Miyuki Hegarty Ogasawara<photo by Marvie Asakura>
2年前、夫のTim Hegarty といっしょに東京に帰った時、新宿ピットインとサムタイムのピアノを久恵さんにお願いしました。その時、漫画を描いていると聞いたのですが、内心、え?漫画?どうして?という感じで、リハーサルで久恵さんの自宅を訪ね、実際に原稿を見せてもらって本当にびっくり。
ジャズピアニストとしての実力は、すでに周知のことだったのですが、こんな新たな才能を持ち合わせているとは。
私の若かりし頃(40年以上前になりますが)、東京にはジャムセッションをしている場所もなく、いきなり本番ステージにあげられ、先輩ミュージシャンにしごかれ?つつ、学んだものでした。そのうちジャズを学ぶスクールがたくさん出来始めました。
Pivot Footは、漫画を読むことで、ミュージシャンの心情を捉えることができるので、教則本とは違ったミュージシャンシップなど大切なことを学べると思います。Pivot Foot 主人公の田ノ浦君が成長して、アメリカまでやって来る?なんてことが起こると面白いなあ、などと勝手に思っています。
読者の皆さんが、Pivot Foot主人公の田ノ浦君と一緒に擬似体験をできるのは、色々学べるし、楽しいと思います。ベテランミュージシャンも、ハッとさせられるような展開を期待しています。
久恵さん、がんばってね!
Miyuki Hegarty Ogasawara