この度、当プロジェクトは滋賀県の推奨するしがCO₂ネットゼロ社会の実現に向けた『“しがCO₂ネットゼロ”ムーブメント』に賛同し、脱炭素社会の実現、温暖化防止(CO2ネットゼロ)に資する取り組みとして、CO2ネットゼロ(CO2の吸収)に貢献していると滋賀県のしがCO2ネットゼロアクション支援事業第1号の補助対象事業として採択されました。
[ はじめに・ご挨拶 ]
初めまして。滋賀県高島市で機屋(はたや)をしている高麻株式会社の中村正博と申します。
1964年に高島麻織布工場として創業し、今年で57年目になります。
高島産地は日本最大の面積を持つ湖、琵琶湖の北西部に位置しており、高島地方の綿織物は江戸の頃にその起源を求めることができます。現在は、「高島ちぢみ」「高島颿布(はんぷ)」「産業資材」等の織物が生産されています。
“もっと地域の活性化につなげたい。”
“繊維の街・高島の活性化につながる商品をつくりたい!”
という思いから、機屋のプライドをかけてこの度新しい素材の開発に着手しました!
そこで、私が新しい素材の原料として考えたのは……「葦(ヨシ)」です。
葦は、水辺に生育している背の高いススキのような植物です。
日よけのために立て掛ける葦簀(よしず)、茅葺(かやぶき)と呼ばれる屋根の素材など、古来より日本人の生活に葦はとても身近な存在でした。
琵琶湖の岸辺に広がる葦は、鳥類や魚貝のすみかとなり、多くの命をはぐくんでいます。葦は琵琶湖の持続性と環境保全に活躍しているのです。高島では、成長した葦の地上部を冬に刈り取り、また次の成長を促します。
私を含め3人のメンバーでボランティア団体を立ち上げ、葦刈りの活動をしております。そして葦の再利用について考えながら、葦の再利用をした新商品についても多くの方に知っていただきたい!という思いからこの度プロジェクトを立ち上げました。
◎琵琶の葦布®︎ができるまで
◎新商品「琵琶の葦布(びわのよしぬの)®️」誕生!
試行錯誤の後、葦を生地に織り込んだ新しい布「琵琶の葦布®️」が誕生しました。
滋賀県立大学人間文化学科生活デザイン学科 徐慧研究室のゼミ生たちが、高島産地、葦群落や高麻株式会社の工場見学に来られました。
『琵琶の葦布®︎』を使って、学生にエコバックのデザインを依頼しました。工場への来社、大学での打ち合わせを重ね、『中身の見えない巾着型エコバッグ』が出来上がりました。
今回はリターンとして『中身のみえない巾着エコバッグ』『マスク』『浴室用ボディタオル』をご用意させて頂きました。
[ リターンについて ]
◎「琵琶の葦布®️」巾着エコバッグとお礼の手紙…2,500円
グレー
キナリ
プリント
巾着イメージ
使用イメージ
エコバッグは中身の見えない巾着型で持ち運びやすいデザインです。
小物を分けるのに便利な「収納袋」付き。縫製は司工業(株)にお願いしています。
サイズ :本 体)約40cm×約40cm、底マチ部分約9cm
収納袋)約20cm×約15cm
素 材 :綿80%、分類外繊維(葦和紙)20%
色 :グレー、キナリ、プリント
耐荷重量:15kg
◎「琵琶の葦布®️」浴室用タオルとお礼の手紙…1,200円
天然繊維100%での優しい泡立ちが特徴的な浴室用タオルです。
サイズ :約100cm×約20cm
素 材 :分類外繊維(葦和紙)66%、綿34%、
色 :キナリ
◎「琵琶の葦布®️」マスクとお礼の手紙…1,100円
黒/ネイビー(オモテ)
黒/ネイビー(ウラ)
キナリ/キナリ(オモテ)
キナリ/キナリ(ウラ)
着用イメージ
マスクは抗ウイルス、抗菌(細菌の増殖を抑制)、消臭(嫌な臭いを軽減)機能を発揮する
TioTio®️ PREMIUM加工済みです。
※全てのウイルス・菌に対して効果があるわけではありません。
※抗ウイルス加工とは
・繊維上の特定のウイルスの数を減少させます。
・病気の治療や予防を目的としたものではありません。
・ウイルスの働きを抑制するものではありません。
TioTio®️ PREMIUMの効果を測定した試験データはこちらから
サイズ :タテ約12cm、ヨコ19.5cm
素 材 :オモテ生地)綿80%、分類外繊維(葦和紙)20%
ウラ生地)綿100%(高島ちぢみ TioTio加工)
色 :オモテ)黒 / 裏)ネイビー
オモテ)キナリ / 裏)キナリ
◎「琵琶の葦布®️」グッズ3種類(マスク+浴室用タオル+巾着エコバッグ)とお礼の手紙…10,000円
お手紙と「琵琶の葦布®️」グッズ3種類(色が複数あるものは色もお選びいただけます。)
リターンについては全て日本郵便(追跡可能)によるポスト投函にて発送させて頂きます。
[ 資金の使い道 ]
・「琵琶の葦布®️」を活用した商品の販売と返礼品
・「琵琶の葦布®️」を活用した新素材及び新商品の開発費
・ボランティア団体「びわこ高島の葦を守る会」の活動基金
・公益財団法人「淡海環境保全財団」の活動基金(琵琶湖のヨシ原の保全活動基金)
・クラウドファンディング手数料
[ 実施スケジュール ]
2021年7月 プロジェクト開始
2021年9月 プロジェクト終了
2021年10月〜リターン品順次発送
[ 最後に ]
葦の群落は、私が小さい頃から身近にあった故郷の風景です。
それだけではなく、琵琶湖において、生き物のすみか、水質の浄化、文化的景観という三つの役割を持つ葦群落を保全すること、水質の保全、魚や野鳥が安心して卵を産んだり子どもを育てられる場所にもなっています。今回のプロジェクトを通じて、琵琶湖と葦が共生する自然を守る活動につなげていきたいと思っています。
【お問い合わせ】
高麻株式会社 中村正博
〒520-1511 滋賀県高島市新旭町藁園2001-1
電話:0740-25-2287
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るしがCO2ネットゼロアクション支援事業第1号の認定を受けました。
2021/08/30 17:14この度、当プロジェクトは滋賀県の推奨するしがCO₂ネットゼロ社会の実現に向けた『“しがCO₂ネットゼロ”ムーブメント』に賛同し、脱炭素社会の実現、温暖化防止(CO2ネットゼロ)に資する取り組みとして、CO2ネットゼロ(CO2の吸収)に貢献していると滋賀県のしがCO2ネットゼロアクション支援事業第1号認定を受けました。 もっと見る
目標達成!本当にありがとうございます。
2021/08/20 18:17【目標金額100%達成!感謝申しあげます】皆様からの温かいご支援のおかげで目標金額を達成することができました。心からお礼申しあげます。このような状況下の中でたくさんの皆様からいただいた応援の声を励みにさらなるネクストゴールを設定し、地域活性のため、琵琶湖の環境保全のため期間いっぱいまで頑張りたいと考えております。引き続きご支援いただきますよう、どうぞよろしくお願い致します。 もっと見る
どの製品も、魅力的ですが、マスクやタオル、そしてエコバッグなど洗いたいときの注意事項を教えてほしいです。
葦から布が作られる工程を見学してみたい。