こんばんは!今日は昨日の神奈川県立音楽堂の定期演奏会の模様をチェリスト、長南牧人氏から活動報告させていただきます。(*^▽^*)
以下、長南氏のレポートです。
昨日、チェロのゲスト首席で来た桑田君は東京音大付属高校時代の1つ下の後輩、高校出て僕はフランスに留学しました。彼はそのまま東京音大に行き卒業と同時にN響に入団、一方、僕は留学先の先生が東京芸大の客員教授に招聘されて日本に来る事になり、その先生目当てで留学したので帰国、芸大に入ってその後神奈川フィルに入団しました。
↑昨日のチェロメンバー
昨日のコンサートは、何度もやっているベートーヴェンの交響曲第5番ですが、当コンサートマスター崎谷氏のアイデアのアプローチでとても良いコンサートになったと思います。やはりオケと言えども室内楽の延長なので、指揮者が居ても、常にああいった「インタープレイ」が出来ると良いですよね。それぞれが勝手な事を言うのではなく、他のパートの言う事も織り込んで自分の事を話せるとよいですよね。そういった意味では素晴らしいコンサートになったと思います。
おまけ
今弾いてる楽器は1999年のイタリア製、地中海沿いの街、ボルディゲラで出来た楽器。ボルディゲラはフランスとの国境ヴァンテミリアの隣り街、昔フランスからイタリアに旅行した時にパリからニースにTGV(新幹線)で出て、それから地中海沿いをローカル線でモナコを通ってミラノに行った時に通っているので、「あの辺で作られた楽器なのかな」とか想像を膨らませて弾いています。まだ若い楽器なので健康的で元気な明るい音がします。ネックが薄いので若干弾きにくいのが難点だけど、音は気にいってるのでしばらく使おうかな!