こんばんは。
国際交流シェアハウスやどかりの中野です。
みなさま、オリンピックは見られていますか。新しい種目で大活躍があったり、若い選手が増えていたり、目が離せませんね!
私もサッカーの試合を見ていました。スペインとの一戦。延長に突入する戦いでテレビの前に釘づけになりました。
誰かがボールをもつと、誰かが次のパスを出せるように動く。誰かがミスをしてしまっても、みんなが大きい声を出してサポートする。
団体競技、個人競技があるとはいえ仲間がすぐそばにいます。
今回の私たちのクラウドファンディングも同じです。大学生メンバーがサポートについてくれています。
二次選考として開催する「留学生版トライやるウィーク」のチームリーダーたちです。留学生と一緒に企業や施設での就業体験に参加します。
日本語のコミュニケーションをサポートしたり、時には受け入れ先の企業や施設の方とコミュニケーションをとってもらうことで留学生に「日本人同士のコミュニケーション(会話方法)」を見て学んでもらうことが目的です。
今回のトライやるウィークでは行政機関、企業、施設あわせて5つの活動場所を提供して頂きました。
上記の写真は「留学生版トライやるウィーク」の受け入れを検討してくださる方々に向けての説明会の様子です。
どの施設、企業も普段のアルバイトでは決して参加できないところばかりです。これほど多くの方にお越しいただいたことを本当にうれしく思っております。
留学生の多くは日本語をあまり使わない仕事をしています。例えば食品製造であったり、荷物の仕分けであったり、携帯の組立など。同じことを繰り返す仕事や数字を見て判断するような仕事が多いのです。
最近よく見かけるようになったコンビニや居酒屋で働いているような留学生は留学生からすれば「エリート」なのです。
また宗教上の理由からヒジャブをしたまま働くことができる場所を探す留学生もいます。しかし接客業のアルバイトはほとんどが不採用になります。日本語がとても上手なのに日本語を話さない仕事しか選べないという留学生もいます。
そのような中で今回は「日本で学びたい」という強い気持ちをもった奨学金メンバーに地域にある企業や施設を知ってもらうため、職業体験を通して仕事観を養ってほしいという想いから、この「留学生版トライやるウィーク」を二次選考に位置付けました。
一方で参加を希望してくださった企業や施設の方々も普段から外国人の方と接する機会があったり、お客様として来てくださる外国人の方々とよりコミュニケーションをスムーズに行いたいという想いから、留学生がもつルーツを必要としてくださいました。
「施設の利用規則をベトナム語で書いているけど、ニュアンスが伝わっているのかわからないので留学生に見てほしい」
「ミャンマー人留学生がアルバイトとして1人いるけど、とてもまじめに働いてくれる。なので他の国の留学生も一度会ってみたい」
そんな声を説明会では頂きました。
留学生にとっても受け入れ先である企業や施設の方々にとっても貴重な1か月となることを祈っています!
今後は活動を終えたインターン生からの「トライやるウィーク」活動報告もございますので、どうぞお楽しみに!