皆さんにご支援いただき馬たちを迎えることができてから一カ月が過ぎました。馬たちが到着する直前に飼育担当者が引き継ぎも無く突然姿を消してしまうというハプニングもありましたが、幸いにも新たな協力者を得ることができ、大きな混乱も無く、馬たちには不自由な思いをさせることなく新しい暮らしを送ってもらっています。現在は、元騎手の田村正光さんに指導をいただきながら、スタッフ皆で馬たちのお世話をしています。田村さんからは、日々多くの事を学ばせてもらっています。
馬たちの飼育を始めて初めて気づく事も多々ありました。その一つが、寝わらとして大量の藁が必要な事です。それによってアサザ基金の水源地再生事業から出てくる大量の藁が有効活用できる事にもなりました。馬たちは、毎日無農薬の藁をたっぷりと厩に敷いてもらっています。また、使用後の藁を使った堆肥によってアサザの田畑での有機栽培とも繋がりました。
飼料も、地元の企業や農家に協力してもらい広大な草原で十分な量の採草をさせてもらっています。
休日には、親子連れが馬たちを見に来てくれるなど、少しずつ地域にも変化が見えて来ました。
アサザのスタッフが馬たちの事をよく理解し、十分な体制を組む事ができたら、より多くの方たちに馬たちと触れ合ってもらうようにしたいと思います。
このような状況ではありますが、ご支援いただいた皆さんには、機会ありましたら、ぜひ馬たちを見に来ていただければと思っています。
その際は、ご連絡下さい。
いま、新しいスタッフの募集もしていますので、皆さまからご紹介いただける方がいましたら、よろしくお願いします!