みなさんお久しぶりです。学生団体Infinite Connection8期代表をしています。名村穣司です。
私はラオス育ったので、ラオスの中でも様々なところに行ってきました。
その中でも特に、ルアンパバーンからトゥクトゥクで崖道を3時間ほど揺られた村に行った時の話を今日は書きます。
小学6年生ぐらいの時に、学校の修学旅行でラオスの農村部に1週間泊まることがありました。
その村では主に、現地の学校に行って校舎の建設を手伝ったり、現地の子供たちとサッカーなどをして触れ合ったり、村人やツアーガイドの人からラオスの農村部が抱える問題について話をしてもらったりしました。
9年前ぐらいの出来事なので全てのことを鮮明に覚えているわけではないのですが、一つだけ確かに覚えているのが村長さんの話でした。
修学旅行の最終日に、村長さんのインタビューがあるとのことだったので、村の中心の木の小屋に全員で集まりました。そこで村長さんは村の現状について若い私たちにたくさん話をしてくれました。
その中でも印象的だったのが村の若者が都会に出ていってしまっていることでした。
「村では農業しかないから、若いものは都会に行ってしまう。私にとっての幸せとは、家族みんなでご飯を食べることなのに、それすら最近はできなくなってしまっている。とても悲しい。」
このことを言っていて、ラオスの農村部か抱える過疎化の問題とともに、幸せとは何かについて考えされられました。
ラオスにはまだまだ教育に限らず多くの問題を抱えています。
そして私は自分の人生の間にできるだけ多くの問題に取り組み、ラオスで困っている人が少しでも少なくなるようにしたいです。
それがきっと私の幸せにつながると考えたからです。
学生団体Infinite Connection 8期代表 名村穣司