2021/06/04 13:00

今回のプロジェクトに対して、どのような想いを持ってチャレンジしているのか、ライバーマネジメントプロダクション「ビーバー」でパートナーマネージャーを担当している川手が、「Limeism -礼美- (あやみ)」に直撃インタビューを実施しました! あやみんの想いが、1人でも多くの方に届きますように。ぜひ、ご一読ください!


Q.クラウドファンディングをやろうと思ったきっかけは?

オンラインを通じて、みんなの力を合わせたいと思っていたからです。

最近は、コロナの影響もあり、またリスナーさん達の支えのおかげ様もあり、活動の中心が「Pococha(ライブ配信アプリ)」での配信です。私は、中国にも親戚やお友達が沢山いるのですが、残念ながら現状「Pococha(ライブ配信アプリ)」がまだ中国からは見られないので、「私の活躍している姿を見たい!」と言って下さる方々も、しばらく活動を見ていただけていないんです。

今年の1月に開催された、誕生日ライブでは、リスナーさんや、いつも応援して下さっているファンの方々、そして中国に住んでいる周りの方々と、共に時間を過ごすことができることを期待していたのですが、コロナが収束しなかったことで、中国に住んでいる方はオフラインでの参加は叶いませんでした。

なので、コロナに影響されない【オンライン】という世界の中で、国をまたいで何か1つのプロジェクトを完成させられたら良いなと思い、今回クラウドファンディングをやろうと思いました!


Q.今までの楽曲は、どうやって作ってきた?

今までの楽曲は、自分個人の感情だったり、本を読んで感想を書いたり、友達の話を入れていたり、感情ベースで作る作品が多かったです。なので、大勢で楽しむことを想定して作った楽曲はなくて。どちらかと言うと、「公にはしていないものを覗き見してもらう」みたいな感覚で、楽曲を作っていました。


Q.今回のプロジェクトでは、どんな楽曲を作りたい?

みんなで、盛り上がれるような明るい曲を作りたいです!

活動の中心が、「Pococha(ライブ配信アプリ)」での配信や、リアルでの音楽ライブとなったこともあり、「みんなで盛り上がる!」という場面が増えてきて。私自身も、みんなで1つになれるような、明るい楽曲を作りたいと考えるようになりました。

また、日中交流を題材にした楽曲プロジェクト自体は他にも存在しますが、私のように中国と日本のクォーターが主体となって実施するプロジェクトは少ないんです。なので、日本の方々と、中国の方々が交わって、一緒に作り上げる本プロジェクトは、私がやる意味のあるプロジェクトだなと思っています。今回の楽曲で、みんなで盛り上がって日中交流も推進できれば嬉しいです。

私もそうですが、中国の方々は大雑把なところがあったり、日本の文化を知らないから故に、日本の方からしたら驚く行動を取ってしまったりするところもあると思っていて。もちろん、中国の方々からしたら驚くことを、日本の方がしていることもあると思います。でも、実際に1つのプロジェクトを一緒にやってみたら、お互いのことを知れて、もっとお互いの良いところに注目できると思うんです。本プロジェクトが、そのきっかけになれば良いなと思います!


Q.具体的な、楽曲イメージは?

日本語と中国語で、言葉遊びを入れようと思っています。皆さんに、「面白い!」「楽しい!」と言ってもらえる楽曲を作りたいです。

日本ではよく使う「です」って言葉は、中国の発音的に、「でぃえ=爹die」(父親のこと)「す=死si」なので、「父の死」という単語になるんです! そして「ま-妈ma」なので、「です・ます」がとんでもない意味になってしまう、というブラックジョークがあったりします。

もちろん今回の楽曲で、ネガティブな単語は使いませんが、このような発音を引っ掛けて、日本語と中国語で別の意味を表すような歌詞を作りたいです!

また、ライブや配信で盛り上がれるようなコールアンドレスポンスを入れたいのと、できたら民族楽器も使いたいと考えています。


Q.編曲のイメージは?

今回のプロジェクトでは、単に編曲家さんに編曲をお願いするのではなく、集まった資金で編曲を学ばせてくれるところに依頼して、編曲スキルを身につけたいと考えています。編曲も、マスタリングも、自分でできるようになりたいです。


Q.そうなんですね!「有名な編曲家さんにお願いする」という資金の使い方が多い中、珍しい考え方ですね!

そうですね、私は、常にスキルを身につけて、「何でもできるようになりたい」という考え方なので、今回資金が集まったとしたら、それを今後に活かすためにも学びぶことに資金を使いたいと考えています。

今は、色々な人に自分の存在を知ってもらうために、演者側としての活動を主に行なっていますが、ゆくゆくは作り手にもなりたいと考えていて。他の方に、楽曲提供をできるようになりたいんです。

そのためには、まだまだ知らないことばかりで。例えば、私はストリングスのアレンジができないですし、声のこともまだまだわかっていません。曲の知識も少ないと思いますし、ドラムの打ち込みもできないので、リアリティのあるバンドサウンドが作れない。作曲ソフトに関しても、すべての用途を使いこなせている訳ではないので、今後もっと勉強して、音楽のバリエーションを広げていきたいです。自分の曲は数曲作りましたが、まだまだできないことやコンプレックスだらけなので、色々なことを学びたいです!


Q.「もっと学びたい」という考え方、素敵ですね! 昔から、色々なことに興味があるタイプ?

昔から、家に本がたくさんあって。家族全員が、本読みだったんです。なので、私も地球の図鑑を読んで、「何億光年前は、こうだったのか〜!なるほど!」とか思いながら育ってきていて(笑)。なので、元々色々なことに興味があるタイプではありました。

その中でも、音楽は私にとって特別な存在です。

兄も弟も、勉強がとても得意なタイプだったので、「自分は勉強苦手かも?」と思ってしまっていたのですが、そんな中出会ったのが音楽でした。兄弟との差別化がはかれること、加えて両親が共働きだったこともあり、自分の心の拠り所が、音楽だったんです。なので、昔から、音楽には特に興味がありました。

Q.音楽は、いつから始めたの?

日本側の親戚がくれたことをきっかけに、小さい頃から家にピアノがありました。両親も音楽が好きだったこともあり、小学生くらいから、音大生が家に来て、ピアノのレッスンをしてくれていました。当時は、ヤマハのグレードを受けて、コードの基礎知識を勉強していました。

その後、中学・高校生時代は、自分の好きなアニソンの楽譜を買って、趣味で練習していました。大学に入ってから、再び真剣に音楽を勉強し始めて、今に至ります。


Q.今後、どんな活動をしたい?

自分が表に立つ音楽活動も続けつつ、少しずつ作る側の仕事も増やして、作曲家としての私も知っていただけたら嬉しいです。

アニメ・映画などの映像作品や、スマホゲームの音楽に興味を持っています。最近中国は、アプリゲーム系が強いので、特にゲームの音楽はやってみたいです!

最近ライブに出た時、たまたま他の出演者さんで、歌い手の活動をしている方から「曲を作って欲しい」と言っていただけたことがあって、すごく嬉しかったんです。でも、今はまだオケを作るスキルが十分とは言えないので、本プロジェクトを通してもっと勉強して、より素敵な楽曲を作れるようになりたいです!


Q.最後に、支援者様・支援を考えて下さっている皆様へメッセージをお願いします!

本プロジェクトに、興味を持っていただき本当にありがとうございます。プロジェクトを応援することを通じて、皆さんに楽しいエクスペリエンスをお届けしたいです。

皆さんの胸を、熱くできるものを作れるよう、頑張ります! よろしくお願いします!