みなさんオラファーエリアソンというアーティストをご存知でしょうか?デンマーク出身でオラファー・エリアソン(1967年生まれ)はアートを介したサステナブルな世界の実現に向けた試みで、国際的に高い評価を得ています。彼の彼の代表作である《溶ける氷河のシリーズ 1999/2019》(2019年)は、過去20年間の氷河の後退を鑑賞者に体感させるため、街中に本物の流氷を設置しました。街の人々ははじめはその大きさや匂い、形に驚くばかりでしたが、日にちが経つにつれ日光に当たり、温度の上昇でどんどん小さく溶けていく流氷をみて、今まで遠い世界で問題になっていたはずの地球温暖化や海面上昇が自分の身近に感じられ、日常にいながら環境問題に対する意識を変えてくれるものでした。意識が変われば行動が変わると言いますが、環境問題など誰もが何かしたいと思って入るけれどなかなか具体的な行動が取れていないのが実情だと思います。しかし、その問題の元を辿ると私たちの生活に密接に関係していることだと気づけば行動も自ずと変わってきますよね。私たちはこのオラファーエリアソンとの出会いから、自分たちもスムージーやchisoの作る商品を通して、今まで遠い場所で起きていると思っていたことが自分の身近にも起きているということを知るきっかけにして欲しいと思うようになりました。なので、私たちの作る商品にはたくさんの仕掛けがあります。生産者の方々の顔を見せるということもそうですし、デザイン印刷やパッケージに至るまで「なんでこうなってるのかな?」「なるほど〜!だからこうなってるのか!」というような「?」疑問からの「!」気付きがみなさんにも感じてもらえると嬉しいです!最後にオラファーエリアソンの言葉で締めくくります!大自然を都会で体験し、環境を考える機会にするのだ。――オラファー・エリアソン