共同代表の木下です。クラファン終了まで残り9日となりました。最近は正式ローンチと資金調達の準備をすすめていて、忙しい毎日を送っています。私たちの「CHISO-馳走-」冷凍クラフトスムージーの特徴の一つであり、大事にしているテーマがあります。「農家さんと直接取引させてもらったオーガニック、無農薬、減農薬で作られている野菜・果物を使用」しているということです。これらを実現し、販売していくということがとても大変な道のりであるということを身を持って知った大きな事件が2つありました。「いちご騒動」と「ケール1tの危機」と題し、2回に分けてお話ししたいと思います。今回は「いちご騒動」です。「THE ONE」に含まれる「いちご」は3つの農家さんのいちごを使用しています。そもそも、イシダファームさんの「完熟あまおう」のみで構成する予定でした。イシダファームさんの完熟あまおうは一番美味しい状態の「完熟」で出荷されます。立ち上げた当初から是非使わせていただきたい!ラヴコールを送り、既知の仲であるイシダファームさんとも綿密に連絡を取らせてもらっていました。出荷のタイミングを見計らっていたんですが、今年は3月の気温が高く、予定していたより収穫が早くなっていました。4月中旬がピークとのことで加工場に加工スケジュールを掛け合いますがなかなかタイミングが合いません。結局、イシダファームさんにお願いしていた総仕入量をピークのタイミングで加工することが出来ず、予定より少なくなってしまいました。このままでは「THE ONE」の販売量が少なくなってしまう…。苦渋の決断でしたが①他のいちごを探して同じく「THE ONE」に使わせてもらうこと②内容表示は別にさせてほしいということこの2つをイシダファームさんに伝え、快諾をいただけました。とはいえ、いちごだったら何でもいいわけではありません。そこからはチームは必死です。自分たちでネットで探したり、電話問い合わせするも気になる農家さん達のいちごもピークは同じ。かなり厳しい状況でした。しかし、危機のなかに一筋の光が。共同代表大島の地元先輩のご紹介で熊本県八代市のいちご農家小崎さんと田島さんと知り合うことが出来、熊本県オリジナル品種「ゆうべに」をなんとか出荷できそうとのことでした。お二人が作る「ゆうべに」はとても美味しいいちごで、私たちの活動の応援もしていただけるとのことで、無事に取り扱わせていただくことが決まりました。やった!!という気持ちとホッと胸をなでおろしたのもつかの間、「ケール1tの危機」が起きてしまいます。次回につづく。