2021/05/28 21:00

こんにちは。のりおこと大島のりこです。

いつもお読みいただきありがとうございます。

私たちの最初のスムージー「THE ONE」で契約させていただいた生産者さんのご紹介。6人目はこの方です。


里山サポリの城戸さんが作るイタリアンパセリ


福岡県久山町でイタリア野菜、西洋野菜を生産されている城戸勇也さん。

蛍で有名な猪野川の最上流の地域に城戸さんか営まれる里山サポリがあります。

毎週日曜日のお昼のみ、農園直売所「里山マルシェ」が開かれ、城戸さんの作られた野菜を手に取ることができます。


珍しいイタリア野菜を生産されている城戸さん、実は元々イタリアで料理人をされていたそう!農家のお仕事に加えて専門学校の講師、そして現在朝食イタリアンのお店の出店準備もされています。


里山サポリさんが何よりも大切にされていることは「土づくり」。

美味しい野菜を作るためには美味しい土、健康的な土を作ることが必要不可欠なんだそうです。

人間が腸内環境を考えバランスの良い食事をすることと同じだと。


猪野川の豊かな水源を利用した、地域循環農業 SDGS実践農園である里山サポリさんが使う堆肥はかつおぶし、米ぬか、コーヒーかす、生ゴミ、籾殻、魚のアラなど近隣の企業から排出される食品廃棄物から作られています。


それだけではなく、緑肥と言って、ヘアリーベッチやひまわり、レンゲ草などの作物の種を播いて、大きくなったら土に鋤きこみ、土中発酵させたりも。土壌条件や栽培作物に合わせて緑肥を選ばれていたり、ケイ酸が豊富なもみがらを炭にしたもみがら薫炭を自作し、畑や苗づくり堆肥作りに使用したりもされているそうです。


そんな拘り抜かれた土で作られる城戸さんのイタリアンパセリは、日本のパセリよりも味がまろやかで青臭さもありません。ハウスの中に生い茂っている葉には、小さなアブラムシがたくさん!美味しさと安全の印ですね。


直売所そばのご自宅ではたくさんのヤギがお出迎えしてくれます。野菜作りで出た外側の葉を美味しそうに食べている姿を見て、城戸さんの周りには本当に無駄がなく全てが何かに繋がっているということを体感させられました。

そしてそんな城戸さんが作られた野菜を食べるということは、その循環の輪の中に参加しているという、これからの時代において大切な価値となるはずです。


「THE ONE」に入っているイタリアンパセリはほんのひとつまみ程度ですが、さりげなくほんのり香る軽やかな香りをぜひ感じていただければと思います!



さて。

今回で生産者さんのご紹介は最後となりました。次回からはまた別の企画をお送りいたしますので楽しみにしていてください^^


最後までお読みいただきありがとうございました。