる「薪」も安全に造って、その器具等もいつまでも大切にして欲しいです。