みなさんこんばんは!
タイトルに数字を付けたように本日から何回か「獣が生きていた証シリーズ」をお送りしようと思います。養畜されている動物の皮にはほぼつかない傷や特徴がありますのでそれを説明していきますのでお手元にリターン品が届いたらぜひ該当する特徴を探してみてください!
では一回目はよく見るダニの嚙んでいた痕です。※そのものずばりの画像などはありませんのでご安心くださいw
ちなみにTOPの画像もダニの痕です。これはシカですが背中の場所全体にここまでついているのは珍しいのでピックアップしました。
2~3mm程度で大きなものは10mm近い痕が付いているものもあります。これはマダニと思われますが通常鹿のダニは小さくイノシシより沢山いると猟師さんなんかは言いますが種類が違うのか?と今思いましたので次回お会いしたら聞いておきます。
こちらはイノシシです。通常はこのように良く付く場所は決まっていて
・前足の付け根(人で言う脇のあたり)
・後ろ足の内側全体(特にお股のあたり)
右下に寄ると・・・
こんな感じで付いていることが多いです。
この個体は少ないですが多く付くのはヤマトダニ(ヤマトマダニ)で血を吸うと大きなもので吸血前の4倍にもなります!3㎜だと仮定すると12㎜・・・1cm超えるって凄いですね。。。
でもこういったものもタイトル通り生きていた証です。製革化が済んだあと悪さをすることはありませんのでどうか一生懸命生きていたと思って愛でて頂ければと思います。
そしてその証一つ一つが唯一無二の模様であり同じものはこの世に一つとない個性です!
自回はヌタとスリツケのお話です。