こんばんは。のりおです。遅い時間に失礼します。週末、熊本はとってもいい天気でした!娘たちと久しぶりに外で思いっきり遊び、疲れて寝落ちしかけてこの時間です(笑)さて、本日はアレルギー対応について書きます。ほとんどが私の体験談になってしまうのですが・・・今悩んでいらっしゃる方や大変な思いをされている方への励まし、共感、こんな人もいるのね〜くらいのヒントになれば嬉しいです。アレルギーはとてもセンシティブな事ですし、考え方、アプローチの仕方は人それぞれ違います。あくまでも私個人の意見としてお読みいただけたらと思います^^私がアレルギー体質なこともあり、我が家の3人娘はアレルギー持ちです。9歳の長女は2歳半まで卵白除去をしていたし7歳次女は毎年スギ花粉と戦い、2歳半の三女は卵白と乳製品をつい最近まで除去していました。そんな経緯もあって、加工食品を購入する場合には必ず原材料を見る習慣があります。アレルギーの対応については色々な見解がありますし、時代の流れによって今まで良しとされていたことがそうではなくなったりも多くあります。私自身も長女が赤ちゃんだった頃と三女の頃とは7年経っていますので同じお医者様でもアドバイスが変わっていて、時代の流れを感じました。ここでは、一番最近まで除去食をしていて、かつ品目も2品ある三女について書きたいと思います。三女は生まれた時からとても肌が弱く、何となくアレルギーがあるのではないかと思っていました。(なんの根拠もないただの勘です。卵白アレルギーだった長女と肌荒れの感じが似ていたというだけ)離乳食が始まる時期にアレルギー検査へ連れて行ったところ、卵白のアレルギーレベルが3、乳製品が2と診断されました。お医者様からは、除去するのではなく、むしろ毎日一定量を食べさせていくよう指示を受けました。初めはその通りに進めていたのですが、肌あれはひどくなっていき、とても痒がっていました。違和感を拭えないまま再度お医者様へ相談。除去せず、湿疹はぬり薬で抑えていくというお話を聞き・・・私の考えとは違うなあ。と。私は私の感覚を信じて結果除去を開始することにしました。お医者様のように専門的に勉強しているわけでもありませんし最新のエビデンスを知っているわけでもありません。なぜ除去せずに多少のアレルギー反応が出ても続けていくのかもお医者様からしっかり説明されその意図も理解していました。それでも自分を通した理由は、長女子育ての経験から、焦らなくても大きくなって内臓が成長していけば、いつかはアレルギーの数値が下がることを学んだから。(2人が同じくらいのレベルであったため)ワンオペである=食事は自分がいつも管理できるから。そして、やっぱりここ。うまく排出できないから湿疹になっているのに、それを強いステロイドで抑えるってなんか変!です。(あくまでも私個人の意見です)そうして卵白と乳製品の除去生活が始まったのですが・・・この2品目がNGとなると外食で食べられるものを見つけるのも、スーパーで手軽に食べられるような加工品を見つけるもの本当に大変!!結果として、基本的に何でも自分で作らなければいけない状況になりました。苦痛に思われるかもしれませんが、アレルギー対応のおやつ教室やパン教室を見つけては教えてもらいに行き、卵乳製品不使用のレシピをワクワクしながら家で実践してみる時間もとても良い経験だったなあと思います。そして、卵や乳製品の代用となる珍しい食材や特別な調味料を使わなくとも、基本的な最低限の素材だけで美味しく作ることができると学びました。その代わり、使う素材には少しこだわり上質なものを使うことが秘訣です。こんな感じでそこまで精神的な負担なく楽しみながら除去を行なっていたのですが、やはり忙しい時や体調を崩し台所に立てない時には、簡単に食事が済ませられないのは不便に感じていました。今日はちょっとスーパーでお惣菜、と思ってもアレルギー持ちの子が食べられるものはほとんどありませんでしたし・・・(涙)ただの鮭おにぎりなのに表示を見ると卵・乳製品と記載されていたり。一体卵がどういう形態でこの中に入っているの〜と疑問でしたし、なんのためにそれが入っていて、それは私にとって必要なものなのか、考えるきっかけにもなりました。以上が私のアレルギーの思い出です。そしてそんな日々の中で学んだことは・・・そもそも、アレルギーと腸内環境は密接と言われている通り、現代人にアレルギーの方が増えたのは食生活の変化が大きいと言われています。つまり大切なのは、原点に帰るということ。自然の力を信頼し、シンプルに暮らす。手間や不便を楽しむ余裕を持つ。情報や物は今よりも格段に少なかったけど、お庭で採れた野菜やご近所さんからお裾分けしてもらった果物・・・お魚屋さんやお肉屋さんへ行って、おじちゃんにおすすめを教えてもらう。食卓に並ぶ食材のルーツは今よりも明確でした。だからこそ馳走ーCHISOースムージーは「〇〇県産」ではなく「〇〇さん」が作ったものに想いを乗せてお届けしたいと思っています。スムージーを飲んだからといって決してアレルギーが治るわけではありませんが、どなたにでも美味しく召し上がっていただけるように素材を選び、その素材本来の味を最大限に活かせるよう何度も何度も配合を考えました。野菜や果物もたくさんのものを混ぜるのではなく、厳選しシンプルにしています。作り手の方の顔や今手にした野菜たちが育った風景に想いを馳せながら召し上がっていただく時間が、心もからだも満たされるひとときになりますようにと願っています。本日もお読みいただきありがとうございました。