半沢:私たちの活動を一番に知ってほしいので、一回目の活動報告は唯一無二の気仙沼定期開催している子ども食堂を報告します。
みゆきちゃん:子ども食堂!
あかね:子ども食堂を気仙沼で定期的にやってるところが無くて、やりたいと思ってもなかなかできなかったって聞いていたんですよね。まさか私がここで働いて、子ども食堂やるっていう話だったからすごいなと思ったし、コロナで貧困の世帯が増えてきて、そういう子どもたちに提供できることをたくさんの世帯に知ってほしいですよね。
半沢:そうそう!!
アンナ:両親が働いているのは結構多い。
半沢:いろんな地区でも弧食している子はいるよね。出来れば本当はここで作ったのを違う地区にも持って行って配ればいいんだけど衛生面や色々な課題があるね…無料だから提供したいけどね。
あかね:どこの地区でも子ども食堂をやりたいって人はいるんだけど実際にどうしたらいいかが分からないし、一歩踏み出せないところをちゃんと実現するのはすごいと思うし、自分も働けて嬉しい・楽しい・社会貢献してる一員になれていると思う。ここに来る子どもたちが半沢さんを「母~」って呼んで、来てすぐ「ご飯何~?」って聞いてきて、「これだよ」って言って食べてまた「おかわり~」って来て!
半沢:こないだおかわりがすごくて足らなくて(笑)「みんなで食べるから美味しい」や「この野菜初めて食べたけどおいしいんだね」とフードバンクでいただいたヤーコン食べたりね。
あかね:うれしいね。初回に来た子どもの数は少なかったけどすぐ増えてね。
半沢:初回は7人だったのに一番多い時20人!!平均13人/回だもんね。
アンナ:東京に銀座の母ある。ここは鹿折の母ね(笑)
半沢:もう、『母』っていう一人の人間になっているから(笑)
あかね:先月この近くで不審者が出て付き纏われた子が HATAに逃げ込みましたよね。犯罪が起きた時に逃げ込める場があるってことはとってもすごい事だと思う。この場所を小学生が知っていたから逃げ込めたわけだし、「こども110番」って看板を家の前に置いてるところがあるんですが、なかなかそういう顔を知らないところ入りづらいじゃないですか。大人だって入りずらいのに…
半沢:あの時は父兄からも「本当に助かりました。いつも顔を合わせているから助けてもらえると思ったんだろうし、ここにくれば大丈夫って思ったんだと思います」と言ってもらえたり、学校からも「地域のママがこうして子ども達と触れ合っていてもらうことで犯罪から守ることができました」と感謝の言葉をいただいたね。小学生が地域を認識しているかがあるよね。
あかね:ここを知ってたから逃げ込めたし、子ども達にもご両親にも犯罪予防になるいい場所で大事だと思う。そういうのをクラウドファンディングで知ってほしいね。犯罪予防って大きく出したい。現実に起きたことだからね~。学校でできるだけ外出自粛ってなっても子ども達がいっぱい来たのも一人でいたくないからだよね。
半沢:コロナがあっても来たからね。感染対策してるのも知っていたからだね。
あかね:そのこどもを帰りなさいって帰さなかったんですよ。入っていいよって言ってご飯を提供したんですよね。
アンナ:だって公園いるより公園暖かいし、安全・安心と親が分かっているから。小さいこどもたちの場所だけじゃなくて、年齢関係なくこどもたちの居場所は大切だと思いますね。コロナで家にお友達も呼べないですよね。
半沢:そもそも家にお母さんがいないこどもたちが来ているから呼べない人たちだもんね。
アンナ:子どもたちが集まる場所!!
あかね:児童館は児童館で良さはあるんだけどまたちょっと違う温かさがあるね。
あかね・アンナ:家!!
愛:ママさんたちが集まる場所だけにも聞こえるかもしれないけどHATAっていう「家」だから、近所のおじいちゃんおばあちゃんも来れるようにゆくゆくはなってほしいなって思う。人数制限があるのでママさん繋がりで来るお客様は多いけど、もっと情報発信したい。
アンナ:今ここ歩いたおじいちゃん手を振ってたね。こういうこどもがいるとわくわくするんじゃない?
半沢:ここにいるとよく声かけられるよね。
アンナ:もしかしたら近所に孫いないんじゃないかな?ここも震災してるし、家もなくなってるし、そういうこどもが集まってるところにおじいちゃんおばあちゃんも来てほしいね。それから繋げることもできる。鹿折地区だけじゃなくてコロナ超えて暖かくなるといろいろできるからこども・ママだけじゃなくおじいちゃんおばあちゃんもね。
気仙沼で私たちが子ども食堂を辞めたら代わりに行ってくれる人はいません。
元気にご飯を食べにくる子どもたちにおいしいご飯と安心を
次の報告は唯一無二~出張託児~です
唯一無二が集まるこの家カフェ『HATA』 半沢裕子