2021/06/17 10:00

本日は光役の藍川きあらさんから届いたコメントをご紹介します!


■去年一年間、コロナ禍で何か生活の変化はありましたか?どんな生活を送っていましたか?

1番大きかったことは、人生で最後の卒業式が中止になったことです。小さい頃から出会いより別れの方が寂しいから卒業式が苦手だったのですが、ちゃんとした別れができない方がもっと寂しいことに気づいたり、思い出にできずにそこから時が止まってしまう感覚で記憶が途切れてしまった感じがして、何でもない当たり前の出来事は生活の上ですごく重要な役割を果たしていたんだなと思いました。

それ以外の生活面では、家にいる時間がとても増えて、特に1回目の緊急事態宣言中は、買い出し以外全く外に出ることもなかったので、近所のスーパーに食料品を買いに行くだけなのに遠足に行く気分のようなワクワクした気持ちで出かけていました。


■お家での時間はどのように過ごしていましたか?

ずっと忙しくてなかなか出来ていなかった、趣味の、映画鑑賞、読書、お菓子作りなど色々やりました。

あとは、ゆっくり時間が過ぎていくので、夕焼けをぼーっと眺めたり、外を眺める猫と同じ目線になって一緒に外を見てみたりなど、普段は忙しくて見えていない部分を見たり、聞いたり、感じ取るのが心地良くて素敵な時間でした!

撮影現場近くでも猫を眺めていました!

■この作品で楽しかったこと・嬉しかったことはどんなことですか?

楽しかったことは、連日撮影は常に楽しかったのですが、監督やスタッフさん達との合間合間の雑談の中で、映画には描かれていない部分の、要と光の関係性や出来事を予想したり想像したことを話したり、皆さんが話しているのを聞いていた時間が1番楽しかったです。

嬉しかったことは、撮影が終わったら光ちゃんのことを愛せていた自分に気づいて、自分から光ちゃんが抜けていくのが寂しいと思えたことです。お芝居を勉強していて壁に当たることが多い中で、この感覚を味わえたのは今後の糧になると思いました。

クランクアップの時の写真です!

■この作品で「これは頑張った!」ということは何ですか?

頑張ったことは、中華料理屋での要と光のラストの会話のシーンの撮影のとき、1番大切なシーンですが時間が押していて、でもどうしてもその日に撮り切らないといけなかったので、何となく空気で感じとる、いつも以上にNGは絶対出せないしミスは許されないな…っていう緊張感を感じながら演じたことです。キャスト2人とも物凄い集中力で演じたので無事NGもなく撮り終えました。集中しすぎて正直あまり記憶がありません…。良いシーンになっていると嬉しいです…!


■この作品「to…」を誰に届けたいですか?

コロナ禍で何かがうまくいかなくなってしまった方、予想していなかった未来が現実になってしまった方などに届けば嬉しいなと思います。

■最後に一言

私もコロナ禍で、決まっていたお仕事が飛んでしまったり、なかなか身動きが取れず苦しいことも多いですが、光ちゃんを演じたことで光ちゃんから希望をもらいました。この作品が誰かの希望になったり、少し心が軽くなったり、明日からもまた頑張ろうと背中を押せたらいいなと思います。皆様に作品が届く日を楽しみにしています!


今回は藍川きあらさんにコメントをいただきました!

今後キャストさん、スタッフのコメントも上げていく予定です!


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